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2010/10/17 週報メッセージ

   若き日に、造り主を覚えよ                                                                 
                                                                                                         朝位 真士
 「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、『わたしにはなんの楽しみもない』と言うようにならない前に。」(伝道の書12章1節)
  先日、母教会の「北九州復興教会伝道開始60周年記念誌」が恵送されてきた。私は1961年12月24日クリスマス礼拝で山中日出刃牧師(北九州復興教会牧師)によって受洗した。18歳であった。若い日に救いに導かれて以来49年間、養われ、信仰の土台を築かせていただいた。
 記念誌を見るといろいろな思い出が走馬灯のように映し出される。信仰をもって、9年間サラリーマンとして仕事をし、献身して聖書学校で4年間、伝道者として35年間、まだまだ欠けだらけであるが、本当に毎日毎日神様に喜びと感謝と希望を与えられて歩んでいる。伝道者となり、母教会での19年間、按手礼を受けて30年間に約50名近くの方々に洗礼を授けさせていただいた。もちろん教会を離れた方も、召天した方も数多くいる。しかし今なお忠実に生活をして、教会のため、社会のため、有為な人生を送っておられる方のお話を聞くと、感謝、感謝の一語につきる。もし私が十代の若き日にイエス様に出会い、クリスチャンとなっていなければ、このような素晴らしい恵みを体験することはできなかった。母教会の方々との素晴らしい出会いと別れもあったが、桜ヶ丘教会での17年間にも、素晴らしい出会いと別れがあった。
 今私共がこうしていられるのも、皆様方の祈りと支援の賜物であるが、何よりも主イエス・キリストの愛なる神様のおかげであると信じている。なお桜ヶ丘教会にリバイバルの奇跡が起き、会堂に多くの人々があふれ、救われる方々が起こされるように祈ってください。

2010/10/10 週報メッセージ

   伝道する信徒
                                                                                                         朝位 真士
  「兄弟たち、あなたがたが召されたときのことを思い起こしてみなさい。人間的に見て知恵のある者が多かったわけではなく、能力のある者や、家柄のよい者が多かったわけでもありません。ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました。」
                                                       (Ⅰコリ1・26~27)
  この10月31日はルターの宗教改革記念日です。多くの教会で、記念行事をすることがあり、特にルターのメッセージを引用して語る牧師も多いと聞いています。宗教改革の三大原理は、①聖書のみ、②信仰のみ、③万人祭司です。私は特に万人祭司を強調したいと思います。牧師や神父の祈りが聞かれるというのではなく、すべてのキリスト者が祈ることによって、神は聞いてくださいます。それと同時に、牧師や司祭が伝道するだけではなく、すべての信徒は伝道すべきという持論です。よく「自分は特に伝道と言えるようなことはしていない。私のような立場で、伝道できるだろうか。伝道する自信がない」という言葉を聞きます。私は、救われた信徒は全員伝道すべきだと思います。
 日本基督教団も現在約3分の1程の教会が無牧、兼牧(牧師が複数の教会を牧会している)ということを聞いています。あと10年もすれば、半数位の教会がそのようになるようです。そうしたら誰が牧会伝道(宣教)するのでしょうか。皆様方信徒一人一人の上にかかっているといっても過言ではありません。桜ヶ丘教会の10年後はどうなっているでしょうか。さあ皆さん、立ち上がって主の福音を伝道しましょう。10月24日に一人が一人を主のもとにお導きさせていただきましょう。

10月の特別礼拝について

イメージ 1 10月の声を聞いて、秋の風景がこころに浮かんでくるこの頃です。また、野に咲く花々や木々の葉っぱの様子などを見ると、夏から秋に向かう季節の移り変わりを感じます。
 
 いつも、教会に来ておられた方々が、ご病気のために来られないことを思いますと、本当に寂しく感じます。
 病との闘いの中にあっても、主が必ず共にいてくださいますから、私達も慰められます。
 最善の道が備えられますようにとお祈り申し上げます。
 
 さて、桜ケ丘教会では、10月には下記のとおり、特別集会を開催いたします。
 日時:10月24日(日)10:30~
 メッセージ:「神を信じて踏み出す」
 講師:日下部繁先生(ナザレン三軒茶屋教会牧師)
       
