榊原紀惠子 のすべての投稿

2013/5/19 週報メッセージ

   聖霊降臨日を迎えて                                                                 
                                                                                                        朝位 真士
  3月31日(日)のイースター礼拝から50日目のペンテコステ礼拝を心から感謝しています。聖霊のくだった五旬節の日は、復活から50日目の日曜日であり、昇天の10日後にあたります。それが今日5月19日です。この日を「ペンテコステ」と呼ぶのは、ギリシャ語で50番目を意味しているからです。
 五旬節(ペンテコステ)には、もう一つの名「七週の祭り」もあります。これは、主が十字架にかかった過越の祭りより7週を過ごして、第50日目より始まる1週間の祭りだからです。この祭りには、その年の収穫の感謝とモーセがシナイ山にて神から律法を授けられたことが記念されました。
 五旬節の日、キリストの約束の通り聖霊がくだり、これにより弟子たちは神のことばを語りだしました。「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります」(使徒1・8)とありますように、弟子たちは神からの力を受け、キリストの十字架と復活の証人として立ち上がりました。また、この日より新しい神の民、キリストの教会が生まれました。
 私共の教会は1923年(大正12年)6月1日、板井康裕先生が世田谷区桜新町の自宅で開拓伝道を開始されたことに始まり、多くの牧師・伝道師が赴任して、御用しました。固定した集会所がなく、いつも不安定な場所(間借り、借家)で集会をもっていました。1968年(昭和43年)、西海静雄牧師、満希子牧師が就任され、1975年(昭和50年)、杉並区下高井戸4丁目のパールハイツ桜上水の1階を購入して会堂兼牧師館としました。1977年(昭和52年)、5階502号を、1987年(昭和62年)、4階404号を購入しました。1994年(平成6年)4月1日、朝位真士・フミ子牧師が就任。1997年(平成9年)12月、新会堂に移転し、1998年(平成10年)2月、献堂式が挙行されて、今日まで来ています。                                 

若葉降る5月

イメージ 15月も中旬を迎えました。
若葉の匂いが、心地よく体をつつんでくれますねを
5月12日は、母の日でした。
そして、5月19日は、ペンテコステ礼拝です。
教会の各種礼拝で、いつも感じさせられることは、毎日、ご飯を食べるように、聖書の言葉に触れていなくてはならないと思うことです。
聖書の言葉を通じて、イエス様と私たちは、とともに歩むことができます。
 
ごく単純な中に、日常の中で、イエス様を感じて過ごすことができる恵みを感謝しています。
喜びに満ちあふれて、過ごしましょう。
困難な時も、小さな一歩をいつも踏み出す努力を忘れませんように。
大きなことはできなくても、小さなことから積み上げて行きたいと思います。
 
 
 

2013/5/12 週報メッセージ

   母の日に想う
                                                                                                           朝位 真士
  アメリカのヴァージニア州ウェブスターの町にあったメソジスト教会に、アンナ・M・ジャーヴィスという教会学校の教師として26年間も奉仕した夫人がいました。ある日曜日に、モーセの十戒の第5戒「あなたの父と母とを敬え」の箇所より、「皆さんの中でどなたかお母さんの偉大な愛に対し、心から感謝を表す方法を考え出してくださる方のでることを望みます」と語りました。そのとき娘のアンナは、お母さんの話を感銘深く聞いていました。
 その後ジャーヴィス夫人は亡くなり、教会で追悼会が開かれることになったときのことです。娘のアンナは、以前お母さんから聞いたことばを思いだし、たくさんのカーネーションの花をささげ、お母さんをしのびました。このことが列席者一同に大きな感動を与え、やがて有名な百貨店王といわれ後に大臣になっても教会学校の校長を続けた、ジョン・ワナメーカーの賛同を得、同氏の店頭で5月第2日曜日に盛大な記念会が催されました。これが母の日の始まりで、1908年(明治41年)のことでした。1914年にアメリカ議会は5月第2日曜日を母の日と定め、国旗を掲げてお母さんに敬意を表すことになり、やがて母の日は全世界に広まったのです。
  「父と母を敬いなさい。」これは約束を伴う最初の掟です。「そうすれば、あなたは幸福になり、地上で長く生きることができる」という約束です。(エフェソ6・2)
 個人的になりますが、私の母は47年前の6月25日に50歳の若さで召天しました。彼女は大変良く出来た人で、愛情の深いやさしい母でした。人の面倒を良く見て、他人までも世話をして、誰からも慕われ愛され、敬われた人でした。私は母よりも20年も長く生きてきました。母の恩に報い、神の為、人の為に全力を尽くして奉仕したいと思います。

