2023/3/26 週報メッセージ

2022年度最後の礼拝にあたって

朝位 フミ子  

 2022年度は様々な出来事が起こりました。コロナウイルス感染症が消息しない中、主任牧師朝位真士師を天に送り、続いて中本達之助役員も天に送りました。2023年6月に創立100年を迎える桜ヶ丘教会は、大変厳しい状況にありました。私はこれからの教会の歩みと宣教の業のために、ホ群の委員長にお願いをして先生方を送っていただき、礼拝のメッセージをしていただきました。役員の方々、信徒の方々がよく協力して助けてくださいました。29年間、桜ヶ丘教会で宣教の業をさせていただき、心から感謝いたします。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」(Ⅰテサロニケ5章16~18節)この御言葉に支えられて、今日まで幸せな主の御用でした。2023年度は山本修一先生が主任担任教師代務者を引き受けてくださいました。これからは先生が中心となって宣教の業が進められます。そして創立100周年の行事が進められることでしょう。お祈りしております。

 お祈りは、神様が生きて働いてくださっています。私たちが祈るとき、神様はお祈りを聞いてくださるのでしょうか。神様に届くのでしょうかと思って考えたりします。そのように思ったり考えたりすることは、神様が死んだ方であると考えているのです。祈りはこちら側の独り言ではありません。祈りは、今も生きて働かれている神様との対話です。ですから、たとえ死の床にあっても、私たちが祈るときに神様は生きて語りかけてくださいます。祈るとき、「あなたを見捨てるようなことをしない。あなたはわたしの愛する子なのだから、あなたをわたしのいる所に迎えよう」と語っています。そして、私たちに生きる喜び、平安、希望を与えてくださいます。なぜなら、あなたを、命をかけて愛してくださったのですから。