朝位 真士
8月20~22日迄、市川サンシティ・ホテルで第44回「日本伝道の幻を語る会」が開催されました。出席者は約70教会の140名。講師は、深井智朗先生(金城学院大学人間科学部教授)、佐藤彰先生(福島第一聖書バプテスト教会、2011年3月11日、東日本大震災に遭い教会は一時閉鎖。教会員や地域の人たちとともに流浪の旅に出る。)ファミリーアワーは藤井圭子先生(キリスト伝道会エヴァンジェリスト)。音楽は小西優子先生(ピアノ)、黄原亮司兄(チェロ)、石井康二さん(ベース)、ユーオーディアの音楽チーム。
わたしはこの会に出席させていただき、それぞれの先生方のメッセージ、賛美、あかし等の一つ一つに大変感動しました。その中でも特に佐藤彰先生の講演とメッセージが大変心に留まりました。「震災で何を見たか」というテーマで2回お話をしてくださいました。
第1回「幸せのハードル」(第1ペテロ14章12~13節)。箇条書きに記してみます。(1)神はあなたを愛している。(a)呪いの神ではない。(b)愛する者を訓練する神。(2)何のテストか。(a)忍耐。(b)自己コントロール。(c)みことば。(3)イエスは苦しむ者と共にいる。(a)今ほど万物がイエスを必要としている時はない。(4)イエスのおことばが鮮明に聞こえる。(a)空の鳥を養う神。(b)感謝の心を持って生きる。(c)幸せのハードルを上げ過ぎない。(d)引き算の計算式ではなく、足し算の計算式で生きる。(e)バベルの塔をやめて。
第2回「人生の使命」。①現代のエデンの園か。②現代のバイブルランドを行く。③信仰告白と教会の不思議。④不思議な架け橋を見た。⑤この使命に生きる。
佐藤彰先生は九死に一生を得た先生ですが、私の何百倍も信仰経験をして生き生きとしておられて、本当に輝かしいお顔でした。まるで殉教者ステファノの如くでした。先生方の教会、家族、地域の復興がなされるように祈りたいと思います。