2016/7/3 週報メッセージ

   献身の祈りへ
                                                                                                        山本 潤
 私自身は、平日、ある時は休日も企業人として仕事をしながら、いろいろな教会で教会学校での奉仕、総務や書記としての働き、そして調布教会では会堂建設という貴重な経験をさせていただきました。妻は、現在つつじヶ丘の福音派教会で種々の奉仕をさせていただきながら、毎週主日礼拝を守っています。一人娘も新潟のキリスト系高校で高校生活を過ごし、寮生活に悩みながらも6年程前に信仰告白に導かれた後、現在は千葉で看護士をしながら教会生活を送っています。両親は、私ども息子夫婦のクリスチャン生活を見て、教会での葬儀を希望し、18年前に父を、母を3年前に、それぞれ教会で天に送りました。家族それぞれの過ごし方によって、私の大きな励みとなっています。
 この企業人としても、多忙な日々を過ごしていた30年ほど前、当時も種々の奉仕をさせていただいてはありましたがサンディクリスチャンとしてしか生活していなかったことを振り返り、より聖書的な学びー聖書信仰を願い、信仰の根底を築きたいと祈り続けておりました。職場での大きな役割を終えることが近くなった5年程前、職場での経験を生かしながら神様からもらった多くの恵みを伝えることを祈り始めるための基礎を学ぶ場が与えられました。お茶の水にあるこの学びの中で、これまでのつまみ食いの学びや今までバラバラだった聖書の知識が一つにつながり、体系だった学びに基づいた信仰に変わっていきました。
 調布教会で信仰の歩みの中で、この学びにより与えられた恵みを神様にお返しする場として、フルタイムでの奉仕者として、今後の社会を担う方々や企業の中で悩みながら生活している社会人にキリストの愛を伝えさせていただくことを祈り始めておりました。その中で、3年前に東京聖書学校での学びが赦されています。そして、一人でも多くの方々に、社会で生かされる恵みを伝えさせていただきたいと思っています。