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岸義紘先生チャペルコンサートと桜ヶ丘教会創立記念集会について

イメージ 1写真提供:K/Kさん
6月6日岸義紘先生のサクソフォンの演奏とメッセージは、素敵な音楽と分かりやすいお話で、とても感謝いたしました。
教会には、いつも来られている方のほかにも、初めての方もおいでくださいました。
メッセージは「赦しについて」のお話でした。
私達は、生涯の間に、どうしても越えられない「赦すことができない」課題について、一つや二つ遭遇することがあること、そして、心の葛藤がある中で生活していかなければならないことなど、先生のご経験を踏まえながらお話くださいました。
聖書のなかの分かりやすいたとえ話から、途方もないほど大きな神様の赦しのめぐみについて、お話を聞き、神様から赦されている自分が、赦せない人を追い続け憎しみ続けることの罪深さを示されました。
しかし、多くの犯罪と被害者の問題など非常にデリケートな問題もある中で、罪赦されても、なお、罪を犯したものが背負い続けなければならないことについてもあわせて語られました。
イエスキリストの十字架の死よって、わたしたちに与えられた神様からの一方的な憐れみと恵みに感謝し、日々、人を赦すことが出来るように主におゆだねし、日々、主に出合い続けられるように努力していく必要があると感じました。
岸先生の当日の音楽とメッセージのDVDが完成しましたので、必要な方は教会までご連絡ください。

2010/6/13 週報メッセージ

   日本の教会成長に障害となっているもの
                                                                                                         朝位真士
 日本の教会成長に障害となっているものの原因を三つの観点から列挙してみたい。
 1.信徒に関するもの
   信徒訓練の欠如。信徒が活用されていない。賜物が生かされていない。牧師依存が強い。教会観の不徹
  底。信徒意識の低さ。御言葉に正しく養われていない。喜んで奉仕する人が少ない。不信仰。女性クリスチ
  ャンの結婚問題。
  2.牧師に関するもの
   牧師中心、ワンマンである。牧師の霊性。一人ずもう。伝道意識のなさ。牧師職の不明確さ。牧師の姿勢。
  マネージメントの不足。成長の無関心。
 3.教会に関するもの
   社会から遊離している。ビジョンがない。成長の認識の欠如。既成概念にとらわれている。組織の不十分
  さ。聖霊の満たしの乏しさ。聖書信仰の欠如。信仰の継承の不足。経済的に貧しい。創造性のなさ。献身的
  愛の不足。伝道していない。
 この項目をチェックして反省して、自分たちに不足しているものを謙遜に考えて、私共の教会の障害になっているものを皆様と共に考えていきたい。エフェソの信徒への手紙2章19~22節には次のように語られています。「あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり、使徒や預言者という土台の上に建てられています。そのかなめ石はキリスト・イエス御自身であり、キリストにおいて、この建物全体は組み合わされて成長し、主における聖なる神殿となります。キリストにおいて、あなたがたも共に建てられ、霊の働きによって神の住まいとなるのです。」
 桜ヶ丘教会の発展と祝福、一人一人の魂が恵まれることを祈っています。アーメン。

2010/6/6 週報メッセージ

   創立記念チャペル・コンサート
                                                                                                         朝位 真士
 今年も岸義紘先生をお迎えできて感謝いたします。今年で10回目になります。今日語って下さるテーマは「赦された人は赦すことができる」ー7×70回の赦しーで、マタイ18章21~35節から語られます。期待いたしましょう。
 「『主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。7回までですか。』イエスは言われた。『あなたに言っておく。7回どころか7の70倍までも赦しなさい。』」(マタイ18章21~22節)
 岸先生は、日本全国、家庭集会、朝祷会、教会、聖会、ゴスペル・コンサート、伝道集会など、大きな集会、小さな集会に喜んで御用され、信徒向けのJTJ宣教神学校の校長でもあられます。人生のモットーは「だれのまねをするでなく、ひたすら自分自身を生きる」、「招かれる食事と頼まれる説教はことわらない」ということです。そういうわけで、来年の創立記念チャペル・コンサートにも岸先生にお願いしたいと思います。
 私共の教会は、1923年(大正12年)6月1日、板井康裕牧師が世田谷区桜新町の自宅で伝道を開始されて誕生いたしました。1968年(昭和43年)西海静雄牧師が就任され、1975年(昭和50年)杉並区下高井戸4丁目、バールハイツ桜上水を購入して会堂兼牧師館としました。1977年(昭和52年)5階502号を購入して牧師館とし、1987年(昭和62年)4階404号を購入して教育館としました。
 1994年(平成6年)4月1日、朝位真士・フミ子牧師が就任。1997年(平成9年)12月、新会堂に移転し、1998年(平成10年)2月、献堂式が挙行されました。
 「人の心には多くの計らいがある。主の御旨のみが実現する。」(箴言19章21節)

