2011/11/20 週報メッセージ

   教会とは                                                                 
                                                                                                        朝位 真士
  教会は聖書の言葉(ギリシャ語)で「エクレシア」と言います。これはもともと「カレオー」(呼ぶ)という言葉から来ており、「召集する」という意味をもっています。昔ギリシャのアテネなど都市国家の市会や議会をエクレシアと呼んでいました。開会の時に伝令が市内を走りまわって市の議員を呼び集めたことから生まれた言葉です。
 教会は神によって特に「召集された人々の群」をいうのです。そしてこの教会は今や世界に存在しています。大小さまざまです。村の教会、町の教会もあれば、壮麗な大会堂や美しいステンド・グラスの教会もあります。どれも聖書の真理の上に正しく立っているならば、それは神の教会です。また教会は目に見える組織や建物のことだけではありません。教会は「キリストのからだ」とも言われています。これは、教会がキリストのいのちと力に満ちており、そこで多くの人々が神を礼拝し、聖書を学び、人生への新しい指針を得る所であるからです。
教会は人を選ぶことをしません。神のよって造られた人間は、一人一人が神に愛されているからです。          教会における三大発見
  ①人生の目的 
  教会において、悔いのない人生、尊い使命に生きる人生の目的を発見する。(エフェソ4・11~16)
  ②霊の賜物
  教会において、神から与えられている霊の賜物を発見する。(Ⅰコリント12・13)
 ③力の源泉
  教会において、失望から立ち上がり、弱さを誇りとして生きる力の根源を発見する。(エフェソ1・19)
                                            (『新キリスト教ガイドブック』より引用)