「週報メッセージ」カテゴリーアーカイブ

2020/2/14 週報メッセージ

オンライン臨時年会に参加して

朝位 真士 

  1月31日(日)14時半から16時20分迄オンラインでホ群の臨時年会が開催された。議案①ホ群委員長選挙、②ホ群副委員長選挙、③ホ群書記選挙、④ホ群臨時年会議事録承認の件、その他としてパートナー教会のグループ等のプログラムで開催された。私共は未だ慣れていないので大変心配したが、ITチームの先生方によって会はスムーズに進んだ。選挙では、ホ群委員長横山基生先生(志木教会)、副委員長大友英樹先生(赤羽教会)、書記澤田武先生(小松川教会)が決定した。

 パートナー教会は15グループに分類され、桜ヶ丘教会は11グループに入り、宮崎清水町教会(山口英希先生、宮崎)、舘坂橋教会(村上義治先生、岩手)、日野原記念上尾教会(長橋和彦先生、埼玉)と同じグループとなった。四教会がホ群の協働牧会教会としてこの一年、祈りとお交わりをしていく。具体的には、週報を交換し、祈りの課題を出し合い、コロナウイルス感染症流行が終息すれば、牧師や教会員の交流ができればよいと考えている。できることから始めればよいと思う。毎年交換する予定だが、ホ群の教会・伝道所を一つでも知っていただき、祈り合い、助け合い、経済と時間的余裕があれば説教交換等ができれば理想的である。

 ズームで久しぶりにホ群の牧師・信徒の方々にお会いできて、大変感謝であった。

2021/2/7 週報メッセージ

 朝位牧師のある一日

朝位 真士 

 コロナウイルス・パンデミックの今日この頃ですが、私のある一日の行動を皆さんにお知らせいたします。

 私は早朝五時頃起床して、30分間位、黙想しています。具体的には『アパルーム』の日課、教団『信徒の友』の日課を読み、黙想と祈祷に時間を費やします。ホ群教会、九州より北海道までの教会・伝道所の牧師のために祈祷します。

 先日は大変多忙でした。まず教会の会計事務(主に銀行に入出金)をして、次週の礼拝の週報を12~3通郵送。そして十数軒を訪問して、次週の週報と伝道用の新聞を配付・ポスティング。私物のパソコンが壊れたので電気店に修理依頼。エアコンの点検・修理で業者の方と面会。13時から15時までズームでホ群教師会に出席。15時過ぎ、会堂の椅子の修理業者が来られて、受け取り。午後も何軒か訪問。特に病者ならびに教会から離れておられる方を訪問。その時、家の前で本人と数分話し、祈りの課題を伺い、一緒に祈りました。仕事で教会に出席できないが、日曜日の礼拝のユーチューブ配信を見て、礼拝を献げているとの嬉しい話を聞きました。彼は仕事で日曜日に手が離せませんが、ユーチューブ配信で礼拝を守っておられ、感謝なことです。

 多忙な一日が終わり、神様に感謝を献げました。教会の皆様方のことを常に思いつつ、祈りつつ、過ごす一日でした。

2021/1/31 週報メッセージ

信仰生活の基準

朝位 真士 

  2021年に入り6回目の礼拝を守ることができて感謝しています。コロナウイルス感染症流行がなかなか収まらない今頃です。ここでもう一度、1517年10月31日に宗教改革をしたルターの「宗教改革の信仰」を整理してみましょう。『新キリスト教ガイドブック』によると、宗教改革者が主張した信仰の内容は次の3点に要約できます。

  (1)信仰のみー人間が、神によって罪の赦しを受け、義と認められ救われるのは、ただキリストを信じる信仰によってのみです。これは、信じてなお、現世で善行を積み、罪のつぐないをすることによって救われると考えたカトリック教義とは根本的に違います。

 (2)聖書のみー人間の信仰と生活にとって、最終的規範となるのは、地上の教会の権威ではなく、神の啓示としての聖書です。イエス・キリストがかしらである教会は、つねに悔い改め、改革されていくべき未完成の群です。

  (3)万人祭司ー救いのためには、神と人間の間にキリスト以外にいかなる仲介者も必要でありません。救いは司祭の儀式や秘跡(礼典)によるものではないのです。一切の聖人礼拝が否定されます。むしろすべての聖徒が聖書に定める祭司であり、キリストを通して神との交わりをもつことができるのです。

