2011/10/30 週報メッセージ

   秋期特別礼拝を迎えて
                                                                                                            朝位 真士
  「だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。」(Ⅱコリ5・17)
 今日は、1年間祈り続けて参りました松岡広和先生をお迎えできて、心より感謝いたします。先生は1962年、天台宗の寺の次男として東京谷中に誕生され、大正大学大学院修士課程を修了後、僧侶となられました。交換留学生として韓国、東国大学院留学中に聖書に触れ、キリストを信じてクリスチャンとなられました。その後、東京中央神学院で学ばれ、本田弘慈師より按手(牧師となる儀式)を受けられ、現在単立のぞみ教会牧師、また巡回伝道者として、全国はもちろん海外にも行って宣教活動をされています。「もと僧侶、いま牧師」として各所で数多くの講演をしていらっしゃいます。
 また先生の御本『牧師さんになったお坊さんの話』の帯に「仏教とキリスト教の違いとは? 天台宗の僧侶から一転キリストを伝える牧師となった著者。なにが彼をそうさせたのか。一途な求道心に満ちた半生と、仏教とキリスト教の根本的な差を語る」とあります。また2冊目として『イエスに出会った僧侶』(ありのままの仏教入門)があります。
 先生は高校生の頃から「なぜ私は生まれてきたのか。なぜ生きていかなければならないのか」といった疑問をもち、生きる目的とは何かを見出そうと自ら望んで僧侶の道に入られ、大学では仏教の研究をされたようです。そして1988年に韓国仏教を研究するためにソウルに留学され、クリスマスの時にソウルにあるキリスト教会に行かれて、「イエス様こそ真理だ。私の人生はこのイエス様のものだ。イエス様が人生を導いていらっしゃる」という喜びで心がいっぱいになり、クリスチャンになられました。その続きはメッセージを聞きましょう。