榊原紀惠子 のすべての投稿

6月の朝

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写真:K/Kさん提供
6月は、緑深く、自然の生命が力強く迫りくる日々が続きますね。
公園の樹々も、風に揺れてこの季節の命の息吹を感じさせてくれます。
6月は桜ヶ丘教会の創立記念の月です。今年で93年目を迎えます。93年という記念の年月は、すごいものだと思います。
毎年、創立記念礼拝に、岸義紘先生をお迎えして、チャペルコンサートを開催しています。これも、大いなる神様のお恵みです。お忙しい岸先生が、毎年桜ヶ丘教会に来てくださって、お話と音楽をご提供くださいます。
この豊かなお恵みを何と感謝したらよいのでしょう。
 どうぞ、皆様も
 6月5日(日曜日)10時半~
 岸義紘先生による
 サックス演奏・チャペルコンサート  にお出かけください。
 説教題「逆転は人生」
 ローマ人への手紙8章28節~30節
 「神は愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。
神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです。
神はあらかじめ定められた者たちを召し出し、召し出した者たちを義とし、義とされた者たちに栄光をお与えになったのです。」
皆さま、チャペルコンサートに御出席ください。そして、ご一緒に6月の花嫁のように、主から祝福をいただきましょう。
祈りつつ、お待ちしております。

2016/5/29 週報メッセージ

   新生・聖化・神癒・再臨の特色教理を強調し
                                                                                                          朝位 真士
  前号に続き四重の福音「新生・聖化・神癒・再臨」について一つ一つ見ることにする。
 (1)新生 「人は新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」(ヨハネ3・2)「神は豊かな憐れみにより、わたしたちを新たに生まれさせ」(Ⅰペトロ1・13)キリストの十字架の死と復活を通して私たちに現された神の贖いの愛は、私たちを悔い改めへと導き、罪赦された神の子として新たに生まれさせる。そして「天に蓄えられている、朽ちず、汚れず、しぼまない財産を受け継ぐ」(Ⅰペトロ1・4)希望と喜びに生きる者へと導く。また、このように私たちを新たに生まれさせる神の恵みは、決して変わることがなく(ヘブル13・8)、この恵みのうちに聖霊は私たちを聖なる者へと造りかえていく。(教団信仰告白参照)
 (2)聖化 「聖なる生活を抜きにして、誰も主を見ることは出来ません。」(ヘブル12・14)「知らないのですか。あなたがたのからだは、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり……もはや自分自身のものではないのです。」(Ⅰコリント9・19)「これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和……」(ガラ5・22)神は、子である私たちの内に聖霊を住まわせ、罪の心を潔めて愛、喜び、平和、寛容等、豊かな義の実を結ばせるように働く。人はこのような聖霊の力強い恵みの促しにより、自分自身を神に明け渡し、キリストの心をわが心として歩む者となる。こうした恵みのわざとしての聖化の体験を、ホ群は従来より「きよめの体験」あるいは「聖霊のバプテスマの体験」等と言い表してきた。個々人の経験は同じではない。多様であり、それを表す言い回しも多様である。しかし何より大切なことは、聖霊の働きと導きの中で、「きよめの恵み」を日々生き続けることである。
 次号は「神癒」から学んでいこう。

爽やかな日曜日

イメージ 1写真:K/Kさん提供
5月中旬の爽やかさと目に染みる緑の輝きを感じながら、教会に向かいました。
桜ヶ丘教会の鐘の音が響きわたり、イエス様のおられる教会は、今日も静かに私たちを待っていてくださいました。
「二人の弟子」というテーマの話でした。フィリポとナタナエルという2人を通し、イエス様をどなたかにお伝えするという私たちの役割を認識しました。
フィリポは単純率直な人柄で、一方ナタネルは慎重な知識人であるということ。
二人がイエス様に出会ったとき、反応は異なっていたといことです。
ナタナエルは、ナザレからどのような善人が出るのかといぶかって考え、偏見を持って、イエス様に出会ったということでした。
しかし、イエスに自分のことを見抜かれて、自分の知識の無力さを感じ、イエスを神の子であると気づかされたというお話でした。
イエス様に接し、イエス様の力に触れることができた二人はいずれにしてもとても素晴らしい弟子となったのです。フィリポはイエス様をナタナエルに紹介し、二人は弟子となったのです。
ナタナエルに「来て見なさい」と言って、疑う心に示されたということです。
わたしたちも、真にイエス様を知っている者して、イエス様のもとにどなたかをお連れできるようになりたいですね。
6月5日(日曜日)の特別礼拝は、岸義紘先生のチャペルコンサートです。
是非、一人でも多くの方が、イエス様に出会えるように祈りつつ教会にお連れできるようにしましょう。

