2020/4/26 週報メッセージ

最近感じている事

朝位 真士

 最近毎日のようにコロナウイルス感染症のニュースが新聞、テレビ、SNS、インターネットで報道されています。私達はそのニュースを聞く毎に不安になっていきます。もし感染したら死に直結していると感じているからです。互いに感染源とならないように、また感染しないように気をつけたいものです。

 そういう中で、弁護士であり熱心なクリスチャンの佐々木満男先生の文章に目が留まりました。「路傍伝道新聞」の中の「神の守りを信じる」という文章で、先生は新型コロナウイルスの猛威の中で、私達がどのように生きるべきかを記しています。「もちろん、集会や人混みを避けたり、マスクをしたり、手を洗ったり、自分を守るために万全を尽くすことも必要であろう。しかし、それで守りは十分なのであろうか。」「私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。私の助けは、天地を造られた主から来る」(詩121編)と「主は、すべての災いからあなたを守り、あなたのいのちを守られる」という御言葉と、詩編91編を引用されました。  私はこの文章を読んで感動しました。私達はマスコミの報道や世間の人々の言葉に心が騒ぎ、不安になります。不要不急の外出を控え、三密を避け、自己を守るために、また他人を守るために最善の努力をしなくてはなりません。しかし、ここで皆様にお尋ねします。私達は誰に守られ、生かされているのでしょうか。もちろん、社会的な保証や自己防衛も必要です。しかし、最終的には天地万物を創造し、支配しておられる主イエス・キリスト、父なる神、聖霊なる三位一体の神に、人生のすべてを委ねなくてはならないのではないでしょうか。コヘレト3章で、すべてに時があると語っていますが、今この試練の時、皆で心を合わせて神様にお祈りしようではありませんか。