
桜ケ丘教会88周年記念礼拝


2011年後半に向けて
朝位 真士
「十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です。」
(Ⅰコリ1・18)
「神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになったのです。」(Ⅰコリ1・21b)
「ユダヤ人であろうがギリシア人であろうが、召された者には、神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです。神の愚かさは人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからです。」(Ⅰコリ1・24~25)
2011年も早数ヶ月経過してきました。いよいよ5月29日(日)の創立88周年記念チャペル・コンサートが近づいてきました。講師は有名は岸義弘先生で、テナーサックスとメッセージ。私共の教会には10回以上来られています。7月31日(日)には教団東調布教会牧師の湯本春実牧師。この教会は、かつてはホ群の委員長、東京聖書学校校長小出忍先生や西海静雄・満希子先生(桜ヶ丘教会前任牧師)が牧会された、群の中心的な教会です。10月30日(日)には、仏教僧侶からキリスト教牧師になられた松岡広和先生が来られます。大いに期待しましょう。
12月18日(日)にはクリスマス・チャペルコンサートで、ベアンテ・ボーマン先生・ルリ子先生をお迎えして、チェロ演奏とメッセージを予定しています。
9月25日(日)午後には、キリスト伝道会東京地域主催のチャペル・コンサートが桜ヶ丘教会で行われ、ナザレン青葉台教会牧師の江上環先生をお迎えいたします。
このように2011年の後半は特別集会やチャペル・コンサートが続けて開催される予定です。どうぞ皆様方、お祈りと同時にそれぞれの集会に積極的にご出席ください。それと同時にどなたかをお誘いくだされば大変感謝なことです。今年も救霊のために祈ってください。
桜ケ丘教会チャペルコンサートへのご案内 大いなる救い
朝位 真士
ウェストミンスター大教理問答の中に、「人生の目的について」の問があります。その答には「人間のおもな最高の目的は、神の栄光をあらわし、永遠に神を全く喜ぶことである」とあります。今月29日(日)午前10時半、創立88周年記念チャペル・コンサート&メッセージとして、岸義紘先生(JTJ神学校校長)による特別集会を予定しています。聖書はマタイ11章28~30節で、「人生の休みと安らぎ」という題で語っていただきます。期待しましょう。
幸福な人生、平和な世界を求めつつ、それが得られない。これは人間の歴史が始まって以来の問題です。物質生活は豊かになり、科学知識は向上し、教育の施設・方法は進歩し、科学改革の道もとられています。しかし、人の心には憎しみ、貪欲、汚れが満ち、世界には不義と暴力がはびこっています。どこに救いがあるのでしょうか。その答は聖書の中に書かれています。
聖書には、おもしろい歴史、深い道徳の教えや人生哲学も書かれています。しかし、書かれた目的は、まことの神を知り、そのお方を信じてすばらしい人生を歩み、死後には永遠の命をもつようになることです。聖書は、神ご自身が私たちのために語られた愛のことばです。聖書の中に、幸福になる救いの原則がはっきりと記されています。
「これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。」(ヨハネ20章31節)
救いの第一原則は神を知ること。第二の原則は罪を知ること。第三の原則はキリストの救いを信じること。第四の原則は信仰です。まだ「大いなる救い」を経験されていない方は、5月29日(日)のチャペル・コンサート&メッセージに期待しましょう。ハレルヤ!!
母の日の想い出
朝位 真士
アメリカのヴァージニア州のウェブスター町にあったメソジスト教会に、アンナ・M・ジャーヴィスという教会学校の教師として26年間奉仕した夫人がいました。ある日曜日に、モーセの十戒より第5戒の「あなたの父と母とを敬え」の箇所より話し、「皆さんの中からどなたか、お母さんの偉大な愛に対し、心から感謝を表す方法を考え出してくださる方のでることを望みます」と語りました。そのとき娘のアンナは、お母さんの話を感銘深く聞いていました。その後ジャーヴィス夫人は亡くなり、教会で追悼会が開かれました。娘のアンナは母から聞いたことばを思い出し、たくさんのカーネーションの花をささげてお母さんをしのびました。このことが列席者一同に大きな感動を与え、百貨店王といわれ、後に大臣になっても教会学校の校長を続けたジョン・ワナメーーカーの賛同を得、同氏の店頭で5月第2日曜日に盛大な記念会が催されました。これが母の日の始まりで、1908(明治41)年のことでした。1914年にアメリカの議会は、5月第2日曜日を母の日と定め、国旗を掲げてお母さんに敬意を表すことになり、やがて母の日は全世界に広まったのです。
母の日が来るこの時、私がいつも想い出すのは母のことです。母は1915(大正4)年に誕生し、父と結婚して5人の子供が与えられ、2人は幼くして亡くし、私と妹2人が残されました。事業をしていた父を助け、子供達を養い、いつも笑顔をもって積極的に活動していました。良い母であり、父にとっては良い妻でしたが、50歳という若さで急逝しました。しかし私の心の中には、今も母の教えや感化が生きています。母の日になる時期に亡き母に感謝をしています。「わが子よ、母の教えをおろそかにするな。」(箴言1・8)
写真:K/Kさん提供 2011年度教会総会を終えて
朝位 真士
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」(Ⅰテサ5・16~18)という聖句が与えられ、「喜び、祈り、感謝せよ」、「個人信仰の確立、全家族の救い、個人伝道による教勢倍加」という目標・祈祷課題が与えられて新年度がスタートしました。4月24日(日)礼拝後、第一回の教会総会が礼拝堂で開催されました。現住陪餐会員51名中、出席者24名、委任状16名、合計40名で開催。1、祈祷、2、教務報告、3、2010年度決算報告、4、その他の内容で、議事が進行しました。私は、この教会総会のため、役員の方々がいつも多忙な中、時間と賜物を主のために喜んで捧げておられることに感謝しています。教務報告では、昨年4名の方々が召天されたことは教会にとって大変な痛手でありました。また会計報告では、本当に神様の一方的な恵みとしかいいようのないことが起こりました。長年の祈りであった、毎月27万5600円、20年のローンが14年で完済されました。これはまさしく神が人を動かしてなされた御業であります。これからもこの会堂を主のために有効活用して、一人でも多くの方々が主イエス・キリストの救いに与り、天国へのパスポートをいただき、罪の赦しによる平安と喜びと感謝の日々を送っていただきたく祈るものです。
桜ヶ丘教会関係者が、2011年度すべての面において成長、前進が与えられるよう祈ります。そして主イエス・キリストが再臨するその時に、「忠実な僕、よくやった」とお褒めの言葉をいただきたいと思う次第です。ハレルヤ!!
桜の花の季節が北上しています。