 私は三つの「宗教改革の信仰」を心にとめつつ、信仰生活を送っていきたいと思います。それと同時に信仰生活には、基本的原則を実践しなくてはなりません。まず、1日の始めに、①聖書を読む。『アパルーム』や『信徒の友』の日課、その他の黙想書を参考にします。②お祈りをする。私は教会の関係者(ホ群の教職、信徒、求道者)、政治、経済、教育、病気の方、救われる家族、友人知人のために祈ります。また、キリスト教の新聞や印刷物を訪問・郵送でお届けして、キリストを伝えます。③奉仕する。教会の内外で、主の証し人として愛の奉仕をします。私達のカバンの中に、愛の心、感謝の心、信仰の心を入れておきましょう。

2021/1/24 週報メッセージ

「この町には、わたしの民が大勢いる」

朝位 真士 

  今年は使徒18章1~11節が与えられました。特に9~10節「恐れるな。語り続けよ。わたしがあなたと共にいる。・・・・・・この町には、わたしの民が大勢いる」という御言葉が与えられて、今年も昨年に引き続いて、「祈りと宣教」を目標として密室で祈り、公的集会で祈り、時が良くても悪くても御言葉を宣べ伝えなければならないと示されています。

 1月7日、政府は「緊急事態宣言」を東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏四都県に発出し、主な感染防止対策として4つの点が特記すべき事として知らされました。①外出自粛-午後8時以降の不要不急の外出自粛を住民に徹底。②営業時間の短縮-飲食店、バー、カラオケなどの営業時間は午後8時まで。酒類の提供は午前11時~午後7時とすることを要請。③出勤・通学など-出勤者数の7割削減をめざすことを含め、在宅勤務(テレワーク)や交代勤務などを推進する。小中高校、大学、幼稚園、保育園などは原則開く。④イベントの開催、施設利用の制限-飲食を伴わず、5千人かつ会場の収容率50%以下で開催。午後8時までの営業時間短縮を働きかける。期間は2月7日までの1ヶ月の予定だそうです。教会の諸集会も影響を受けそうであると心配しています。

 私は過日、次週の週報を二十数軒、ポストに入れたり郵送したりしました。その時、教会に出席されていない信者・求道者の方々にお会いして、お祈りして別れました。いつか、このコロナが終息して、自由に諸集会に出席できることを祈ります。ユーチューブ配信も貴重な宣教のツールです。教会に出席できない方々は、桜ヶ丘教会のホームページをクリックして、礼拝を守ってください。そして、通常の礼拝が一日も早くできることを祈る今日この頃であります。

2021/1/17 週報メッセージ

コロナウイルス感染症に思う                                              朝位 真士 

  昨年の1月よりコロナウイルス感染症が日本ならびに全世界に流行して、現在もなかなか終息の見通しが立ちません。そのような現実の中で、私はユーチューブである礼拝のメッセージを聞き、T牧師が語っておられたことに感動しましたので、その恵みを桜ヶ丘教会の皆様と分かち合いたいと思います。

 まず先生は「コロナの本質は何か」について3つの観点から述べておられました。①生命の恐怖。死ぬのではないかという不安です。病気で死ぬのではないかという恐怖です。②絶望的な恐怖。コロナウイルス感染症流行の最中で、自分も感染するかもしれないという不安の中にあります。それに対して、イエス様が語られたマタイ6章25~34節を引用されました。「思い悩むな。」「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」神様は最善以下をなさらない御方であります。すべてを神様に委ねて、任せて生きること、神様に対する信仰を強く持つことが大切です。③社会的な恐怖。コロナに感染すると他者がどう思うかという不安です。しかし、私は先生が言われたことを印象強く感じました。まず祈り続けること、また信仰を持って証しをすること。周囲がどう思うか、皆がどう思うかより、神様の最善を信じて生きることです。「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」(ローマ8・28)私の愛唱聖句です。  この2021年、明日何が起こるか誰も知りませんが、全知全能の創造主なる神、御子イエス・キリスト様、聖霊なる三位一体の神は、私たちのすべてを御存知です。この方に全幅の信頼を持って、この年も歩んでまいりましょう。主に感謝!!

