榊原紀惠子 のすべての投稿

2010/2/21 週報メッセージ

   「四旬節(レント)」を迎えて
                                   朝位 真士
 先週の17日は灰の水曜日。悔い改めのしるしとして額に灰を受け、
四旬節(受難節・レント)に入ったことを味わう教会の習慣がありま
す。2月17日から復活祭までの40日間あまり、特に主の十字架に至
る苦難を覚えて奉仕と克己の生活に努めます。
 私は先週3人の老姉を訪問させていただきました。最初はK姉です。
姉は長く自宅で祈り、また教会のために尊い献金を捧げてくださってい
ます。たえずニコニコとして私たちを迎えてくださり、毎週投函される
週報の記事の一つ一つを注意深く見られて、熱心に祈ってくださってい
ます。私が訪問すると、教会出席を毎週されているように一つ一つの事
柄、内容を把握されています。教会総会の委任状を預かりました。
 次にY姉を訪問しました。転倒されて1ヶ月半、絶対安静という状態
だったので、私は寝ておられると思い玄関のベルを押すと、なんとご本
人が応対されたので大変驚き嬉しく思いました。家に入って少しお話を
して、教会のため、個人のために祈りをして、委任状を預かって帰りま
した。
 最後にN姉です。長く体調を崩されていましたが、家の中に入れてい
ただき、少しの時間いろいろとお話をさせていただきました。お祈りを
して、委任状を預かって帰りました。
 3人の姉妹のご家庭の上に、神の祝福を心よりお祈りいたしました。

2月28日(日)09年度第2回総会について

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写真(横浜TJさん提供)

皆様
お元気に、日々、感謝の中でお過ごしの事と思います。
お仕事や、ご病気などのために、教会にしばらく来ることができない方などもいらっしゃいますが、いつも主にあって、兄弟姉妹として、教会というファミリーの一員であることを覚え、祈らせていただいております。
来る2月28日(日)には、礼拝後に、総会を開催いたします。
2010年度の教会の計画及び予算についてが、主たる議題です。
2009年度の歩みが滞りなく進んでおりますが、イースターを迎えるにあたって、更に充実した歩みがなされるよう、桜ヶ丘教会及び日本のキリスト教会のためにお祈りいただきますようお願いいたします。

2010/2/14 週報メッセージ

   ある教師会に出席して
                                    朝位 真士
 先日、某教師会で私が発題をさせていただいた。内容は先週の週報で
も記載したが、教団、教区、地区、教会が抱えている高齢化、人数の減
少、財政的減少、信者数の減少等、深刻な課題にどう打開策を講じてい
ったらよいかということである。
 私は「伝道しよう」ということを言った某教授の講演資料を参考に語
った。内向傾向にある各個教会が、外に向かって伝道しなくてはならな
いと訴えた。
 日本伝道が充分な成果を上げ得なかった項目のうち、4つを引用する
と、①外来の邪宗として排斥されたキリシタン禁制による反キリストの
国民的感情が潜在意識としてあり、それに加えて民族主義的、国家主義
的教育による反キリスト教活動をみなぎらせている。②神道、儒教、仏
教の3教が根強い伝統的潜在勢力となって庶民階級を支配し、家庭は封
建制を脱し得ないでいることが、キリスト教の浸透を妨げている。日本
文化の異教的、汎神的、現世的性格と、キリスト教の絶対的、倫理的唯
一神観との妥協しがたい相克がある。③第2次大戦後において、虚脱よ
り混乱を経て、思想と生活上の動揺錯覚をきたした日本国民は、一時的
に西洋文化とキリスト教とを混同したように、キリスト教の門に集まっ
たが、今やしばらくその反動期に入って離反的傾向を見せている。④宗
教的素養を欠いているために、不安な時代に流行する新興宗教または類
似宗教に幻惑されて、迷信にとらわれている者が多い。

