緊急事態宣言解除に想う
朝位 真士
緊急事態宣言が四月七日に政府より宣言され、五月二五日に解除されました。世界的な新型コロナウイルス感染症流行のため、必然的な処置とは思いますが、約五〇日間のその期間、世界の多くの感染者、死者のことを思うと、本当に大変な時期でした。勿論、解除されたからといって、未だ感染が終息した訳ではありませんので、なお引き続き互いに注意が必要だと思います。教会の集会、特に礼拝が開催できることを感謝しています。さらに三密と手洗い、マスク、換気に注意したいと思います。 教会はこの期間、自主礼拝、各集会は休会、役員会も総会も延期となり教会行事が大変大きな影響を受けました。また経済的にも大変な痛手を負っています。特に生活に困窮しておられる方には私たちにできるお助けができればよいと思います。自主礼拝の期間、多くの方々が賛同してくださり、自宅で礼拝を守られました。またホームページを開設し、ユーチューブによる礼拝の録画配信を三回程、役員の協力で実行しました。慣れないために大変硬くなり、いつもの礼拝がどんなに重要であるかということを認識しました。この間、二人の姉妹の病気のために祈りの必要性を強く感じています。
「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えてくださいます。」(Ⅰコリ一〇・一三)