2021/1/10 週報メッセージ

最近の出来事に想う

 朝位 真士 

  2021年の元旦礼拝、第1聖日礼拝も終わり、第2回の礼拝を迎えるにあたって、昨年起こった二人の方の召天に思いをめぐらせてみたいと思います。

 一人は狛江教会の担任教師として御用されたH先生です。師は長年婦人牧師として、また聖書学校教師、女子少年院教誨師・篤志面接委員として御用されました。昨年12月20日午前11時10分、天に凱旋されました。90歳でした。私共のホ群の教師、教団の教師として大変良い働きをされ、特に少年院においては長年少女達の更生教育のためにボランティアとして授業や面接をされました。中にはクリスチャンになった者もおり、そのお母さんは献身されて牧師となり、神学校の教師をしておられるということを伺いました。私も同じ少年院で奉仕をさせていただいていますが、いつもニコニコとされ、物事を前向きに考えて行動される若々しい先生でした。師は生前「私は12月20日のクリスマス礼拝の時間に天に帰るの」とおっしゃっていたそうですが、本当にそのように凱旋されました。

 もう一人は私の実妹です。4年前に肺がんの末期(ステージ4)と医師に宣告されていました。私はその時、九州の妹の病院を訪問し、ノンクリスチャンでしたが詩編23編を引用して天国への備えのメッセージをし、祈って笑顔で別れました。下の妹より、12月

21日午前7時頃に召天したという報告を受けました。彼女は、家の貧しさのために学校に行けなくて、若い頃から自立し、結婚して一人息子を育てました。30代で夫を亡くし、母子家庭で一生懸命子供を育てました。今息子はある会社の社長として親孝行をしています。最高の治療を施しましたが病気には勝てず、76歳の生涯を終えました。

 お二方のご遺族の上に、神様の慰めと祝福を心よりお祈りいたします。「しかし、わたしたちの本国は天にあります。」(フィリピ3・20)アーメン。

2021/1/3 週報メッセージ

今年与えられた聖句とその導き

朝位 真士 

  今年は使徒18章1~11節の御言葉が与えられました。特に「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない。この町には、わたしの民が大勢いるからだ」という御言葉に、神様の聖なる幻とヴィジョンが与えられました。桜ヶ丘教会が宣教開始九八年目を迎える新しい年に、困難な地である東京都杉並区の区域で、神様は私たちにパウロのように宣教のヴィジョンと信仰を与えられたと信じるものです。もちろんこの業は神様の業ですが、私共一人ひとりが主の手足となって働かなければならないと思います。

 昨年からコロナウイルス・パンデミックの状況で、世相が大変不安な状況にあります。政治、経済、教育、また私共一人ひとりの生活の中に不安の要素が入ってきています。イエス様は「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである」(マタイ11・28~30)とおっしゃっています。今、人々は人生の重荷に押しつぶされて悩み,苦しみ、精神的苦悩の中にいると、私共は1994年に赴任して26年間感じてまいりました。今こそ、主イエス・キリストの福音を大胆に宣べ伝える時ではないでしょうか。

 私は信仰を持って60年目になりますが、本当に若い時に単純に主イエス様を信じて、恵みをいただいていますことを、神様と皆様に深く感謝申し上げたいと思います。この

2021年、どんなことが起こっても「万事を益としたもう神」(ローマ8・28)を信じて、桜ヶ丘教会の関係者の皆様と共に歩んでまいりましょう。

2021/1/1  週報メッセージ

2021年を迎えて

朝位 真士 

  新年あけましておめでとうございます。御言葉を与えてくださいと祈っていましたら、使徒18章1~11節が与えられました。特に9~10節、「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない。この町には、わたしの民が大勢いる」という御言葉が与えられて、今年も昨年に引き続いて「祈りと宣教」を目標として、密室で祈り、公的集会で祈り、時が良くても悪くても御言葉を宣べ伝えなければならないと示されています。

 昨年はコロナウイルス感染症流行のために礼拝が制限され、年輩者や病気に罹っておられる方の出席を自粛していただきました。私自身も高齢で病気に罹患していますが、神様と教会員の方々の御理解をいただいて主の御用をさせていただいています。私は神様から「使命がある限り生かされる」という信仰が与えられています。もちろん教会員の皆様方、各々の信仰の決断において行動をおとりくださって結構です。

