2020/09/13週報メッセージ

牧会雑感

朝位 真士 

  9月1日付のアパルームの日課はⅡコリ12・1~10節でした。特に、「すると主は、『わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ』と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。それゆえ、わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足しています。なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです」とパウロは語っています。

 9月1日のデボーションが終わり、外の掃除をしていました時に、大切なヴィザカードとパスモ他大切な物を紛失していることに気付きました。私は全身蒼白になり、理性を失い、信仰も失いかけていました。何度も紛失した場所に行き、また主イエスに会堂で悔い改めの祈りをしました。日頃の信仰が試されました。他者には「信仰は大切です。神様は何事も最善にしてくださいます」と語りつつ、自分の場合には、全く信仰の薄い者と化してしまいました。私は何度も会堂に入り、聖書を読み、お祈りをしました。そしてまた心当たりの場所に行きましたが、見当たりません。しかし、思わぬ所にその大事な物が落ちていました。本当に感謝でした。皆様のお祈りのお陰だと感謝しています。

 先日、95歳の元牧師先生とお話をすることができました。先生は地方で教会を成長させ、教区の責任を持たれた方です。その時、私共若い牧師のことを心配し、また群や教団のこと、現代のホーリネス信仰の継承を憂えておられました。私も若輩として襟を正される思いがいたしました。ホーリネス信仰、新生、聖化、神癒、再臨の四重の福音を改めて確認させていただき、ホーリネス人として、キリストの証人として生活させていただきましょう。