梅雨の晴れ間

イメージ 1昨日は32度まで気温が上がったようで、とても暑い1日となりました。
今日はやや雲があって、涼しく感じますが、湿度感から梅雨の季節を思いっきり感じます。
先週の日曜日のお話は、「カナでの婚礼」、今日のお話は「宮清め」についてのお話でした。
がリラヤのカナでの婚礼の時に、イエス様は水をぶどう酒に変えるという最初の奇跡を起こされたということ。
続いて、宮を清めるというところの神殿での出来事を教えていただきました。
イエス様自身が神の宮であり、そのことを示されるために、神殿において、俗気や金銭欲にみなぎる神殿について、怒りをあらわにされたというお話です。
私たち自身もまた神の宮であるということですが、私たちは主の血をもってきよめられ、祈りの場所、内住の主イエスがくつろぐことがおできになる御臨在の場所として保たなければならないことについても教えていただきました。
また、イエス様は、人間の心を知っておられるということです。
イエス御自身が、私たちを信用するまでには、どのようなことがあるのでしょうか。
気分によって、自分自身の思いや願いを一番としてしてしまう私たち弱い人間は、いつまでたっても主イエスを本当に信じているのか問われ続けます。
うわべの信仰か、本当の信仰か、私たちは日々の生活で問われます。
イエス様が汚れた宮を清めたように、私たち自身も清めていただく必要があります。
この世の思いでいっぱいになっていないかどうか。主に誠を尽くすという覚悟をもって、自分自身を点検してみましょう。
神の宮とは何かを、確認しながら1週間を過ごしていきたいと思います。

2016/6/12 週報メッセージ

   四重の福音強調月間
                                                                                                                             朝位 真士
 
  「新生」「聖化」「神癒」「再臨」の四重の福音の「神癒」「再臨」について、ホ群の解説文を記載します。
 「神癒」「主はお前の罪をことごとく赦し、病をすべて癒し……」(詩103・3)「イエスは病人を皆いやされた。」(マタイ8・16~17)「霊の初穂をいただいているわたしたちも……体の贖われることを、心の中でうめきながら待ち望んでいます。」(ローマ8・23)神は罪をきよめてくださるだけでなく、からだと心の病にも恵みを注ぎ癒してくださる方である。この恵みを信じるものである。しかし聖書は体に関わる究極の問題(死)の解決は、「将来」の希望として約束している。癒しの信仰を強調する余り、医療を否定するに至ってはならない。また我らの罪を赦し癒す主は、十字架において私たちの罪と病を負われたのであり、病の中にあっても神のみ業が現されるという信仰を大切にしたい。これも勝利の信仰である。
 「再臨」 復活の主のみ霊は、罪の世の贖い救いを成就するために教会を通して働き続ける。しかしその業が完成するのは、キリストが再び来られることによってである。再臨の主への信仰は、罪と悪が満ちている今の時代に、教会が希望と喜びを失わず立ち続け、福音を証しする大きな力となる。しかし再臨信仰が何時、何処で、どのようにという現象面に捕らわれて行く時、健全性を失い逸脱していくことに注意したい。やがて花婿として来られる「主を待ち望みつつ愛の業に励む」こと、ここに勝利がある。「み国の福音はあらゆる民への証しとして、全世界に宣べ伝えられる。それから終わりが来る。」(マタイ24・14)「見よ、わたしはすぐに来る。わたしは、報いを携えて来て、それぞれの行いに応じて報いる。」(ヨハネ黙示録22・12)

