榊原紀惠子 のすべての投稿

2010/4/11 週報メッセージ

   ある神学校入学式に列席して
                                                             朝位 真士
 4月8日、午前10時30分、我が母校T神学校の入学式があった。
5人の入学者が与えられた。20代から60代とバラエティに富んだ年
齢構成。男性3人、女性2人、主婦、勤め人、独身と、これもいろいろ
である。
 私はそこで、S校長のメッセージに非常に感動を覚えた。聖書ローマ
8章26~30節、「万事を益に」という題で、我らの群の初代校長O牧師
の愛唱聖句ローマ8章28節「神を愛する者たち、つまり、御計画に従っ
て召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わ
たしたちは知っています」を中心に、熱く語られた。私もO牧師の自筆
を頂いているが、機会ある毎にこの御言葉「万事を益に」ということが、
私の信仰生活、牧会生活に心強く助けとなっている。神様は最善以下
のことをなさらないお方である。信仰を持ってこれを受けとめ信じて従
うことは幸いである。
 入学者5名、3ヶ月は試みの期間であるが、信仰の生涯、献身の生涯
を全うして頂きたいと強く心に祈るものである。ちなみに私は1975年
3月に卒業して35年経過したが、神様の助けと教会の方々の祈りに
よって支えられていることを、主イエス・キリスト様と皆様方に深く感謝
させていただきたいと思う。

イースター礼拝の後で

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本日、イースター礼拝で、朝位先生の力強いメッセージをいただき、どんな時にも喜び、感謝し、希望を持って、主と歩んで行くことの大切さを改めて考えさせられました。
 
また、エッグもいただき、主のよみがえりみんなでお祝いいたしました。
 

2010/4/4 週報メッセージ

   イースター(復活節)を迎えて
                                                               朝位 真士                            「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも
受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわた
したちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また、聖書に書いてあ
るとおり、3日目に復活したこと、ケファに現れ、その後12人に現れ
たことです。」(Ⅰコリ15・3~4)
 右の聖句は、パウロがキリストの復活を記した箇所です。2010年
4月4日、イースター礼拝に臨んでこの聖句が与えられました。2009
年度は4人の受洗者と1人の入会者が与えられ、御名をあがめていま
す。私は1994年に家族で赴任して、17年目を迎えさせていただい
ています。教会は目に見える姿では決して豊かではありません。人数的
にも、財政的にも、設備的にも。しかし、教会は決して目に見えること
のみで評価すべきではありません。霊的な事柄も大切です。35年の伝
道者生活で、私は今が一番幸せです。なぜなら私の思いとは異なって、
神の御計画が先行しているからです。
 「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認すること
です。」(ヘブライ11・1)
  もちろん信仰は、復活の主と生きて、主の証人として生活して、1人
の魂を愛して主にお導きすることです。生涯に1人の魂を主にお導きで
きるように祈りましょう。

2010年イースター礼拝

イメージ 1桜の花が咲き始めました。
そして、ここ数日花冷えのする寒い日が続いています。
冬の寒さが戻ってきたような感じですね。
4月ももう直ぐですが、2010年イースター礼拝は、4月4日来週の日曜日です。
 
2010年度のカレンダーも作成でき販売を開始いたしました。
どうぞ、皆様、ご友人の方々にご紹介いただき、御言葉つきのカレンダーの温もりをお伝えいただきますようお願いいたします。

2010/3/28 週報メッセージ

   クリスチャン生活の実質
                                                              朝位 真士
 キリストを信じて新しい人生を歩み始める人々は、生まれたばかりの
幼子のようなものです。この子に必要な栄養を与え、力を与え育てる働
きをしている方が聖霊なる神です。聖霊なる神は、父なる神、子なる神
と同じように生きた人格をもって働く神です。キリストを信じる者の全
人格に働きかけておられる方なのです。
 キリストを信じ新生を得た人々は、その人間性が聖霊によって新しく
造り変えられていくのです。この人間再創造の働きを「聖化」といいま
す。そして聖化とは神の聖さが信仰者のうちに回復されていくことを示
しています。
 ①聖化(きよめ)への道
 聖化への道は人間の力で実現できるものではありません。聖霊なる神
の働きによって信じる者に与えられる一歩的な祝福だからです。聖化の
働きは瞬間的に人間が完成されるというものではなく、少しずつ、新し
い人間性の成長と共に与えられていくのです。聖霊に満たされることに
よって、初めて神に捕らえられ、きよめられ、神のよき器とされ、賛美
に満ち、霊的実を結ぶ生き生きとしたダイナミックなキリスト者の人生
がおとずれるのです。次回へ続く。

2010/3/21 週報メッセージ

   キリスト者生活の出発点                                                                 
                                                                                                                                                                             朝位 真士
 信仰の結果、五つのことが与えられます。
 ①新生 キリストを信じることによって人間の内側に神から永遠の命が与えられ、新しく生まれ変わることです。信仰によって人間は永遠の世界、神の国に生きる命をもつようになるのです。死と滅亡の世界から永遠の命の世界へ移されることでもあります。
 ②義認 罪人が神の前に無罪とされ、義と認められることです。人間のもっている原罪には二つの要素があります。それは罪の性質と、さばきを受けるべき「とが」の二つです。前者は新生によって救われます。永遠の命が与えられることで、罪の性質が造り変えられ、清められていくからです。後者は義認によって解決されます。
 ③神の子となること 神の子として生きる新しい力のことです。神の子となるということは、神の家族の一員に加えられることであり、また神の国を受け継ぐ者とされることです。
 ④神との平和 人間の神に対する敵意がまったく取り除かれることです。そして神の前に絶対的な平安をもつことです。
 ⑤救いの確信 信仰によって与えられた祝福が決して変わるものでないことを、人間の知性、感情、意志のすべての人格的な機能をもって確認することです。キリストの福音を伝える手段、方法は変わっても、福音そのものは変わることがありません。神は真実であり、その愛と力において変わることがないからです。キリストの約束も不変です。この確信を、パウロはローマ8・35~39に語っています。ぜひ聖書を開いて見てください。
 次回はクリスチャン生活の実質を記します。                                                     

