2018/1/14 週報メッセージ

   西東京教区全体研修会に出席して
                                                                                                             朝位 真士
  一月八日(月・祝)、阿佐ヶ谷教会において集会があり、参加教会四六、参加者二二〇名、献金一四四、八三六円であった。テーマは「伝道とは何か」で、主講師は深井智朗先生(東京英和女学院院長)であった。「私たちが救われたこと、私たちが伝えたいこと」という題で、ユーモアを交えて一時間一五分のお話を伺った。レジメを用意して、御経験を交えながら、牧師として、ミッションスクールの院長として、大変具体的な内容を語ってくださった。要旨を左に記載します。
 はじめにー反省と「よしもう一度」という思い。(1)昨年のルターの改革から五〇〇年から学んだこと。「伝えてほしい」「もっと深く」。(2)「学ぶこと」と「変わること」。(3)「伝道論」ではなく。
 1.伝道はどこからはじまるのか。なぜ伝道するのか。(1)「救われた喜び」からはじまる。(2)神学生時代の経験と幼稚園での体験。(3)ペテロとザアカイの事例、そして私たちは?
 2.私たちは知っているのか?何を伝道するのか。(1)「いかに」ではなくて、「何を」。(2)神の国と教会、「神の国」の希望を語っているか、その前で止まっていないか。福音なのか、処世術なのか。
 3.伝道と礼拝。(1)喜びの礼拝。(2)通じる言葉。
 4.家族や友人、家庭や職場。(1)礼拝を出て、家に帰る。(2)日本の家庭とキリスト教。(3)母のこと。
 5.「教会外のキリスト教」?(1)ドイツの「教会外のキリスト教」と日本の「教会外」のキリスト教。(2)私たちは答えているか。。
 6.これまでと同じように、しかしいつも新しいことばで。(1)「新しいことば」とは救われた経験。(2)マラソンではなく駅伝としての伝道。(3)それでも種を蒔き続ける。(4)教務教師としての経験。
 結論、伝道は自分の体験を身をもって証しする、生活それ自身を通して証しすることである。