「週報メッセージ」カテゴリーアーカイブ

2022/7/17 週報メッセージ

 病気になって思うこと                                                     朝位 真士 

 病気になって、初めて健康の有難みが感じられました。今まで健康の時は気づきませんでした。元気な時は、御用を楽しくさせていただきました。できなくなって皆様方にご迷惑をおかけしています。現在は、検査の結果が出ないで待っている状況です。どうぞお祈りしてください。早く元気になって、皆様方にお会いしたいと願っています。

 民よ、どのような時にも神に信頼し

 御前に心を注ぎ出せ。

 神はわたしたちの避けどころ。(詩編62:9)                                                                  

  どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いを

ささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神

の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。(フィ リピ4:6~7)                                          

2022/7/10 週報メッセージ

初めまして

朝位 フミ子 

  朝位牧師の緊急入院のことで、ご心配をおかけしています。皆様方にお祈りをいただきありがとうございます。今も、精密検査中です。病院のお食事と点滴を受けて少しずつ体調が良いようです。治療に専念させていただき、教会の皆様方に感謝しております。朝位牧師が病気になって、あらためて普通に過ごすことが当たり前と思っていたことに気づきました。実は難しいことであるということ、「一日一日を大切に生きなければ!」と、さらに神様を見上げて歩いていきたいと思っています。牧師の留守中、後を継いで御用させていただきます。同じ事はできませんが、福音宣教の使命に立って励んでまいります。小さき者達のために、ご協力をお願いいたします。お暑い中です。くれぐれもお体に気をつけてください。教会の皆様方の上お一人おひとりの上に、神様の祝福をお祈りいたします。

 あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。

(コリントの信徒への手紙一 10:13)

2022/6/26 週報メッセージ

最近感じていること

朝位 真士 

 最近急に体の不調を感じるようになり、皆様方にご心配をおかけしています。今病院でその原因を究明しています。信徒の方々のケアをしなくてはならないのに、逆に心配をおかけしていることに対して誠に申し訳なく存じます。そのうち病院の検査結果が出ると思います。私自身不思議に思うのは、1ヶ月前まではあんなに元気で御用できたのに、急に体調が変化したことです。歳のせいとはいえません。私よりも一回り年長の方々が元気に生活しておられるのに、どうして私がという思いがいたします。

 聖書に「現在の苦しみは、将来わたしたちに現されるはずの栄光に比べると、取るに足りないとわたしは思います」(ローマ8:18)「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています」(ローマ8:28)とあります。最近肉体の弱さを感じていますが、聖書のみ言葉が私に今までにないほど強く迫ってきます。使徒パウロは獄中で「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう」(フィリピ4:6~7)と記しました。そして有名な「わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。」(フィリピ4:13)へと続きます。

  早く私も元気になって、神様のため、皆様方のために力一杯御用をさせていただく所存でございます。妻フミ子師には多大の負担をかけています。どうか、小さき者たちのため、お祈りのご支援をよろしくお願いいたします。皆様方も健康に留意して、神様のため、人々のために働かれることを祈っています。

2022/6/19 週報メッセージ

最近考えること

朝位 真士  

  季節の変わり目であろうと思いますが、最近少し体調を崩していましたら、どこで私のことを知ったのかしれませんが、母教会の94歳の老婦人から素晴らしい内容のお手紙をいただきました。その方は私共が九州にいた時にご夫妻で仲人をしてくださった方であります。私共の若かりし頃の元気な姿を記憶されて、私のことを心配して励ましの手紙をくださいました。私は、牧師・信徒の枠を超えて、いつも祈りによって結ばれている幸いに感謝しました。このご夫妻は教会の中心的な方々で、いつもニコニコして笑顔を絶やさず、教会のことを第一にした生活をされていました。多忙な中でも、教会のため、主のため、前向きに御用されていました。ご夫人が今も年齢を感じさせず、教会のために働いておられる姿が目に浮かびました。また、若い頃からキリスト教信仰に確信をもっておられたことを思い出します。「あなたの若い日にあなたの造り主を覚えよ。」(伝12:1、口語訳)「青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。『年を重ねることに喜びはない』という年齢にならないうちに。」(コヘレト12:1)

 祈りの友は、時間・空間を超えて素晴らしいものです。私は18歳の時にクリスチャンとなり、今日まで多くの方々の祈りの支援によって信仰生活を継続させていただいています。信仰と祈りの生活は、私共クリスチャンの原動力です。特に、祈りは神様からいただく恵みの最大の武器です。皆様方も実行しておられると思いますが、個人のため、教会のため、社会のため、ますます真剣にお祈りをして、この社会の不条理に神様が介入されて、一日も早く世界に真の平和が来るのを待ち望みましょう。「そこで、まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい。」(Ⅰテモテ2:1)アーメン。                     