2010/3/14 週報メッセージ

   キリスト者生活の出発点
                                                           朝位 真士
 クリスチャン生活の出発点で、何を信じたらクリスチャンになるのか。まず第一に真の神を信じること。第二に神の前に罪を認め悔い改める。その中で肉の働きをローマ1章18~31節を引用します。
 悔い改めとは何かということです。それは、自分の心を神に向け、罪の赦しを願うこと(回心)です。人間は誰でも罪の性質をもっており、ゲーテも言ったように、「人は努力をするかぎり罪を犯してしまう」からです。
悔い改めとは、罪から神への心の方向転換をすることです。そして、神の力と愛を心を開いて真剣に求めることです。
 キリスト者生活の出発点の第三は、キリストを救い主として認めること。聖書は、キリストを人間の罪と死からの救い主であると明言しています。その救い主キリストの働きとは、端的に言えば、神の大いなる愛のゆえに十字架にかかり、人間の身代わりとして死という刑罰を受け、三日後に復活され、死に勝利されたことです。キリストは復活されたからこそ、人を罪と死の世界から救うことができるのです(ヨハネ11・25)。復活の主キリストは天に帰られましたが、また再びこの地上に来られ、救われた者がすべてよみがえり、神の国を完成させると約束しております。
 第四に、キリストを自分の救い主と信じる。
 第五に、信仰を告白する。「口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。実に、人は心に信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。」(ローマ10・9~10)
 第六に、信仰の結果、新生、義認、神のことなる。神との平和が与えられ、救いの確信が与えられます。人間の知性、感情、意志が人格的な機能をもって確認するのです。

2010年度カレンダーについて

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写真:3月7日礼拝お花

教会員の皆様、3月を迎えて、桜咲く春が待ち遠しい日々です。
お仕事や病気など、様々なご事情で御会いできない方々もいらっしゃいますが、4月イースターももう直ぐですね。

教会では、ただ今カレンダーを作成中です。
売り上げは金は、教会建物補修などの費用に献金として捧げさせていただきます。
3月21日には、ご希望の方々にお渡しできるように進めております。
2009年度カレンダーも好評のうちに完売いたしました。
どうぞ、2010年度も、日々ご利用くださいますよう、作成の件お知らせいたします。

2010/3/7 週報メッセージ

   キリスト者生活の出発点
                                                          朝位 真士

 福音とは、喜びの知らせであり、救い主キリストの働きをいいます。では何を信じるのでしょうか。
 ①真の神を信じること。その理由は、人間が神によって造られたからです。私たちは母の胎内において神から命の息吹を受けて生まれました。ですから人間はだれでも神との生きた人格的な関係をもたなければ真の平安と意義のある人生を送ることはできません。その生きた交わりとは、神を信じ、神を愛し、神の栄光のために生きる時に体験されるのです。次に何をすべきでしょうか。
 ②神の前に罪を認め悔い改める。その理由は、人間が生まれつき神に背いてしまう罪の性質(原罪)をもって生まれてきているからです。では、罪とは具体的にどのような内容をもっているのでしょうか。不義、悪、むさぼり、悪意、ねたみ、殺意、争い、欺き、悪だくみ、陰口を言う者、そしる者、神を憎む者、人を人と思わぬ者、悪事をたくらむ者、親に逆らう者、わきまえのない者、約束を破る者、情け知らずの者、慈愛のない者など(ローマ1章参照、新改訳)。また、人間の「肉の働き」のリストも記されています。肉の働きとは、人間の心と体が罪の法則に支配されていることから生じる罪です。
 それらは、不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、争い、そねみ、酩酊、遊興、そういった類のものです(ガラ5・19~21)。しかもその罪の働きのゆえに、人間にはすべて死という神のさばきが与えられています。死とは、魂の死(神との交わりを失ってしまう)、肉体の死、第二の死(死後に神のさばきを受け、信じない者は永遠の滅亡と苦しみに落とされる)です。
 次回もこの続きを記します。

2010/2/28 週報メッセージ

   キリスト者生活の出発点
                                   朝位 真士
 最近、教会に求道者(未だ信仰していない者)の方が何人か、毎週礼
拝に出席されています。そこで、信者ももう一度信仰の原点に帰ってみ
たいと思います。
 何を信じたらクリスチャンになるのか。一般的に考えられている道徳
教や自己修養というイメージで測れないことは、これまでの聖書の主張
から確かです。また、聖書の膨大な真理をすべて学習し、それをみな信
じなければクリスチャンになれないのかというとそうではありません。
クリスチャンの道には「出発点の信仰」というものがあります。キリス
トご自身や使徒たちが最も大事なこととして伝えた、これだけは信じて
クリスチャン生活を始めるのだという基本的な信仰があります。
 それは、天地の創造主である唯一の真の神を信じ、その神の前に自分
の罪を認めて悔い改め、イエス・キリストが十字架のあがないと復活に
より救いの働きを全うされた、自分の罪と死からの救い主であることを
信じることです。それによって初めてクリスチャンとしての歩みを一歩
踏み出すことになるのです。これはまた一言で、「キリストの福音を信
じる」とか「受け入れる」とか言います。福音とは、喜びの知らせであ
り、救い主キリストの働きをいいます。
次回はこの続きを記します。