岸義紘先生のチャペルコンサートに思う

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写真:K/Kさん提供

6月5日(日曜日)は、桜ヶ丘教会でチャペルコンサートが開催されました。
お話:岸義紘先生
音楽:サクソフォン演奏
メッセージテーマ
「逆転は人生にこそ何度でも」
聖書:ローマ人への手紙8章28~29節
岸先生の誕生日は、8月28日で、幼少の頃から、ローマ人への手紙8章28節は、お母様から事あるごとに、お話をお聞きになられたということです。
家訓のような聖書の御言葉ということです。
「神を愛する者たち、つまり、ご計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、私たちは知っています。
神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです。」
主は、全てのことを最善にしてくださる。
恐れることはない。全てのことが後になって、最善になるよう神が導いて下さる。私には、わかっています。いろんなことがマイナスに動いても、最後はプラスにしてくださる。マイナスとマイナスでもプラスになる。
神の計画とは何であったのか。神は、はるか昔に知っておられた者たちを、最善に導いて下さる。私たちが生まれるより前に、天地が創造される前に、神は知っておられた者たちを、最善に導かれる。
何という力強い言葉でしょう。
全て失う、足元が崩れる、自信を無くす、・・・そのような経験があります。背負いきれない重荷もある。
背負いきれない十字架も負っている。しかし、別のこともできる。未解決で厳しいけれど、やがて神が最善へと導いてくださる。苦しみを乗り越えて生きてこられた。
イエス様は、神の一人子で長子であられます。わたしたちは神の養子、養女として、天の国に加えられます。
一人が救われるということは、その人に関係する多くの方がやがて救いに預かることができるという大きな祝福も約束されているということもお話いただきました。
招かれる人は少ない。イエス・キリストに出会い、神の計画にかかわることが許されるということは、大きな恵みであるということをお話いただきました。
笑いを誘う、岸先生ご自身のご経験をお話いただきました。
先生は、高校を中退するというマイナスの経験を通じ、神様に出会い、次のステップへと導かれ今日に至っておられるというお話。
力がこみあげてくるメッセージを聞き、本当に喜びを覚えます。
岸先生と奥様を交えて、昼食、愛餐会をすることができました。
岸先生は、今年て16回目の桜ヶ丘教会へのご訪問です。私共のように小さい教会に、毎年ご訪問くださり、愛してくださることを心から神様に感謝します。

2016/6/5 週報メッセージ

   創立93周年記念特別礼拝を迎えて   
                                                                                                         朝位 真士
 
  今年も岸義紘先生をお迎えすることができて感謝です。今年で16回目になります。
 私共の教会は1923年(大正12年)6月1日、初代教師である板井康裕が世田谷区桜新町の自宅で伝道を開始したことで始まりました。1930年、渋谷区栄通りに移転して「祈りの家 渋谷ホーリネス教会」と改称。1942年、日本基督教団設立と共に教団に加盟し、「桜ヶ丘教会」となりました。
 この度、岸先生をお迎えできたことは、先生のご厚意は勿論のこと、神様のお導きだと感謝しています。先生は日本全国、どんな小さな集会でも御用してくださる方です。今回の聖書箇所はローマ8章28節~30節です。
「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです。神はあらかじめ定められた者たちを召し出し、召し出した者たちを義とし、義とされた者たちに栄光をお与えになったのです。」という聖書より「逆転は人生にこそ、何度でも」という題でお話をしてくださいます。
 ローマ8章28節の御言葉については、小原十三司先生の『流れの小石』という著書を購入した時に、記念としてこの御言葉を筆で書いていただき、卒業以来41年間、この御言葉に励まされて今も奉仕をさせていただいています。岸先生が今日どのようなメッセージを語ってくださるのか、大いに期待しています。

6月の朝

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写真:K/Kさん提供
6月は、緑深く、自然の生命が力強く迫りくる日々が続きますね。
公園の樹々も、風に揺れてこの季節の命の息吹を感じさせてくれます。
6月は桜ヶ丘教会の創立記念の月です。今年で93年目を迎えます。93年という記念の年月は、すごいものだと思います。
毎年、創立記念礼拝に、岸義紘先生をお迎えして、チャペルコンサートを開催しています。これも、大いなる神様のお恵みです。お忙しい岸先生が、毎年桜ヶ丘教会に来てくださって、お話と音楽をご提供くださいます。
この豊かなお恵みを何と感謝したらよいのでしょう。
 どうぞ、皆様も
 6月5日(日曜日)10時半~
 岸義紘先生による
 サックス演奏・チャペルコンサート  にお出かけください。
 説教題「逆転は人生」
 ローマ人への手紙8章28節~30節
 「神は愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。
神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです。
神はあらかじめ定められた者たちを召し出し、召し出した者たちを義とし、義とされた者たちに栄光をお与えになったのです。」
皆さま、チャペルコンサートに御出席ください。そして、ご一緒に6月の花嫁のように、主から祝福をいただきましょう。
祈りつつ、お待ちしております。