2016/5/22 週報メッセージ

   四重の福音強調月間
                                                                                                           朝位 真士
  ホーリネスの群は、1946年5月1日に結成されました。その事を覚え、5月1日に感謝と新たな祈りの時としてホ群結成70周年記念礼拝を守りました。私はもう一度ホ群の特色教理「新生、聖化、神癒、再臨」の四重の福音と、ホ群の教団での存在意義を確認したく思います。
 (一)「教団信仰告白」と「四重の福音の特色教理」
 聖書的福音主義の信仰としての「教団信仰告白」には「四重の福音の特色教理」に関わる「聖化」および「再臨」についての信仰が次のように告白されています。「……この変わらざる恵みの内に聖霊は我らを潔めて義の実を結ばしめ、その御業を成就したまふ。……愛のわざに励みつつ主の再び来たりたまふを待ち望む。」ホ群諸教会はこの教団信仰告白を重んじつつ、特に罪ある人間と世界を救い、潔め、完成へと導く力強い神の贖いの恵みを体験的な信仰として捉え、「四重の福音」の特色教理として強調するのです。
 (二)四重の福音
 四重の福音の特色教理は、聖霊なる神の恵みを、神と人との関係の変化(罪を赦して義と認め、神の子とする)をもたらすだけでなく、「体験的ホーリネス」として人を新たに生まれさせ神の子にふさわしいものに潔め、造り変えること、つまり人が体験して知ることのできる恵みの働きをするものとして示します。なお、「体験的ホーリネス」は、人の努力によるのではなく神の恵みとして与えられるものです。ホ群はこの信仰を強調して今日に至っています。
 次号より、具体的に「新生」「聖化」「神癒」「再臨」について、ホーリネスの群として、どのように強調し、信仰してきたかを学んでいきたいと思います。

ペンテコステ礼拝に思う

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写真:K/Kさん提供
5月15日のペンテコステ礼拝の後で
本日は、教会の歴史というテーマでのお話でした。
教会の信者の共同体としての歴史は、復活したキリストと聖霊に対する信仰から始まったということです。
お話から、教会は共同体であるということを改めて認識します。
教会に、変化はどのようにしたらおきるのか。聖霊が働かなければ、真の変化はもたらされない。
聖霊の助けをどこで得ることができるのか。聖霊は、どのような者に力を貸してくださるのか。
初代の教会は、聖霊降臨により宣教へのビジョンが弟子たちに使命として与えられたというお話でした。
聖霊が天から下ってきた。
イエスは、天に帰られ、私たちに聖霊の助けをお約束になり、聖霊が私たちのもとに下ってきてくださった。
キリストの働きをするために、私たちは、聖霊の力を要求することができる。
聖霊が働くときに、感動と興奮と成長が表れるということです。
教会に今必要なのは、私たちが、聖霊によって変えられるということと感じました。
失敗しても、折れてしまっても、再度聖霊の助けを求めて、キリストに生きるときに、私たちは、聖霊の力を感じ、主と共に歩く人生を行くことができると確信します。
どうぞ、この1週間、疲れても、弱っても、聖霊のうちにあって、成長していきたいと思います。
主に栄光あれ。ハレルヤ。
<ペンテコステの恵み>
本日の夕拝にSさんという姉妹が、初めて桜ヶ丘教会に来てくださいました。
主に感謝します。どうぞ、Sさんの上に、主の導きと祝福が豊かにありますように。

