2011/4/10 週報メッセージ

   ある神学校入学式に列席して
                                                              朝位 真士
 4月7日、午前10時30分、T神学校の入学式があった。10代~
60代とバラエティに富んだ年齢構成で、男性4人、女性1人。主婦、
勤め人、学生と、これもいろいろである。
 今回、S校長のメッセージは、イザヤ6章1~13節、「私を遣わし
て下さい」という題であった。まず序論で東日本大震災の状況にふれら
れ、ご自分の教会も被災地の一つとして実情を証しされた。
 メッセージの内容は、イザヤ時代の歴史的背景を語り、イザヤの召命
をご自分の献身の時とオーバーラップしながら語り、現代社会における
出来事を語られた。その中で、人間の内に宿る罪性(罪)について具体
的に語られた。私たちは皆、神の前には罪人であり、主イエス・キリス
トの十字架の死と復活の力によらなければ救われないのだということを
力強くアピールされた。3つのポイントから語られた。①神の聖なる臨
在にふれる。イザヤの召命を通して。②主よ、いつまででしょうか。苦
しみの信仰が深められ、救われる。③きよめの体験をすることが大事で
ある。特にクリスチャン生活の基本であるということを力強くアピール
され、入学者5名のみならず出席者全員に深い感動を与えた。
 主よ、入学者全員に献身の生涯を全うさせてくださいと祈る気持であ
る。