2018/9/30 週報メッセージ

   キリスト教発祥の地 横浜とふれあい会
                                                                                                            朝位 真士
  九月二一日、右記の題のもとにU姉の発案で一〇名余の兄姉が横浜に集合した。「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」(詩一三三・一)
 日本大通り駅三番出口に集合して、まず日本最初のプロテスタント教会「横浜海岸教会」の礼拝に出席した。一八五九年、日本にキリスト教の福音を伝えたいとの熱意を持っていた米国長老派教会のJ・C・ヘボン、米国改革派教会のS・R・ブラウン、一八六一年、米国改革派教会のJ・H・バラ夫妻がまず横浜で英語私塾を開き、聖書をテキストとして英語を教えながら、キリスト教の伝道を始めた。一八六八年に、現在の横浜海岸教会が建つ場所に石造りの小会堂が建設された。一八七五年に教会堂が建設されて横浜海岸教会と改称され、一九二三年の関東大震災で会堂は倒壊したが、一九三三年に現在の会堂が再建された。毎週の礼拝は、第二次大戦中のキリスト教弾圧の時代にあっても継続されてきた。受洗者総数は関東大震災の記録消失のため詳細が不明であるが、累計すれば六〇〇〇名を下らないと推測される。そこでK牧師のメッセージを聞いた。
 その後、一九六五年創立の横浜「アルテリーベ」にて昼食。生演奏付きの高級なレストランであった。M役員の妹さんのご主人が経営する店である。フランス料理と会話に楽しい一時を過ごした。個人的になるが、M役員と妹さん、弟さんは、私共が九州で牧会をしていた時に中学生・小学生で、私が洗礼を授けさせていただいた。
 食事の後、横浜開港資料館でヘボンの資料等を見て、横浜公園付近の散策に時を過ごした。横浜のキリスト教の歴史に触れながら、伝統ある異国情緒の建物や港、公園を散策して、記念すべき一日を過ごした。桜ヶ丘教会の方々との楽しい思い出の一コマを過ごしたことを、主と皆様に感謝します。