2016/5/15 週報メッセージ

   桜ヶ丘教会からのお知らせ                                                                 
                                                                                                          朝位 真士
  さる5月の役員会で「桜ヶ丘教会からのお知らせ」という文書が可決しましたので、皆様方へお知らせいたします。
  主の御名を賛美します。2016年6月に桜ヶ丘教会は創立93周年を迎えます。今後95周年、100周年と
 記念の年を積み重ねていこうとしております。つきましては、桜ヶ丘教会に関係する皆様に、2016年度の
 桜ヶ丘教会特別礼拝等についてご案内させていただきます。
  6月5日(日)に岸義紘先生をお招きしてチャペルコンサートを開催しますので、チラシを同封いたします。
 ご都合がつきましたら、是非ともお越しいただきたいと思っております。祈りつつ、お待ち申し上げます。
  〈2016年度の特別礼拝等予定〉
 5月15日(日)ペンテコステ礼拝、6月5日(日)創立九三年記念礼拝、岸義弘先生(サクソフォン・チャペルコン
 サート)、6月25日(日)特別礼拝、西海満希子先生(元桜ヶ丘教会牧師、東京聖書学校教授、前越生教会牧
 師)、11月6日(日)召天者記念礼拝、12月24日(土)クリスマス・イブ礼拝、高田光比古トリオによるジャズコ
 ンサート、12月25日(日)クリスマス礼拝、ベアンテ・ボーマン師、ルリ子師(チェロ&ピアノ・チャペルコンサー
 ト)、1月1日(日)元旦礼拝(聖日礼拝)、2月26日(日)二〇一六年度第二回教会総会
 
 今年与えられた御言葉は、詩編126編です。「涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる。」(5~6節)
2016年度の諸集会が祝福され、救われる方々が起こされるよう主に切に祈りたいと思います。アーメン。

2016/5/8 週報メッセージ

   母の日に思う
                                                                                                           朝位 真士
  今日は「母の日」です。母への感謝を表す日です。2年前の週報にも記載しましたが、母の日の起源について記します。
 アメリカ・ヴァージニア州のウェブスターにあるメソジスト教会に、アンナ・M・ジャーヴィスという教会学校の教師として26年間奉仕した夫人がいました。ジャーヴィス夫人が亡くなり、教会での追悼会の時、娘のアンナは以前お母さんから聞いた「あなたの父と母とを敬え」の箇所を思い出し、多くのカーネーションの花をささげ、お母さんを偲びました。このことが列席者一同に大きな感動を与え、やがて有名な百貨店王と言われ後に大臣になっても教会学校の校長を続けたジョン・ワナメーカーの賛同を得、同氏の店頭で5月第2日曜日に盛大な記念会が催されました。これが母の日の始まりで、1908年(明治41年)のことでした。1914年にアメリカ議会は、5月第2日曜日を母の日と定め、国旗を掲げてお母さんに敬意を表すことになり、やがて母の日は全世界に広まったのです。
 個人的で恐縮ですが、私の母は1965年6月25日午前0時45分頃、50歳の若さで召天しました。母は大変世話好きで、私共には優しく、従業員の方々にも親切であって、皆から慕われていました。当時私は九州の博多で就職をしていまして、日曜日は教会に出席していました。汽車で100キロ位ある小倉から博多の私の寮へ来て、留守の時は置手紙と弁当を置いて帰りました。私がもう少し熱心に信仰をすすめていたら、きっと信者になったと思います。父は晩年本田弘慈先生によって導かれ、キリスト教徒となり、キリスト教式で葬儀をいたしました。
 私の母教会は北九州復興教会です。1961年12月24日に受洗いたしました。若い時に救われるということの恵みを現在も味わっています。母なる教会の方々の祈りは、今も私の上にあります。

2016年6月特別礼拝の案内

イメージ 1写真:K/Kさん提供
<6月の特別礼拝の案内>
6月5日(日曜日)10時半~
(桜ヶ丘教会創立93年周年記念)
チャペルコンサート
 音楽&メッセージ:岸義紘先生
 こころに響くサクソフォン演奏とユーモアあふれる聖書のメッセージです。
6月26日(日曜日)10時半~
 特別礼拝
 メッセージ:西海満希子先生
 パワフルで愛にあふれた西海満希子先生のメッセージです。
どなたでも参加できますので、是非とも桜ヶ丘教会にお越ししください。
お待ちしています。