2022/6/12 週報メッセージ

創立99周年記念集会を終えて

朝位 真士  

 6月5日(日)、岸先生をお迎えして記念集会が開催されました。この集会のため、天候が祝福され、礼拝人数も40名以上の方々が与えられるように、教会員の皆様方を始め、知り合いや祈りの友に祈祷の依頼をしていました。コロナ・パンデミックの3年目を迎え、普段の礼拝も20名前後という人数の中で、この集会には40名以上の方々が与えられて、岸先生の御用が神様の祝福を得られるように祈祷していました。使徒2章46節から47節に、「そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって一緒に食事をし、神を賛美していのたで、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである」とあります。神様は祈りに応えてくださり、44名の方々が与えられました。

 当日参加された方々は知っておられると思いますが、私達の祈り以上、期待以上の祝福を与えてくださり、今までにない長時間の演奏とメッセージでしたが、時間の長さを感じさせない集会でした。講師の年齢を語っては失礼かと思いますが、本当に80歳を超えているとは思えない、年齢を感じさせない御用でした。

 私は岸先生がいかに神様から祝福されて、主の御用を継続しておられるかを身近に感じました。先生は若いときから青年伝道にヴィジョンをお持ちで、多い時には千人の青年を集めて集会を持たれたと聞いています。今もその片鱗を見ることができ、伝道者の模範であります。そのような先生が桜ヶ丘教会を愛してくださり、来年もメッセージを用意してくださるとは、なんという幸いでしょうか。桜ヶ丘教会が地域に開かれた教会として、ますます宣教の拡大をして、救われる方が一人でも与えられることを神様に祈る一人であります。

2022/6/5 週報メッセージ

創立99周年を迎えて

朝位 真士 

 桜ヶ丘教会創立99周年記念の集会に、今年も岸義紘先生をお迎えすることができて、心より感謝しています。岸先生にお願いするのは今年で21回目です。

 先生は東京で誕生し、岡山で生活され、1953年3月にキリスト教系の高等学校を卒業されました。1959年4月、早稲田大学第二文学部西洋哲学専修科入学。同大学卒業後、聖絜神学校入学・卒業。米国フラー神学大学院世界宣教学修士課程終了後、Doctor of Ministry で学ばれました。米国ゴードンウェル神学大学より名誉神学博士を授与されました。

 先生は国体の水泳選手にも選ばれました。そして素晴らしいことに、サックスの名手で、CDを何枚も出されています。過日は80歳記念アルバムを出されました。お若い時から青年伝道に使命を感じられて、千人近い集会の御用をされています。今も常に若々しく、魂に対する情熱をお持ちです。日本のキリスト教会の逸材として貴重な存在です。大変博識で努力家の先生で、本当に自分を無にしてキリストの僕として働いておられます。主の御用であれば、どんなに小さな集会でも出かけられます。超教派の集会でも活躍しておられます。JTJ神学校の前校長でもあり、信徒訓練にも使命をお持ちです。また多くの注解書も出されるなど、現代のキリスト教会でマルチに活躍されています。

 私と先生との出会いは、小さな家庭集会でした。素晴らしい御用をされたことを印象深く覚えています。このペンテコステ礼拝、桜ヶ丘教会創立99周年記念礼拝に素晴らしい先生をお迎えできたことを、神様と岸先生と皆様方に心より深く感謝申し上げます。ハレルヤ!!

2022/5/29 週報メッセージ

創立99周年記念礼拝を迎えるにあたって

朝位 真士 

  来週6月5日(日)の礼拝は、桜ヶ丘教会創立九九周年記念礼拝となります。私共の教会は1923年(大正12年)6月1日、初代牧師である板井康裕先生がアメリカから帰国して世田谷区桜新町の自宅で開拓伝道を開始したことから始まりました。1930年、渋谷区栄通りに移転して「祈りの家渋谷ホーリネス教会」と改称。1942年の日本基督教団設立とともに教団に加盟し、「桜ヶ丘教会」となりました。創立当初より多くの牧師・伝道師、信徒の方々が関わって、今日まで歩んでまいりました。長く借家やマンションを教会として、その間特に西海静雄先生には大変なご苦労をされました。信徒の方々も皆さんよく協力して宣教の業を助けてくださいました。現在地には1997年12月に引っ越してまいりました。教会の歴史は本当に苦難と喜びの歴史だと思います。

 コロナ・パンデミックとなり諸集会が制限される中で、今回も岸先生をお迎えして99周年記念礼拝を守ることができ、嬉しく思います。先生の御用は21回目となります。困難な状況ではありますが、今回の特伝には40名以上の方々が来られることを祈り、チラシも数百枚用意しています。友人・知己の方々を一人でもお誘いいただき、99周年記念礼拝、ペンテコステ礼拝にふさわしく神様の御栄光を拝したいと存じます。そのため、まず毎日お祈りして神様の祝福を祈っていただき、チラシを一人でも多くの方々に差し上げてください。また電話やメールを通して親しい方々をお誘いください。コロナ・パンデミックの状況ですが、神はすべての人が救われることを願っておられます。祈り、訪問し、献げてください。

