2020/5/31 週報メッセージ 

ペンテコステの恵み

                                                                     朝位 真士

  今日はペンテコステ礼拝です。二〇〇〇年前の初代教会の誕生を記念する日です。聖書使徒二章一七節、「神は言われる。終わりの時に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたたちの息子と娘は預言し、若者は幻を見、老人は夢を見る」とあります。一九九四年四月に私共夫婦と高校生の息子と中学生の娘の四人で、マンション教会である桜ヶ丘教会に西海静雄、満希子先生の後任として赴任させていただき、素晴らしい役員、信徒、求道者の方々に支えられて今日まであることを感謝いたします。

 私は二〇〇〇年九月、前任地の曽根集会所の献堂二十周年記念にフミ子牧師と招かれました。その時「私を強くして下さる方のお陰で」というテーマで、フィリピ四章一〇~一三節のテキストを通して、私の救い、召命、献身、北九州復興教会と曽根での一九年間の恵みを語りました。特に会堂建築二回、復興教会新会堂と曽根会堂の建築、共同牧会、信者の方々と約四十日間八千戸に個別トラクトを配布したこと、曽根で苦労したことが恵みでした。私共の辞任後、曽根担当教師が一〇名近く赴任しました。私共が復興教会と曽根集会所の二つの教会の牧師を全うすることができたのは、皆様のお祈りの支援と共に何よりも神様の恵みが大であったと今でも感謝しています。

 桜ヶ丘教会も二六年目を迎えています。いつまで御用できるかわかりませんが、人間的な思いとしては、主が支えてくだされば二〇二三年の百周年まで全うできたら感謝です。それには教会員の皆様との愛と祈りと忍耐がなければなりません。「人の心には多くの計画がある。しかし、主の御旨が堅く立つ」とあります。主の御心が最優先されなければなりません。とにかく、コロナウイルス感染症が早く終息すること、そしてもう一度皆様と礼拝堂で礼拝や諸集会が守られることを祈るのみです。主に栄光を帰しつつ。