
人生の目標を目指して

27回ホ群首都圏夏期聖会に出席して
朝位 真士
主題「起きよ、光を放て」(イザヤ60・1)
ホ群結成70周年記念の一環として始まった。7月19日~21日まで、ハートピア熱海で開催され、出席者69名。席上献金198、560円、予約献金536、000円、合計734、560円。開会聖会、司会澤田直子師、メッセージ柏明史師、「活き活きとした交わりに生きる喜び」(イザヤ60章1~2節、エフェソ2章4~10節)。聖会Ⅱ、司会森浩師、メッセージ朝位真士、「主のみこころ」(エレミヤ29章4~23節)。早天聖会Ⅲ、メッセージ坪内時雄師、「わたしはすでに世に勝っている」(ヨハネ16章33節)。聖化講演、司会小林則義師、講演大友英樹師、「ホーリネスの群は教団信仰告白の聖化信仰をどのように告白するか」。聖会Ⅳ、司会島隆三師、メッセージ深谷春男師、「贖い・愛・臨在」ー起きよ、光を放てー(イザヤ43章1~5節)。早天祷告会、A富山希望師、B野口佳男師、C佐々木千沙子師による指導。分団も2回開催。閉会聖会、司会森田聖子師、メッセージ横山基生師、「生き生きとした希望」(Ⅰペトロ1章1~12節)。以上のプログラム概要であった。
私は聖会委員の一人として、大変祈りを要した聖会であった。特に人数の減少である。昨年より約2割5分減であった。〆切の6月の時点では48名の申込であったが、皆様に祈っていただき、私も祈り、最終的に69名与えられた。献金も大変危ぶまれていたが、結果的には昨年より3割増額であった。私は祈祷の力の偉大さをあらためて教えられた。ホーリネスの特徴「いつも喜び、絶えず祈り、すべての事に感謝せよ」(Ⅰテサ5章16~18節)の通り、今も昔も主イエスの御言葉の力は生きている。桜ヶ丘教会のため、ホーリネスの群のため、日本宣教のため、皆様のお祈りを切願する。
暑い日がいよいよやってきた感じですね。自然界は、緑豊かな風景が勢いをましています。桜ヶ丘教会では、6月には特別集会があり、力強いメッセージに各自が励まされ、イエス様につながることについての恵みを理解することができました。この夏も、霊肉を強めていただき、それぞれが平安の内に歩むことができるようにとお祈り申し上げます。わたしたちそれぞれが生活している場所で、イエス様をおつたえできるようにと願っています。朝夕に、静かな祈りの時を心がけてすごしてまいましょう。
誕生から 受洗まで
山本 潤
私の所属教会は、京王線調布駅前にある調布教会です。
私は、父親の仕事の関係で、小学校を3校、中学校を2校、転校しました。私の両親は、キリスト者ではありませんが、それぞれの転校した学校で始めて友達になった友人が教会学校に集っており、すぐに教会学校に誘われて、いつも毎週教会学校に通っていました。高校時代も、同様に友人に誘われ、礼拝に出席していました。神様は私を離しては下さらなかったのです。今、中風の人が友人によって主の前に出されたように、多くの友人の祈りによって支えられていたことが思い起こされます。
しかし、大学生なると誘惑も多く、教会を離れる日々が続いていました。教会学校での奉仕も与えられていましたが、土曜の夜も夜遅くまで遊んで帰宅することが多くあり、日曜日の朝起きることはできません。教会学校が始まる時間にかかってくる教師から電話で起こされ、目を擦りながら徒歩5分の教会に駆けつける日々が続きました。神から離れてしまいそうな私の救いについて、教会学校教師や牧師も祈り続けて下さっていたのです。
ある電機メーカに就職した頃には、毎週礼拝に出席していましたが、始めに与えられた仕事は、自分の希望とは全く異なる「光」に関連する装置の開発でした。なぜ、これを自分が担当しなければならないのかと悶々とし、数ヶ月間上司にそれを何度も訴えました。今思うと、自分の技術に傲慢になっていました。そのようなことにも気がつかず、悶々とした数か月を過ごしていました。ある時、ふと聖書を開くとヘブル書12章「主の訓練」の御言葉が入ってきました。そこで、今の状態は、「神がこれまでも導き続け、今は私を訓練してくださっている」ことに気づかされ、「主」を受けいれました。神様は、私のような放蕩息子の帰りを待っておられたとことへの感謝から、仕事に懸命に取り組み始めました。そして、27歳のクリスマスに受洗に導かれました。