2018/1/28 週報メッセージ

   最近思うこと
                                                                                                             朝位 真士
  最近スマホが流行して私も愛用しているが、『スマホ廃人』(石川結貴著)や『ネットリンチで人生を壊された人たち』(ジョン・ロンソン著・夏目大訳)を見て考えさせられた。『スマホ廃人』の中に「コミュニケーションやゲームのみならず、しつけや子守もこなすなど、単なる端末の域を超えて活用の幅が広がるスマホ。一方で高い中毒性が指摘され、長時間の使用による身体への影響が懸念されている。文明の利器は諸刃の剣なのか?豊富な取材をもとに最前線を追う」と記載されていた。
 ある精神科の医者で伝道師である先生が、こんなことをCGNTVの講演の中で語っておられた。「現代は、スマホ病とゲーム病の患者が多くなっている。そのため、眼科の病院や、整形外科の病院、精神科の病院の患者が増加傾向にある。」恐るべき現代人の病気である。便利すぎたスマホ・インターネット等には危険が潜んでいる。聖書を読むよりスマホを利用。勿論、利用価値はあるが、祈る時間を削ってスマホ・インターネットに時間を費やすことは如何かなと、自戒を込めて感じている。『スマホ廃人』のようにならないように、まず神様を第一にした生活、五分間の聖書朗読、五分間の祈り、五分間の黙想を継続していきたいものである。
 私があえて申し上げたいことは、スマホやインターネットは便利で今後も必要だと思うが、私たちの信仰生活でまず第一のことは、神の国と神の義とを求めていくことだということである。それと同時に、現代社会における必要な事は学んでいかなければならないと思う。二一世紀に生きるキリスト者として、神の御心を問い続けなければならない。