2013/5/5 週報メッセージ

   ハレルヤおじさん神のもとへ
                                                                                                           朝位 真士
  早稲田朝祷会のS兄は、私の祈りの友であった。彼は月曜日から土曜日まで毎日、超教派の早天祈祷会に出席していた。私共の教会にも、旧会堂の時から特別集会に出席されていた。彼の特長は、朝祷会・集会で立ち上がって「ハレルヤ」と大きな声で神様に感謝をしていたことである。また聖書をよく読んでいた。「この聖句はどこですか」と尋ねるとすぐその場所を教えてくれた。いつもとりなしの祈りをしてくれた。私共の教会の新会堂建設のためにも一生懸命祈ってくれた。周辺の反対にあって工事を1年間延期した時も、自分の教会のように思って力を注いで祈ってくれた。
 その彼が昨年4月27日(金)午前6時47分に召天。74歳であった。その日は早稲田の朝祷会であった。いつも朝早く来られる彼が、その日は来なかった。心臓発作で病院に運ばれて治療を受けていたのである。彼は集会でいつもカセット・テープに録音をしており、話し始めと終わりに何時何分と録音をしていたが、意識がなくなるまでその時の体の様子を録音していた。先週4月27日(土)の池袋朝祷会で彼の追悼記念会に参加して、最後のテープを聞いた。私は牧師として今まで多くの人々の最後に立ち会ったが、召天される直前の声をテープではあったが聞いて、何か不思議な感じがした。
 彼が祈りと同時に、いつでもどこでもトラクトを持って人々に伝道をしていた姿を今でも忘れることができない。まだ彼が召天したという感じがしない。「今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである。」(ヨハネ黙示録14・13)ご遺族の上に神の祝福を祈りたい。
 

2013/4/28 週報メッセージ

   牧会雑感
                                                               朝位 真士
  最近、日本各地で地震が起こったり、近隣諸国に於いて戦争の騒ぎや
うわさを聞き、国内外でテロや事件・事故が多発しています。人と人と
の愛が冷えており、人々は不安な日々を送っています。交通事故や人身
事故が多発しており、インフルエンザ感染が中国から流行している日常
です。私はこれらの出来事を見て、聖書の中に出てくる終末の徴、主の
再臨が間近いと感じています。
 私はこの頃、益々主の福音を宣教していかねばならないと感じていま
す。それには牧師・役員だけで伝道するのではなく、教会の関係者が全
員でプレーして欲しいと思います。
 今日礼拝後、2013年度第1回の教会総会があります。前年度の会
計報告と教務報告がなされます。私はこの資料を拝見して、役員の方々
が多忙な中、教会のために尊い犠牲を払って作成してくださったことを
心から感謝したいと思います。また財政面に於いても、皆様方の尊い献
金の数々を拝見して、教会員全員が教会を愛し、教会のために犠牲を払
っておられることが目に見えて、主に感謝をささげると同時に、一人一
人に感謝を申し述べたいと思います。2013年度も、主の助けによっ
て全うしたいと思います。

2013/4/21 週報メッセージ

   創立90周年を迎えるにあたって
                                                               朝位 真士
  桜ヶ丘教会は、初代牧師板井康裕先生がアメリカより帰国し、1923
年6月1日に世田谷区桜新町の自宅で開拓伝道が始まりました。はや
90年の歴史を経ています。
 最近のニュースとしては、会堂の外壁塗装が4月15日より1ヶ月の
工期で始まりました。早朝より業者の方が来られ、作業は夕方まで続い
ています。工事の無事、安全を祈らずにはいられません。
 次に、創立90周年記念特別集会に岸義紘先生(JTJ神学校校長・
サクソフォン奏者)をお迎えする予定です。毎回喜んで来てくださいま
す。今年は6月9日(日)午前の予定です。聖書箇所はヨハネ4章34~
38節より、「種をまき、刈り取る」というテーマで30分のメッセー
ジを語ってくださり、サクソフォンも、「輝く日を仰ぐとき」「丘に立
てる荒けずりの十字架」「アメイジング・グレイス」「ダニーボーイ」
「主の祈り」「聖なる都」等数曲を演奏してくださいます。
 5月19日のペンテコステ礼拝では、杉本茂先生(前西荻教会牧師)
が説教してくださいます。5月26日(日)午後2時からはチャペル・コ
ンサートで、クリスチャン音楽家として有名な黄原亮司氏(国立中国音
楽院客員教授、ソロ・室内楽・CMなど国内外で積極的な演奏活動を行
っている)が来てくださいます。
 どうぞ皆様、お祈りと同時に人々をお誘いください。主に栄光あれ!!