2022/5/22 週報メッセージ

祈り――キリスト者は神との交わりに生きる

朝位 真士 

  最近、J・I・パッカ著の『キリスト教神学入門』の「祈り」という項目に目が留まったので紹介します。

 神が私たちを想像し、そして私たちを救ったのは、私たちが神ご自身と交わりを持つためであった。この交わりこそ祈りである。……聖書は祈りを、神の民ひとりひとりが個人的にも、そして互いに仲間同士でも実践すべき四重の活動として教え、実際にそのように描いている(マタイ6:5~8、使徒1:14、4:24)。礼拝と賛美が言い表される。悔い改めの心をもって罪が告白され、罪の赦しが求められる。与えられた良きものに対する感謝がささげられる。そして私たち自身と他の人に対する願いと懇願がなされる。主の祈りでは礼拝と願いと罪の告白が祈りとなっている(マタイ6:9~13、ルカ11:2~4)。詩篇は祈りの四つの要素すべての模範から構成されている。……神は結果だけではなくそれに至る手段をもあらかじめ定めている。私たちの祈りは、神ご自身が主権的な意思を実現させるための手段として、あらかじめ定められたものである。……真心から神に祈るキリスト者、すなわち神を敬い謙遜な心をもって、しかも特別な恵みを意識しつつきよい心をもって祈る者は、自分自身のうちに御霊が神の子として祈る本能と彼らの天の父に対する信頼を与えてくださったことに気づく(ガラ4:6、ローマ8:15)。

 私は、祈りの生活をこれほどまでに真剣に考え、祈っていたであろうかと、深く自己反省しました。これからの祈りについて考えつつ、主イエス・キリスト様にお祈りをささげていきたいと思います。本書を通して新しい信仰の目覚めが与えられたことを感謝しています。

2022/5/15 週報メッセージ

オンライン会議に参加して思うこと                                        朝位 真士 

 5月8日午後1時より、ホ群臨時年会がオンラインで開催された。私とフミ子師は慣れない感じで参加した。内容は、ホ群の新委員の選出や2021年度の活動報告であった。最初は緊張してパソコンの前に座していたが、会議が進行するにつれて私は少し妙な感じがした。本来であれば、所定の会場に集まってお交わりがある中で議事が進められるところである。オンライン会議は、各自がその場所で会議に参加することができて、一見良いことのように思えるが、私は何か不思議な感じがした。画面上で一同接することができてはいるが、何か妙な感じがした。

 キリスト教では、主イエスを中心とした主にある兄弟姉妹との対面であるのが普通である。現在は異常事態である。オンラインでの2時間余の会議は、大変疲労を覚えた。特に眼に疲労を感じた。これは私だけの問題ではないと思う。たしかに時代の変化に教会も個人も対応していかなければならないが、一日も早くこのコロナ・パンデミックの状況が終息することを祈る今頃である。以前のように対面で主にある兄弟姉妹との交わりが再開され、福音が一人でも多くの方々へ届けられるように伝道したい思いでいっぱいである。

 「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。」(伝道の書3:1、口語訳)

 「神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなさるわざを初めから終わりまで見きわめることはできない。」(伝道の書3:11、口語訳)  一日も早く神様の最善の時が来ることを祈る毎日である。 

2022/5/8 週報メッセージ

こどもの日に思う

朝位 真士 

  5月5日は古来から「端午の節句」として男子の健やかな成長を願う行事が行われていたので、この日を「こどもの日」として祝日とする請願が国会になされ、1948年7月20日に5月5日が「こどもの日」として制定されました。5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する休日」と定めました。「端午の節句」が強調され、男の子の日と思われがちですが、元々の「こどもの日」は母子の健やかで豊かな生活を願い祝う日だったのです。今では「こどもの日」には、男の子だけでなく女の子も一緒になって祝うのが一般的になりました。私は「こどもの日」の起源を調べて、あらためて幼い頃に真の創造主である神様を信じることがいかに大切であるかを感じました。

 最近二人の孫が遊びに来て大変嬉しく思ったのは、二人とも聖書に興味を持ち始めたことです。フミ子師が聖書の物語、イエス様のことを話しだすと、大変興味をもってきたことに感動しました。普段はユーチューブやゲームに熱中していますが、聖書の話をすると二人とも大変興味をもちました。先日、礼拝の中で聖餐式が行われた際に、8歳になる上の娘が聖餐式にはどのような意味があるのかと大変興味を示していました。聖書のマタイによる福音書18章3~5節に「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである」とあります。わたしはあらためて教会学校の大切さと同時に、家庭における宗教教育の大切さを感じました。

 「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、『わたしにはなんの楽しみもない』と言うようにならない前に、」(伝道の書12:1、口語訳)