2016/6/26 週報メッセージ

   受洗から社会での証人として
                                                                                                          山本  潤
 受洗後、これまで頂いた神様からの多くの恵みを少しでもお返しできればと、教会においても多くの奉仕で仕えさせていただきました。
 数年後、私と同じく仏教家庭で育ったクリスチャンの女性が伴侶として与えられ、夫婦で共に教会生活を過ごす喜びが与えられておりました。
 職場では技術者として働いてきましたが、入社当時の神からの訓練が生かされました。拒絶していた「光」の分野を担当することにより、光に関するいろいろな特徴を学び、ヨハネによる福音書にある『わたしは、世の光です。』や、マタイによる福音書の『あなた方は、世の光である』の真の意味を知ることとなりました。また、拒絶していた分野の専門家と共に仕事をすることを通して、イエス様のように謙虚に耳を傾け、パウロのように異文化への挑戦力を与え、幅を大きく広げさせてくださいました。そして、顧客・会社・社内のメンバーに仕えることを学ばせて頂きました。厳しい判断が必要な時もありましたが、社会生活においてキリストを証させていただいたと感謝しています。
 そして、教派の異なる幾つかの教会にて、私自身が育てられた教会学校関係や総務関係での奉仕が与えられておりましたが、社会の考え方を思い浮かべながら、教会全体のみならず私自身が信仰者として祈る機会を何度も与えられました。妻も超教派・福音派で学びをしてきた信仰者であり、超教派の働きについて無知であった私にとって学ぶべきことが多くありました。
 自分自身も20年程前から、神から託された「社会での信仰者としての働き」を終える際には、社会での経験を生かし、それまで頂いた多くの恵みを神様にお返しする、神様の愛を伝えるための基礎となる学びの機会について祈り始めていました。
 そうした生活の中で、一人娘が与えられ、3人での教会生活が始まりました。