6月6日(日)礼拝ご案内

写真:イメージ 1教会の庭に咲いた薔薇
 
6月6日(日)10:30から
創立記念特別集会 チャペルコンサート
講師・サクソフォン演奏
岸 義弘 先生
「赦された人は赦すことができる」
7×70回の赦し
マタイによる福音書18章21節~35節
 
どうぞ、ご家族連れでお越しください。
 

5月最後の礼拝

イメージ 1写真k・kさん提供(日光の最近の様子)
 
桜ヶ丘教会の第5日曜日には、朝位フミ子牧師がお話をされます。
 
5月30日(日)、本日の礼拝は、フミ子牧師のお話です。どうぞ、どなたもお気軽に礼拝にご参加ください。
 
なお、5月16日の島先生の御話については、DVDを作成しました。ご欠席でお話が聞けなかった方々に、是非、島先生の素晴らしいメッセージをお届けしたいと思います。島先生が、北海道でお生まれになってから、御家族のお話などを通して、とても感動的なメッセージでした。
 
 

2010/5/30 週報メッセージ

   勝利の生活
                                                                                                        朝位 真士
 尾山先生の『信仰生活の手引き』を読んでいましたら、「勝利の生活」の箇所が目につきましたので、皆様に
ご紹介させていただきます。
  私たちの信仰生活はいつでも平坦ではないでしょう。むしろ困難の方が多いと思います。しかし、私たちの
 主は「あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」(ヨハネ
 16・33)と語っています。「もし神がわたしたちの味方であるならば、だれがわたしたちに敵対できます
 か。」(ローマ8・31) 常に神により頼み、神によって勝利を得ることが信仰生活における勝利の秘訣です。
  私たちの信仰生活は、平安の生活です。その平安とは、悪魔との戦いにおいて勝利した勝利の上に築かれ
 た平安です。もし敗北してしまったら、罪を告白して、神との交わりを回復し、良心に平安を与えられて歩むこ
 とです。
  私たちが「試練」にあった場合はどうでしょうか。試練と誘惑とは違います。試練は神からのもので、誘惑
 は悪魔からのものです。試練に対する態度としてまず覚えたいことは、どんな試練も神の許しなしに襲ってく
 ることはないということです。試練の目的は、常に私たちの益のため、また私たちを神の聖さにあずからせて
 くださることにあることを覚えたいと思います。試練に対する態度は祈ることです。試練を通して信仰生活に
 重要な忍耐と謙遜を学ぶことです。
  信仰生活においては、いつも謙遜に教えを受けるという態度が望ましく、学べば学ぶほど謙遜な愛の人にな
 っていくのでなければ、本当に成長したとは言えません。牧師やほかの信者たちを批判したり裁いたりする人
 は、そのことだけで信仰生活の落伍者と言ってよいでしょう。

2010/5/23 週報メッセージ

   ペンテコステ(聖霊降臨節)を迎えて
                                                                                                         朝位 真士
  「聖霊の力は歴史が実証している。」2000年にわたる歴史は、聖霊の力をいただいたクリスチャンが超自然的な生き方をして、世界に大きな影響を与えてきたことをくりかえし実証してきました。
 使徒2章1~6節には、「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。……」とあります。ペンテコステ(五旬節)の日の経験は、初代の弟子たちを決定的に変えてしまうものでした。おくびょうな弟子たちが大胆に、みじめに打ちひしがれていた弟子たちが輝くばかりの勝利の生活へと変えられたのです。この弟子たちが当時の強大なローマ帝国をさえくつがえす原動力となりました。
 現代においても聖霊こそ勝利の秘訣です。聖書を通して語りかけられる聖霊のみ声に聞き従い、、聖霊の超自然的な力をいただくことができます。その秘訣は祈りです。
 ペンテコステの前10日間、エルサレムの2階の部屋で120人の人々が熱心に祈っていた時に、聖霊が降って弟子たちが力強くキリストの証人となり、教会が誕生しました。現代の教会の力不足は、端的に申しますと、祈祷の力の不足です。私はキリスト者となって50年近く(1961年12月24日受洗)なりますが、今日まで喜びと感謝と希望をもってこられたのは、皆様方の祈りの支援はもちろんですが、祈祷を重視してきたからだと思います。教会の皆様方も、もし力不足を感じておられますならば、もっと祈祷会を重視しては如何でしょうか。きっと貴方の信仰生活は変革されます。シャローム。

