2018/6/3 週報メッセージ

   創立九五周年記念礼拝を迎えて
                                                                                                                                    朝位 真士
  今年も岸義紘先生をお迎えすることができて感謝いたします。今年で一八回目になります。
 私共の教会は一九二三年(大正一二年)六月一日、初代牧師である板井康裕先生が世田谷区桜新町の自宅で開拓伝道を開始したことで始まりました。一九三〇年、渋谷区栄通りに移転して「祈りの家渋谷ホーリネス教会」と改称。一九四二年、日本基督教団設立とともに教団に加盟し、「桜ヶ丘教会」となりました。記念礼拝に岸義紘先生をお迎えできたことは、先生のご厚意はもちろんのこと、神様のお導きだと感謝しています。先生は日本全国、どんな小さな集会でも御用してくださる方です。今回は、ルカ七章三六~五〇節を通して「罪を多く赦された人は多く愛す」という題でメッセージを取り次いでいただきます。
 今回は三千枚のチラシを用意して、新聞に二千六百枚、残り四百枚を教会員に配布していただきました。私共は最近三〇名礼拝を祈り、五〇名が特別集会に集まるように祈ってまいりました。岸先生が来られたこの記念すべき時に、かつての渋谷ホーリネス教会時代の礼拝五〇名、祈祷会二〇名、伝道会三〇名に戻って百周年記念礼拝をもてるように、教会員の皆様方のお祈りを切に願うことです。
 聖書コリントの信徒への手紙一、一章一八~二一節「十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です。それは、こう書いてあるからです。……知恵のある人はどこにいる。学者はどこにいる。……神は世の知恵を愚かなものにされたではないか。世は自分の知恵で神を知ることができませんでした。それは神の知恵にかなっています。そこで神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになったのです。」「あなたのパンを水に浮かべて流すがよい。月日がたってから、それを見いだすだろう。」(コヘレトの言葉一一章一節)神に期待しましょう。