伝道の秋に祈りを
朝位 真士
「朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた。」(マルコ1・36)
あわただしい1日を終え、翌朝早く、イエスは祈られました。ひとり静かに神と交わる姿は、神に遣わされ、神の御心を食物とするイエスを描いています。
神様につながらない人生は、どんなに金持ちになったとしても、どんなに有名になったとしても、またどんなに楽しくてもやがては枯れる人生です。祈りという方法を通してもっともっと神様からの無限の霊的な恵みを吸収すべきなのです。星野富弘さんの詩の中に、「花が上を向いて咲いている 私は上を向いてねている あたりまえのことだけど 神様の深い愛を感じる」というものがあります。どんな草花も暗闇に向かって咲きはしません。みな光の方、天に向かって咲きます。冬が来れば枯れますが、春になるとまたいのちが芽ぶきます。私たちにはさまざまな人生の葛藤の冬がありますが、それは春になって芽ぶくためです。光に向かって咲くためです。この異教社会の中でも主が生きておられるということを、祈りによって深く体験し、感動してそれを証しするためなのです。
さて、今月10月30日(日)午前10時半、秋期特別集会が桜ヶ丘教会で開催されます。「僧侶からキリスト教牧師」になられた松岡広和先生です。先生は日本全国を始め海外の方へ精力的に宣教活動を展開されておられる器です。私共の教会の特伝のため、1年前より祈ってきました。教会関係の皆様、毎日1回この特伝のために祈ってください。特に礼拝ならびに祈祷会、密室の祈りの時は必ず祈ってください。この伝道の秋、収穫の秋に、まず祈りをもってこの集会に期待しましょう。皆様方の熱祷を期待しています。主は必ず応えて祝福を与えてくださいます。