2020/8/2 週報メッセージ

東京聖書学校ユーチューブ夏期聖会

朝位 真士 

  7月21日(火)10時~11時半、聖会Ⅰ。説教「何を献げていますか」(創世記22章1~14節)、説教者は大友英樹師(赤羽教会)。先生は開口一番「何を献げていますか」というチャレンジ的語り口であった。神はアブラハムを試された。神はアブラハムの信仰を試された。創世記22章1~14節、アブラハムがイサクを神に献げたという記事を通して3つの点から神に献げる具体例を語った。①これから先の将来のことを献げる。②過去を献げる。③現在を献げる。アブラハムは長年祈って与えられた最も大事な息子イサクを献げた。ここに、きよめられたみ業の具体性を示された。アブラハムが75歳の時、祝福の基となるという神の召命を受けた。その第一の試練は、長く祈って与えられた約束の子イサクを献げよとの命令であった。彼は悩みながら実践した。

 聖会Ⅱ、13時半~15時。説教「神に近づこう」(ヘブライ10章19~25節)、説教者は島隆三師(元東京聖書学校校長、東調布教会牧師)。先生は3つのポイント、①イエスの血潮によって聖所に入る、②イエス・キリストの体によって開かれた新しい道、③大祭司イエス・キリストの中から、いろいろな具体例を挙げて語られた。牧師50年のベテランで、神学教師としてのメッセージは私の心に深くとどまった。また、キム・ウォンチ師の3つの言葉が印象的であった。①私たちは毎日、旧約・新約のクスリを飲む。②私たちは毎週、教会病院に通う。③時折、聖会病院に入院する。そうすると、かろうじて健康を保つことができる。榎本保郎先生は、「学生は勉強が忙しくて、聖書を読む時間がない。主婦は子育てが忙しくて、聖書を読む時間がない。壮年は仕事が忙しくて、聖書を読む時間がない。老人は目が悪くて、聖書を読むことができない」と言われた。聖書を読むことのない現代人を批判した言葉である。私たちはきよめられるために聖書を読み、実践していこうではないか。