
ペンテコステとチャペルコンサートが過ぎて

チャペル・コンサートに想う
朝位 真士
「わたしは、だれに対しても自由な者ですが、すべての人の奴隷になりました。できるだけ多くの人を得るためです。」(Ⅰコリ九・一六)
2013年度は、多くのチャペル・コンサートを開催予定です。まず第1回は、今日午後2時からの黄原亮司氏と井口真由子氏をお招きしての、チェロ演奏によるチャペル・コンサートです。黄原氏はクリスチャン・ミュージシャンとして、またチェロ演奏者として、教界外にも有名な方です。素晴らしい証しを交えながらのコンサートは定評があります。単独の教会でコンサートを開催できるのは、大変恵まれていると思います。大いに期待して参加しましょう。
第2回は、6月9日(日)午前10時半より、岸義紘先生(前JTJ神学校校長・サクソフォン奏者)をお迎えして、桜ヶ丘教会創立90周年記念チャペル・コンサート礼拝です。先生は、創立記念礼拝に、13回という長きにわたってご協力くださっています。神学者であり音楽家である先生ですが、ユーモアの中にも力強くストレートにメッセージを語ってくださいます。
第3回は、10月20日(日)午前十時半より、北本教会牧師のピアノ演奏者、小西優子先生をお迎えします。先生は音楽の専門家であると同時に、神学校を出ておられる大衆伝道者です。
第四回は、12月15日(日)午前十時半、クリスマス・チャペルコンサートにベアンテ・ボーマン先生、ルリ子先生夫妻をお迎えして、チェロ演奏とメッセージをしていただく予定です。
なぜ今このような集会をもつのか。理由は一つ。地域に開かれた教会として、一人でも多くの方々にキリストのメッセージを聞いていただきたいと願っているからです。主イエス・キリストに期待しましょう!!
母の日に想う
朝位 真士
アメリカのヴァージニア州ウェブスターの町にあったメソジスト教会に、アンナ・M・ジャーヴィスという教会学校の教師として26年間も奉仕した夫人がいました。ある日曜日に、モーセの十戒の第5戒「あなたの父と母とを敬え」の箇所より、「皆さんの中でどなたかお母さんの偉大な愛に対し、心から感謝を表す方法を考え出してくださる方のでることを望みます」と語りました。そのとき娘のアンナは、お母さんの話を感銘深く聞いていました。
その後ジャーヴィス夫人は亡くなり、教会で追悼会が開かれることになったときのことです。娘のアンナは、以前お母さんから聞いたことばを思いだし、たくさんのカーネーションの花をささげ、お母さんをしのびました。このことが列席者一同に大きな感動を与え、やがて有名な百貨店王といわれ後に大臣になっても教会学校の校長を続けた、ジョン・ワナメーカーの賛同を得、同氏の店頭で5月第2日曜日に盛大な記念会が催されました。これが母の日の始まりで、1908年(明治41年)のことでした。1914年にアメリカ議会は5月第2日曜日を母の日と定め、国旗を掲げてお母さんに敬意を表すことになり、やがて母の日は全世界に広まったのです。
「父と母を敬いなさい。」これは約束を伴う最初の掟です。「そうすれば、あなたは幸福になり、地上で長く生きることができる」という約束です。(エフェソ6・2)
個人的になりますが、私の母は47年前の6月25日に50歳の若さで召天しました。彼女は大変良く出来た人で、愛情の深いやさしい母でした。人の面倒を良く見て、他人までも世話をして、誰からも慕われ愛され、敬われた人でした。私は母よりも20年も長く生きてきました。母の恩に報い、神の為、人の為に全力を尽くして奉仕したいと思います。
牧会雑感
朝位 真士
最近、日本各地で地震が起こったり、近隣諸国に於いて戦争の騒ぎや
うわさを聞き、国内外でテロや事件・事故が多発しています。人と人と
の愛が冷えており、人々は不安な日々を送っています。交通事故や人身
事故が多発しており、インフルエンザ感染が中国から流行している日常
です。私はこれらの出来事を見て、聖書の中に出てくる終末の徴、主の
再臨が間近いと感じています。
私はこの頃、益々主の福音を宣教していかねばならないと感じていま
す。それには牧師・役員だけで伝道するのではなく、教会の関係者が全
員でプレーして欲しいと思います。
今日礼拝後、2013年度第1回の教会総会があります。前年度の会
計報告と教務報告がなされます。私はこの資料を拝見して、役員の方々
が多忙な中、教会のために尊い犠牲を払って作成してくださったことを
心から感謝したいと思います。また財政面に於いても、皆様方の尊い献
金の数々を拝見して、教会員全員が教会を愛し、教会のために犠牲を払
っておられることが目に見えて、主に感謝をささげると同時に、一人一
人に感謝を申し述べたいと思います。2013年度も、主の助けによっ
て全うしたいと思います。
創立90周年を迎えるにあたって
朝位 真士
桜ヶ丘教会は、初代牧師板井康裕先生がアメリカより帰国し、1923
年6月1日に世田谷区桜新町の自宅で開拓伝道が始まりました。はや
90年の歴史を経ています。
最近のニュースとしては、会堂の外壁塗装が4月15日より1ヶ月の
工期で始まりました。早朝より業者の方が来られ、作業は夕方まで続い
ています。工事の無事、安全を祈らずにはいられません。
次に、創立90周年記念特別集会に岸義紘先生(JTJ神学校校長・
サクソフォン奏者)をお迎えする予定です。毎回喜んで来てくださいま
す。今年は6月9日(日)午前の予定です。聖書箇所はヨハネ4章34~
38節より、「種をまき、刈り取る」というテーマで30分のメッセー
ジを語ってくださり、サクソフォンも、「輝く日を仰ぐとき」「丘に立
てる荒けずりの十字架」「アメイジング・グレイス」「ダニーボーイ」
「主の祈り」「聖なる都」等数曲を演奏してくださいます。
5月19日のペンテコステ礼拝では、杉本茂先生(前西荻教会牧師)
が説教してくださいます。5月26日(日)午後2時からはチャペル・コ
ンサートで、クリスチャン音楽家として有名な黄原亮司氏(国立中国音
楽院客員教授、ソロ・室内楽・CMなど国内外で積極的な演奏活動を行
っている)が来てくださいます。
どうぞ皆様、お祈りと同時に人々をお誘いください。主に栄光あれ!!