2016/5/29 週報メッセージ

   新生・聖化・神癒・再臨の特色教理を強調し
                                                                                                          朝位 真士
  前号に続き四重の福音「新生・聖化・神癒・再臨」について一つ一つ見ることにする。
 (1)新生 「人は新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」(ヨハネ3・2)「神は豊かな憐れみにより、わたしたちを新たに生まれさせ」(Ⅰペトロ1・13)キリストの十字架の死と復活を通して私たちに現された神の贖いの愛は、私たちを悔い改めへと導き、罪赦された神の子として新たに生まれさせる。そして「天に蓄えられている、朽ちず、汚れず、しぼまない財産を受け継ぐ」(Ⅰペトロ1・4)希望と喜びに生きる者へと導く。また、このように私たちを新たに生まれさせる神の恵みは、決して変わることがなく(ヘブル13・8)、この恵みのうちに聖霊は私たちを聖なる者へと造りかえていく。(教団信仰告白参照)
 (2)聖化 「聖なる生活を抜きにして、誰も主を見ることは出来ません。」(ヘブル12・14)「知らないのですか。あなたがたのからだは、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり……もはや自分自身のものではないのです。」(Ⅰコリント9・19)「これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和……」(ガラ5・22)神は、子である私たちの内に聖霊を住まわせ、罪の心を潔めて愛、喜び、平和、寛容等、豊かな義の実を結ばせるように働く。人はこのような聖霊の力強い恵みの促しにより、自分自身を神に明け渡し、キリストの心をわが心として歩む者となる。こうした恵みのわざとしての聖化の体験を、ホ群は従来より「きよめの体験」あるいは「聖霊のバプテスマの体験」等と言い表してきた。個々人の経験は同じではない。多様であり、それを表す言い回しも多様である。しかし何より大切なことは、聖霊の働きと導きの中で、「きよめの恵み」を日々生き続けることである。
 次号は「神癒」から学んでいこう。

爽やかな日曜日

イメージ 1写真:K/Kさん提供
5月中旬の爽やかさと目に染みる緑の輝きを感じながら、教会に向かいました。
桜ヶ丘教会の鐘の音が響きわたり、イエス様のおられる教会は、今日も静かに私たちを待っていてくださいました。
「二人の弟子」というテーマの話でした。フィリポとナタナエルという2人を通し、イエス様をどなたかにお伝えするという私たちの役割を認識しました。
フィリポは単純率直な人柄で、一方ナタネルは慎重な知識人であるということ。
二人がイエス様に出会ったとき、反応は異なっていたといことです。
ナタナエルは、ナザレからどのような善人が出るのかといぶかって考え、偏見を持って、イエス様に出会ったということでした。
しかし、イエスに自分のことを見抜かれて、自分の知識の無力さを感じ、イエスを神の子であると気づかされたというお話でした。
イエス様に接し、イエス様の力に触れることができた二人はいずれにしてもとても素晴らしい弟子となったのです。フィリポはイエス様をナタナエルに紹介し、二人は弟子となったのです。
ナタナエルに「来て見なさい」と言って、疑う心に示されたということです。
わたしたちも、真にイエス様を知っている者して、イエス様のもとにどなたかをお連れできるようになりたいですね。
6月5日(日曜日)の特別礼拝は、岸義紘先生のチャペルコンサートです。
是非、一人でも多くの方が、イエス様に出会えるように祈りつつ教会にお連れできるようにしましょう。

2016/5/22 週報メッセージ

   四重の福音強調月間
                                                                                                           朝位 真士
  ホーリネスの群は、1946年5月1日に結成されました。その事を覚え、5月1日に感謝と新たな祈りの時としてホ群結成70周年記念礼拝を守りました。私はもう一度ホ群の特色教理「新生、聖化、神癒、再臨」の四重の福音と、ホ群の教団での存在意義を確認したく思います。
 (一)「教団信仰告白」と「四重の福音の特色教理」
 聖書的福音主義の信仰としての「教団信仰告白」には「四重の福音の特色教理」に関わる「聖化」および「再臨」についての信仰が次のように告白されています。「……この変わらざる恵みの内に聖霊は我らを潔めて義の実を結ばしめ、その御業を成就したまふ。……愛のわざに励みつつ主の再び来たりたまふを待ち望む。」ホ群諸教会はこの教団信仰告白を重んじつつ、特に罪ある人間と世界を救い、潔め、完成へと導く力強い神の贖いの恵みを体験的な信仰として捉え、「四重の福音」の特色教理として強調するのです。
 (二)四重の福音
 四重の福音の特色教理は、聖霊なる神の恵みを、神と人との関係の変化(罪を赦して義と認め、神の子とする)をもたらすだけでなく、「体験的ホーリネス」として人を新たに生まれさせ神の子にふさわしいものに潔め、造り変えること、つまり人が体験して知ることのできる恵みの働きをするものとして示します。なお、「体験的ホーリネス」は、人の努力によるのではなく神の恵みとして与えられるものです。ホ群はこの信仰を強調して今日に至っています。
 次号より、具体的に「新生」「聖化」「神癒」「再臨」について、ホーリネスの群として、どのように強調し、信仰してきたかを学んでいきたいと思います。