5月ゴールデンウィークの中の礼拝

イメージ 1写真:K/Kさん提供
5月に入りました。若葉の緑も日々濃くなって、風もさわやかに私たちの前を通り過ぎていきます。
先週4月25日の礼拝では、「洗礼者ヨハネの証し」というお話でした。
イエス・キリストは「ことば」であり、「ロゴス」であるということ。洗礼者ヨハネは「声」であること。「ことばを伝える声」であるということを伺いました。
わたしたちも、イエス・キリストを伝える声として、生きていくことの使命があると伺いました。
今日5月1日の礼拝では、「神の小羊」というテーマでのお話でした。
神の小羊とはどのような方を指すのかということを教えていただきました。
それは、罪のためのいけにえの小羊、過ぎ越しの祭りの小羊、多くの者の罪を背負って屠り場にひかれていく小羊。
イエスは人類の罪を背負う犠牲の小羊として十字架上で屠られました。
洗礼者ヨハネは「見よ、世の罪を取り除く神の小羊」とイエスが来られるのをみて言った。と聖書に記されれています。
洗礼者bヨハネが「わたしは、霊が鳩のように天から降って、この方の上にとどまるのを見た。・・・・霊が降って、その人にとどまるのを見たら、その人が、聖霊によって洗礼を授ける人である」と言われた。とあります。
わたしたちに聖霊が降ってくださるときに、救いは確かなものとして私たちのもとにあります。
今日は、声としての洗礼者ヨハネの存在と足跡の中に、私たちは神の証人である教会とキリスト者の原点を見出すということを教えていただきました。
わたしたちが声になることによって、この世は初めてキリスト・イエスに出会うことができるのだということです。
教会全体が一つの声をなる。教会が一つの声となって、人々の耳にイエス・キリストの言葉を届けているだろうか。そして、その声は確実にイエス・キリストを指しているだろうか。
メッセージを通し、声としての存在を、今一度深く考えさせられました。
清さとは、愛であるということについてもお話がありました。
この1週間、これらのことを踏まえて、誠実に過ごしていきましょう。

2016/5/1 週報メッセージ

   ホーリネスの群・結成七〇周年
                                                                                                          朝位 真士
 
  ホーリネスの群は1946年5月1日に結成されました。そのことを覚えて感謝と新たな祈りの時をもつために、記念礼拝を共に捧げましょう。
 ①ホ群の歴史を振り返り、存在意義と大切にしているもの、大切にしたいものを再確認する。②ホ群教会並びに教師・信徒がその信仰を燃やされ、力強く歩み進むものとなる。③献身者が起こされる。スローガン「起きよ、光を放て」。「起きよ、光を放て。あなたを照らす光は昇り、主の栄光はあなたの上に輝く。」(イザヤ60・1)
  主な記念の年は次の通りです。2016年、ホ群結成70周年。2017年、日本ホーリネス教会100周年、宗教改革500周年。2018年、新生ホ群30周年。
 戦争直後のホーリネス教会の歩みは、1945年11月8日、日本橋の都心教会において「復興感謝大会」開催。教職70名、信徒30名。1946年1月1日、『復興誌』(現『ホーリネス』誌)発行。1946年1月1日~3日、日本橋都心教会において復興新年聖会。1946年5月1日~3日、日本橋都心教会において春季復興全国大会開催。教職
70名、参加者150名。大会において「ホーリネスの群」結成。教団発足当時11の部制で、その中の第6部であった日本聖教会の多くの教会(教職と信徒)は、戦後2年目に教団内に留まって、「ホーリネスの群」として新たに歩み出しました。『復興誌』1946年6月号には、「我らはホーリネスの群と呼称して教団内に在りつつ強固な団結をもて純正なる福音をもって日本教化への推進力たらんことを決意して第一歩を踏み出したのである。ハレルヤ。」とあります。(続く)