2013/4/14 週報メッセージ

   新年度を迎えて
                                                              朝位 真士
 2013年度が始まりました。今年は、特別集会が例年になく多くあります。5月26日(日)午後2時、チャペルコンサート。講師、黄原亮司氏(チェロ演奏)、ピアノ伴奏、井口真由子氏。6月9日(日)、創立90周年チャペルコンサート。講師、岸義紘先生(メッセージとサクソフォン演奏)。毎年この時期に喜んで来てくださっています。10月20日(日)、小西優子先生によるメッセージとピアノ演奏。12月15日(日)、クリスマス・チャペルコンサート。講師、ベアンテ・ボーマン先生、ルリ子先生(チェロ演奏とメッセージ)。この他、5月19日(日)、ペンテコステ特別礼拝。説教、杉本茂先生(前西荻教会牧師)。
 この特別集会やチャペルコンサートを開催する目的は伝道です。桜ケ丘教会の宣教の業を第一に考えています。前任者の西海静雄先生は、伝道のためにどんなことでもされた方でした。アドバルーンを掲げ、新聞広告、インターネット利用など、信徒の方々が総動員で伝道し、短期間に多くの方々が救われ、伝道所、第二種教会、第一種教会の認可を受けました。先生は大きな功績を残して60代の年齢で天国へ行かれました。私共も桜ケ丘教会の前任者の遺志を継いで、一人の魂の救いのために全力を注いでまいりましょう。
 

2013年度初礼拝

イメージ 12013年度、最初の日曜日でした。
私たちは、新たな年度を迎え、気持ちを新鮮にもって、この1年を進んで行きたいと思います。
 
皆様、桜の花々を十分に楽しみましたでしょうか。
写真はKKさんから提供いただきました。
 
しなやかに春がやってきて、春の嵐を経て、新緑が色を増してきます。
 
私たちは、偽善に気をつける必要があることをうかがいました。偽善はどの人にも陥りやすい罠でもあります。
主は私たちの髪の毛1本までもご存じということ。主の前に、嘘偽りがないように、常に生きたいですね。
また、聖霊を冒涜してはならないともうかがいました。
日々、与えられている日常において、このことを心にとめて、何が大切かをしっかりこころに止めていきたいですね。
 
私たちは、毎日の中で、失敗の中からも、進歩できる恵みをいただいていることを、感謝して進みたいですね。
 
 

2013/4/7 週報メッセージ

   ホ群年会に出席して
                                                               朝位 真士
  2013年4月1日~3日迄、ホ群年会が越谷コミュニティーセンタ
ーで開催された。主題「今こそ、神の福音の時」、副題「伝道はホーリ
ネスから」であった。開会礼拝、隠退教師感謝の時、聖会Ⅰ(説教大友
英樹師、司会三坂幸英師、立証中西絵津子師)、聖会Ⅱ(説教村上義治
師、司会潮義男師、合唱東京聖書学校神学生)、派遣礼拝・竣工式・調
印式(説教島隆三師、司会横山基生師)というプログラムであった。こ
の年会に出席して記憶した出来事を述べてみたい。
 今回は全国ホ群より200近い議員が登録され、また隠退教師と無
住所の教師等55名が加えられ、多くの出席者が与えられた。聖会Ⅱで
村上義治委員長が「今こそ、福音の時」と題して、マルコ3章20~35節
を通してメッセージを力強く語られた。伝道とは何か。①神の家族
をつくる、②神の家族の破綻、③神の家族の回復というポイントから、
神の御心を行うとはどういうことであるかをわかりやすく語ってくださ
り、大勢の方々が御前に出てお祈りをして、新しい決断をさせていただ
いた。
 三日目は東京聖書学校の増改築工事が完成を間近にして、調印式・竣
工式が行われた。大雨・嵐の中、新会堂に満員の出席者で厳粛な派遣礼
拝を守ることができたことは、大変大きな恵みであった。ハレルヤ!!

イースター礼拝

イメージ 13月31日のイースター礼拝では、復活の主という力強いお話をいただき、どのような時も希望を持って進むことができることを再確認しました。
 
礼拝の後に、小さな軽食会を持つことができて、参加者それぞれの近況などをお聞きすることができました。
 
復活の主は、私たちと共におられ、私たちにおこってくる様々な障害、問題、課題の石を取り除いてくださる。
 
来て、見て、信じた。とあるように、どうぞ、桜ヶ丘教会に来られ、主に触れてくださいますように。
 
教会の近くの公園にある桜のトンネルの道を歩いていたら、お声をかけていただきました。「足がわるいからちっとも前には進まないけれど、それでも桜のトンネルをゆっくり歩いてきました。いいもんですね。」
 
本当に。今年は、今日も寒くなったせいか、桜の花をとても長く楽しむことができています。