ペンテコステ礼拝に思う

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写真:K/Kさん提供
5月15日のペンテコステ礼拝の後で
本日は、教会の歴史というテーマでのお話でした。
教会の信者の共同体としての歴史は、復活したキリストと聖霊に対する信仰から始まったということです。
お話から、教会は共同体であるということを改めて認識します。
教会に、変化はどのようにしたらおきるのか。聖霊が働かなければ、真の変化はもたらされない。
聖霊の助けをどこで得ることができるのか。聖霊は、どのような者に力を貸してくださるのか。
初代の教会は、聖霊降臨により宣教へのビジョンが弟子たちに使命として与えられたというお話でした。
聖霊が天から下ってきた。
イエスは、天に帰られ、私たちに聖霊の助けをお約束になり、聖霊が私たちのもとに下ってきてくださった。
キリストの働きをするために、私たちは、聖霊の力を要求することができる。
聖霊が働くときに、感動と興奮と成長が表れるということです。
教会に今必要なのは、私たちが、聖霊によって変えられるということと感じました。
失敗しても、折れてしまっても、再度聖霊の助けを求めて、キリストに生きるときに、私たちは、聖霊の力を感じ、主と共に歩く人生を行くことができると確信します。
どうぞ、この1週間、疲れても、弱っても、聖霊のうちにあって、成長していきたいと思います。
主に栄光あれ。ハレルヤ。
<ペンテコステの恵み>
本日の夕拝にSさんという姉妹が、初めて桜ヶ丘教会に来てくださいました。
主に感謝します。どうぞ、Sさんの上に、主の導きと祝福が豊かにありますように。

2016/5/15 週報メッセージ

   桜ヶ丘教会からのお知らせ                                                                 
                                                                                                          朝位 真士
  さる5月の役員会で「桜ヶ丘教会からのお知らせ」という文書が可決しましたので、皆様方へお知らせいたします。
  主の御名を賛美します。2016年6月に桜ヶ丘教会は創立93周年を迎えます。今後95周年、100周年と
 記念の年を積み重ねていこうとしております。つきましては、桜ヶ丘教会に関係する皆様に、2016年度の
 桜ヶ丘教会特別礼拝等についてご案内させていただきます。
  6月5日(日)に岸義紘先生をお招きしてチャペルコンサートを開催しますので、チラシを同封いたします。
 ご都合がつきましたら、是非ともお越しいただきたいと思っております。祈りつつ、お待ち申し上げます。
  〈2016年度の特別礼拝等予定〉
 5月15日(日)ペンテコステ礼拝、6月5日(日)創立九三年記念礼拝、岸義弘先生(サクソフォン・チャペルコン
 サート)、6月25日(日)特別礼拝、西海満希子先生(元桜ヶ丘教会牧師、東京聖書学校教授、前越生教会牧
 師)、11月6日(日)召天者記念礼拝、12月24日(土)クリスマス・イブ礼拝、高田光比古トリオによるジャズコ
 ンサート、12月25日(日)クリスマス礼拝、ベアンテ・ボーマン師、ルリ子師(チェロ&ピアノ・チャペルコンサー
 ト)、1月1日(日)元旦礼拝(聖日礼拝)、2月26日(日)二〇一六年度第二回教会総会
 
 今年与えられた御言葉は、詩編126編です。「涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる。」(5~6節)
2016年度の諸集会が祝福され、救われる方々が起こされるよう主に切に祈りたいと思います。アーメン。

1923年6月1日創立