2010/2/7 週報メッセージ

   西東京教区研修会に参加して
                              朝位 真士
 2月1日~2日迄、高尾の森わくわくビレッジで、「1%を超える
道ー日本における伝道を考える」というテーマで行われました。主講
師F教授が熱く語ってくださいました。参加者は教師32名でした。
詳細は教区通信でまとめが出されると思います。
 参加者の一人として感じたことは、教団、教区、地区、教会が抱え
ている、高齢化、人数の減少、財政的減少、信者数の減少等のマイナ
ス要素ばかりでした。私共の教会も一つ一つの項目は共通することば
かりです。しかし、楽観的な考え方かもしれませんが、このマイナス
要素をプラスにチェンジする方法があると思います。私を含め、一人
一人がこの現状を素直に神の前に悔い改めると同時に教団、教区、地
区、教会の主は誰かということを考えることです。それは牧師、信徒
ではなく、全能の神である主イエス・キリストの父なる神です。その
主人公にもう一度主導権をお返しして、牧師も信者も、教会関係者全
員が主の僕として神の前に再献身して、ミッショディとして神の宣教
に徹することです。そして主がイニシアティヴをとっていただく時、
この2010年に新しい神の業がなされることを期待したいと思いま
す。

明日から2月です

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皆様 2010年は1ヶ月が経過しました。
Y長老や求道中のY姉妹が召天され、1月は少し驚きの中で幕を開け、驚きの中で2月を迎えることになりました。
しかし、本日はY姉妹のご家族の方々がお見えになるなど、教会では喜びと感謝の思いで満たされました。

なお、2009年度の歩みは、残すところ2ヶ月間ほどありますが、どうぞ、教会の2009年度事業計画が滞りなく実施されるようにお祈りくださいますようにお願い申し上げます。

ご病気の方々のためにも、みんなで祈ってまいりましょう。

2010/1/31 週報メッセージ

   Y長老の召天に際して
                                                            朝位 真士
 過ぐる1月21日午後、Y長老の急逝の報に接し、未だ信じられない気持ちです。Y長老は1922(大正11)年7月17日、東京都渋谷区恵比寿で誕生。1939年、渋谷の道玄坂での路傍伝道でI牧師に導かれ、1940年、18歳の時I牧師より受洗されました。1943年、学徒動員として陸軍入隊。台湾にて飛行兵として参加されました。大学卒業後、都立高校の国語教師として長く勤務されました。名物先生と言われる程、特色のある先生のようでした。キリスト者として旗色鮮明であられたのではないかと思います。1950年、結婚され、一男二女、孫7人、ひ孫1人に恵まれました。定年退職後は東京都の講師などを務められました。多趣味多芸で、ボランティア活動にも積極的でした。
 教会では、責任役員、長老としていつも前向きで、物事を積極的に考えて行動されていました。「恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。」(イザヤ41・10、口語訳)「希望の源である神が、信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし、聖霊の力によって希望に満ちあふれさせてくださるように。」(ローマ15・13)という聖書の御言葉をよく口に出して語っていました。
 Y長老の最後の礼拝出席は1月17日(日)でした。礼拝後昼食をとられ、ホープ会(壮年会)に出席され、熱くご自分の半生を語られました。最後に「喜びと感謝と希望」の書をいたく気に入られて、その言葉を口に出されて教会を後にされたのが最後となりました。
 御遺族、近親の方々の上に神の祝福と慰めを心よりお祈り申し上げます。

