
イースターを迎えて

第2回教会総会を終えて
朝位 真士
2012年3月11日(日)礼拝後、2011年度第2回教会総会が終わりました。現住陪餐会員51名のうち出席者15名、委任状15名、合計30名で総会が成立しました。当日は東日本大震災1年目でした。昨年3月11日午後2時46分、大地震、津波、原発放射能汚染等によって、A紙発表によると、3月10日現在の死者1万5854人、行方不明者3155人、避難者34万3935人ということです。同紙には「もとの暮らしを少しでも取り戻すための『復興』の手だてはどこまで進んだか」とありました。
さて、私共の教会では三つの議案を審議していただきました。
(1)2012年度宣教方針について。2012年度には「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、わたしの民が大勢いるからだ」(使徒18章9~10節)という御言葉が与えられました。「宣教と教会形成」を教会の方々と共に達成していきたいと思います。①個人信仰の確立。②全家族の救い。③個人伝道による教勢倍加。「聖書を読もう会」や星野富弘美術館見学を通して、教会員の交わりを進めていこうと思います。
(2)2012年度一般会計予算について。S会計役員によってわかりやすい趣旨説明がなされました。厳しい経済状況の中で、信仰と神の助けをいただいて、この会計予算達成のために祈っていきたいと思います。また献堂して15年近く経過している教会堂の外装とエアコンの修理ならびに新品交換等のためにも祈り、ソフトとハードの両面を整備していきたいと思います。桜ヶ丘教会のリバイバル(復興)を祈ってください。
国家晩餐祈祷会に出席して
朝位 真士
「わたしの名をもって呼ばれるわたしの民がひざまずいて祈り、わた
しの顔を求め、悪の道を捨てて立ち帰るなら、わたしは天から耳を傾け
罪を赦し、彼らの大地をいやす。」(歴代誌下7章14節)
私は、3月9日、某ホテルでの「国家晩餐祈祷会」に招待された。国
会議員をはじめ、カトリック・プロテスタントの教職・信徒数百名が一
堂に会して、昨年3月11日午後2時46分の東日本大震災で起こった
地震・津波・原発事故で被災された地域の方々のために心を合わせて数
時間祈った。特に胸を強く打ったのは、教会員の方々と流浪の旅を1年
続けておられる福島第一バプテスト教会S牧師の体験とメッセージと祈
りであった。
先生は開拓伝道をして福島の数カ所に会堂を建てられた。数年前には
100年安心の新会堂を建てられたが、今も立入禁止区域の中にあると
いうことだ。今迄の牧会と信仰が根底から覆されたが、神の国の宣教を
強く願っておられる姿に強く感動した。世界を周って献金が与えられ、
また福島に会堂を建てて宣教しようとしておられる。先生は「震災で何
を見たか」というテーマで、御自分の体験と信者の方々の証しを語り、
命がけで主のために働いておられる。殉教者ステファノ(ステパノ)の
姿をかみま見た。主に栄光あれ!!