 昨年は感謝なことに3人の方が受洗の恵みに導かれました。これはコロナ禍における神の恵みの奇跡だと思います。皆様方の強い信仰と行動によって3人の方が救いに入れられたと感謝しています。今年は神様が私共の教会にどのような恵みの業をなされるのか、期待を持って待ち望みたいと思います。

 私共の教会は開拓されて今年で98年目に入ります。1923年6月1日、初代牧師である板井康裕先生が渋谷で開拓され、1975年、西海静雄先生・満希子先生御夫妻の時にパールハイツ桜上水というマンションに会堂が与えられ、その後1997年12月17日、現在地に土地と建物が与えられて今日まで主が守って導いてくださいましたことに感謝いたします。

2020/12/27 週報メッセージ

 2020年を振り返って

朝位 真士 

  今年はⅠテモテ2・1~7を通して御言葉が与えられました。特に「まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい」という聖句が与えられて、「祈りと宣教」という説教題の元旦礼拝からスタートしました。しかし、1月に中国で新型コロナウイルス感染症が発生し、日本では4月7日にコロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されました。教会も三密を避け、手指の消毒、換気に留意し、各集会(婦人会、ホープ会、青年会、エリム会、ふれあい会、夕拝、昼食)は中止しました。5月10日からはU姉のご配慮により、礼拝説教をユーチューブで配信し、礼拝に来られない方は自宅で礼拝を守っています。そのためにA兄にご尽力いただき、週報を毎回郵送させていただいています。また今年も「さくらんぼ通信」と2021年カレンダーを、S姉にご尽力いただき発行しました。

 特記すべき出来事としては、4月12日イースター礼拝に11名が出席し、5月31日ペンテコステ礼拝ではO兄姉々が受洗されました。同じく5月31日に、S姉のご尽力により桜ヶ丘教会公式ホームページが公開され、ユーチューブの配信動画や週報記事を掲載いたしました。9月12日に敬老感謝礼拝で75歳以上の方々15名を祝福いたしました。12月20日にはクリスマス・チャペルコンサートで、ベアンテ・ボーマンご夫妻の演奏とメッセージがあり、M姉の受洗式が行われました。

 なお6月7日の創立記念礼拝(岸先生のチャペルコンサート)と10月18日の高田光比古ジャズコンサートは、コロナ禍のために非常に残念ですが中止いたしました。2021年は再開されることを祈っています。

2020/12/20 週報メッセージ

クリスマス・チャペルコンサート                                        

朝位 真士 

  今年もベアンテ・ボーマン先生、ルリ子先生をお迎えできて、心より感謝申し上げます。先生方は1999年12月よりクリスマス・チャペルコンサートを続けてくださり、今年で22回目になります。

 ベアンテ先生は1951年スウェーデンのファルン市で誕生。12歳からチェロを始められ、1971年ストックホルム王立音楽大学で最優秀賞を受賞して卒業。1971年から72年、ゴテンブルグ市の国立歌劇場の首席チェロ奏者を務められ、最終的にはフィンランド政府給費留学生として1979年シベリウス・アカデミー大学院を首席で修了。1980年から2011年までの31年間、東京交響楽団の首席チェロ奏者を務め、現在チェロ奏者として室内楽等の演奏活動の他に、チャペルコンサートをはじめとする宣教の働きに携わっておられます。またフィンランド、ヘルシンキ市のラマト・プフ聖書学校で聖書を学び、1992年カリフォルニア神学大学院より名誉神学博士号を受けられました。またインターアクトの協力宣教師でもあられます。

 ルリ子先生は武蔵野音楽大学ピアノ科卒業後、西ドイツ国立フォルンバンク大学、シベリウス・アカデミーの各マスタークラスで学ばれ、ベアンテ先生と共に各地で良い奉仕を続けておられます。  1999年、最初にベアンテ先生夫妻が来られた時は62名の出席でした。今年は新型コロナウイルス感染症流行のため、いつものように新聞折り込み広告で外部にお知らせしたり、トラクトを配布したりすることを控えました。そして少人数でベアンテ・ボーマン先生のチェロ演奏とメッセージをうかがいたいと思います。2千年前にイエス様が誕生された時も、ヨセフとマリア夫妻は静かにお祝いしたのではないでしょうか。今年も私たちの心の中に主イエス・キリストをお迎えしましょう。ハレルヤ!!