2010/1/24 週報メッセージ

   イエスを見つめながら
                                                           朝位 真士

 今年の1月3日、求道者のYさんが突然召天されました。ここ1年余、熱心に教会出席をされ、真剣に道を求めておられる様子でした。生前Yさんは「主人と私はクリスチャンになります」と確信をもって語っておられ、昨年の12月に御主人も来られました。本当に明るい方で常に周囲を明るくされ、ボランティアや困難な方がおられると率先して手助けをされたと聞いています。表面的には明るく振る舞っておられたYさんですが、精神的には大変な課題を抱えておられた様子でした。そのため、お寺や神社にも熱心に通われたと家の方から聞きました。しかし、最後には教会に道を求めて来られました。Kさんという、やはり道を求めて来られた方に誘われて来られた様子でした。Kさんも素晴らしい方です。Yさんの晩年に教会に導かれたということで、神様の力は偉大であると思いました。
 過日Yさんのお家へ弔問に行き、御主人と娘さんにお会いしていろいろとYさんのことを伺い、家の中でも本当に完璧な主婦であり母親であったということが、話の端々から感じとられました。Yさんの日常の行動は、全部日誌に記されていました。とくに教会での生活が詳細に記されていたとのことでした。「死んだ者にも福音が告げ知らされたのは、彼らが人間の見方からすれば、肉において死んだようでも、神との関係で、霊において生きるようになるためです」(Ⅰペトロ4・6)とあるように、きっとYさんは死んだ後、主イエスと出会い、救いにあずかったのではないかと思います。Yさん家族が救われることを切に祈るものです。天父の慰めを祈るものであります。

Y長老が召天されました

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 桜ヶ丘教会の長老Yさんが、今週1月21日に召天されました。
 1月17日の日曜日には、とてもお元気なご様子で、いつものように、昼食の時も皆様と楽しそうにお話をされていらっしゃいました。
 Y長老の、聖書の朗読も、祈りも、会堂に響き渡り、私達の心にしみわたりました。
 あまりにも、突然で、今は、まだ、Y長老が教会のいつもの席に座られることがないとはとても考えられません。
 しかし、主のお側にいかれたのですから、今後は、桜ヶ丘教会を、わたしたちみんなで、強固にしていかなければならないという思いをもって、心を引き締めております。

 Y長老の告別式は、明日1月24日(日)13:30から15:00まで

 Y長老は、明日の礼拝にご出席されて、天に向かわれるのですね。
 ご遺族の皆様に、主の慰めが、豊かにありますようにお祈り申し上げます。

みなさまいかがお過ごしですか

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写真:K.Kさん提供

今年も早いもので半月を経過いたしました。
桜ヶ丘教会の皆様は、新しい年をどのように過ごされていますでしょうか。

「いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、どんなことにも感謝しなさい。」という聖書の御言葉を覚えつつ春を待ちながらすごしてまいりましょう。

ここ数日は、寒い日々が続いておりますが、どうぞ、ご病気等で、教会をお休みになられていらっしゃる方々、お祈りしながら、また教会で御会いできる日を楽しみにお待ちしております。

2010/1/17 週報メッセージ

   ホ群首都圏新年聖会(Ⅱ)
                                                            朝位 真士

 〈ポイント1〉人に対する罪から、神に対する罪への目覚め。求め続けよ。罪の赦し。罪に目覚めよ。
 〈ポイント2〉きよめの体験。聖なる方に向き合おう。造り替えてください。
 〈結論〉「神よ、わたしの内に清い心を創造し、新しく確かな霊を授けてください。」(詩51・12)佐々木良子師のメッセージは終わった。
 聖会Ⅱでは、詩32編を通して、深谷春男委員長を説教者として、「本当の幸い」、新生、聖化、献身というメッセージをとりつがれた。詩編32編の区分。1~5節、新生の恵み。6~7節、聖化の恵み。8~11節、献身の恵み。①1~5節を通して、新生の恵み。「罪の告白と赦しを経験せよ」。②6~7節を通して、聖化の恵み。「主の慈しみに生きる人であれ」。③9節より、献身の恵み。「駿馬として主に仕える人であれ」。「恵みの主よ、この2010年のホ群首都圏新年聖会の恵みの饗宴を開いてくださり、感謝いたします。どうぞ、新しく迎えたこの1年、この聖会に示された恵みの中に歩むことができますように。……わたしどもの生涯を「新生の生涯」へ、聖霊の導きの中に「聖化の生涯」へ、そしてそれに従う「献身の生涯」へと導きたまえ。……我らの教会に、家庭に、そして首都圏に、日本にリバイバルのうねりを起こしたまえ!!」と力強く祈られた。その後、会衆全員に招きのアピールをされて、多数の方々が前へ出て、ひざまづいて熱心に祈った。
 こうしてホ群の新年聖会は、祈りのうちに主の豊かな祝福が与えられて終わった。