2010/5/16 週報メッセージ

   島先生の問安礼拝を期待して                                                                 
                                                                                                          朝位 真士
 今日は、ホ群の問安使、島先生をお迎えしての特別礼拝です。先生は東京聖書学校の校長であり、仙台青葉荘教会の牧師でいらっしゃいます。北海道札幌のクリスチャンホームで生まれ、ホ群の教会で育てられ、1955年に受洗されました。1965年仙台で献身に導かれ、1972年按手礼を受けられました、西東京教区の更生教会牧師、香港日本基督教会の宣教師・牧師、西川口教会牧師を経て、2004年より仙台青葉荘教会牧師となられました。1998年より東京聖書学校校長として教えておられます。特に日本のジョン・ウェスレーの研究者として有名な学者のお一人です。もし献身の道をお通りにならなければ、国立大学教授としてお働きされた方です。しかし神は、神の国の働き人を養成する神学校の責任者として、先生を用いておられます。
 私と先生との関わりの中では、私が神学校時代の千葉へのキャラバン派遣で、先生に引率教師としてご指導していただいたのが強く心に留まっています。先生は博学であるにもかかわらず、ご自分の知識や信仰を自慢なさらず、絶えず、愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制(ガラ5・22~23)を身をもって証しされておられます。
 今日はヨハネ21章15~19節を通して「私を愛するか」というテーマで語っていただきます。先生の語られる説教の一つ一つの御言に、霊眼(霊の目)、霊耳(霊の耳)を大きく開いて、主の御心をしっかりと受けとめさせていただきましょう。主イエス様を愛するとはどういうことなのか、いや、主ご自信が私を愛してくださった、その大きな愛とは何であるかを、もう一度心に深くとめてみましょう。                             

5月16日礼拝のお知らせ

イメージ 1写真K/Kさん提供
 
5月16日(日)礼拝のお知らせ
10時半~
 お話:島 隆三先生
 (仙台青葉荘教会牧師、東京聖書学校校長)
 「私を愛するか」
  -復活のとペテロとの対話の箇所から-
    ヨハネによる福音書21章15~19節
 
皆様、お気軽に礼拝にお出かけください。
 
 
 

2010/5/9 週報メッセージ

   ジョン・ウェスレーの回心
                                                                                                                          朝位 真士
  ジョン・ウェスレーは1703年6月17日、英国のエプオスに生まれた。父は国教会牧師で、六歳の時、牧師館の火事から危機一髪で救い出されるという経験から、神の特別な顧みを感じる。オックスフォード大学に学び、卒業後、国教会の按手礼を受け同大学の助教授に就任し、弟チャールズの始めたホーリー・クラブ運動に参加した。その規則正しい聖書研究と奉仕活動から「メソジスト」(几帳面派)と呼ばれるようになった。1735年同志と共に北米ジョージアに伝道。その途次モラピアン派の信仰に触れて感銘を受け、帰国後1738年5月24日、同派の集会に出席。霊的回心を得た。その事について、同日の彼の日記には次のように記されている。
   夕方、すこぶる気は進まなかったが、オルダスゲイト街の集会に出席した。あたかも一人の人がルターの
  ロマ書注解の序文を朗読している所であった。
   9時15分前頃、彼の「神はキリストを信ずる信仰を通して我らの心に働きかけたもう」との言葉を聞く
  や、我が心の奇しくも燃ゆるのを覚えた。その瞬間に明らかになったことは、我はキリストを救い主と信ず
  るということであった。
   また、キリストのみ救いを与えたもうということが、きわめて鮮やかに会得された。そして、神はかく程
  までに我が深い幾多の罪をも赦し、我を罪と死から救いたもうことが真に確実にされた。
                                              (『キリスト教ガイドブック』より)
 時はペンテコステの時期、今年は5月23日(日)である。私たちの心に、ジョン・ウェスレーの如く聖霊のバプテスマをいただいて、お互いに心が燃える経験をさせていただきたい。そして一人一人が救霊愛に燃やされて、今年一人が一人をキリストにお導きしたいと祈りたい!!