 どうぞ、お気軽にお出かけくださいますよう、お待ち申し上げます。
 

2010/10/3 週報メッセージ

   伝道する教会
                                                                                                        朝位 真士
 2010年度も上半期が過ぎて、下半期に入ってまいりました。秋に入り、今年も特別集会の時期となり、10月24日(日)、K牧師を迎えて集会をもとうとしています。先生は1943年、京都で誕生して、大学卒業後はサラリーマンとして20年近く働いており、37歳の時献身して神学校で学ばれました。3年間九州で開拓伝道をされ、大阪の教会で数年牧会されました。現在は東京で牧会されています。その間、日本キリスト伝道会エバンジェリスト兼実行委員となり、2009年、首都圏キリスト教大会実行副委員長、音楽集団のユーオーディア(プロの音楽家300人のメンバー)の顧問をされておられます。先生は情熱的で、明るく温かい方です。また先生はコミュニティー・チャーチとして伝道しておられ、「地域の中で全人的な働きを推進したいと願っています」と語っておられます。どうぞ、お祈りして期待して出席しましょう。
 聖書に「また、イエスは言われた。『神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。実が熟すと、早速、鎌を入れる。収穫の時が来たからである。』」(マルコ4・26~29)とあります。ここに二つの点が語られています。
 1、「おのずから実を結ばせる」ということが強調されている。
 2、主イエスは、この御言葉をほかならぬご自身の弟子たちに語られた。
 御言葉を聞く必要があります。秋の特伝に一人でも多くの方々が桜ヶ丘教会に来られることを強く希望する一人であります。

9月も残すところ4日となりました

イメージ 1
 
実りの秋も日増しに深まってまいりました。
日本の秋は、写真のような風景が、全国のお米産地に展開されています。
また、果物も美味しい季節ですね。
ここのところ急激に涼しくなり寒いくらいの朝夕です。
桜ケ丘教会では、先週敬老の日礼拝をいたしました。
また、教会学校では、江ノ島水族館に行ってきました。
 
ご高齢の方やお子様は、季節の変わり目に体調を崩されたりする方もいらっしゃると思います。
どうぞ、お互いに健康管理に注意していきましょう。
 
残す9月の日々を、味わって過して行きたいですね。
 

2010/9/26 週報メッセージ

   朝祷会に出席して
                                                                                                         朝位 真士
  「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります。」(ヨハネ17・21)
 これは朝祷会の中心聖句です。朝祷会の祈りのテーマは、①密室の祈り、②教会の一致、③キリストの平和、④若者の救いと四つあります。全国約130ヶ所で行われています。私は信者になった1961年頃よりこの運動に参加しています。この特徴の一つは信徒運動であり、教職も一クリスチャンとして参加しています。勿論、メッセージは主に教職が担当します。そして、カトリックとプロテスタントの一致のためにも、両教派の信者、教職が共に祈っています。過日、私はカトリック教会で朝祷会のメッセージを語らせていただきましたが、その際プロテスタントだけでなく、ブラザー(修道士)やカトリックの信者、教職も参加されました。
 私が朝祷会に出席する理由を述べると、一つは自分の霊性向上のためです。二つは、エキメニカル(協力一致)ムーブメントのためです。三つは、自分の属している教団、群、桜ヶ丘教会の牧会運営のため。特に会堂建設のために朝祷会のメンバーの方に祈っていただきます。また具体的に献金の協力もしてくださいます。さらに特別集会(チャペルコンサート等)のために、また私の外部奉仕(特伝、聖会、教誨師活動)のためにも祈っていただいています。
 私は牧師の前に一人の信者として、主の僕として、主の前に忠実に仕えていきたいと思います。皆様も朝祷会の働きのためにお祈りください。

2010/9/19 週報メッセージ

   敬老感謝礼拝を迎えて                                                                 
                                                                                                         朝位 真士
  私共の教会の75歳以上の方々は13人おられます。日本では百歳以上の方々が全国に2万3269万人おられるそうです。本当に高齢化の時代になってまいりました。
 故本田弘慈先生は「グッドニュース」という伝道新聞でこのような事を語っておられました。                   
 
    高齢者には三つの悩みがあります。まず肉体の衰えです。二つに、人生の残された日を数え、前途がな
  いと考えます。三つめは、高齢者は家の中でも社会の中でも、じゃまな存在のように扱われる時のあること
  です。しかし聖書には、高齢者は愛されていると書かれています。「わたし(神)に聞け、……胎内にいる時
  からになわれており、生まれる前から運ばれた者よ。あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにす 
  る。あなたがたがしらがになっても、……わたしは背負って救い出そう。」これはすばらしい神の愛のことば
  です。ご老齢の方はあなたを愛しておられる真の神をご存知でしょうか。
 
 先生は、聖句の解説に三つの神の愛を示しておられます。第一、神の愛の導き。第二、神の愛の助け。第三に神の愛の救い。
 私は本田弘慈先生を知っています。先生は1952年より50年間、巡回伝道者として日本全国、海外12ヶ所で講演されました。私の父は本田クルセードで初めてキリスト教の集会に出席して、70歳を過ぎて決心して、受洗しました。北九州復興教会の信者となり、晩年私共家族と教会に住み、礼拝、祈祷会、伝道会(夕拝)等の集会に励み、最後は平安のうちに召天しました。本田弘慈先生を大変尊敬していました。もし先生のメッセージを聞かなかったら、彼は救われなかったでしょう。敬老感謝礼拝の時、彼が礼拝に静かに出席していた姿を想い出します。                                      

9月、暑さが少し変化してきました

イメージ 1写真:9月12日礼拝お花
 
今日9月12日は、残暑が厳しい1日でした。
天気予報によると、今週から少し暑さが和らいで、秋に向かっていくようです。
来週の礼拝は、敬老の日礼拝になります。
桜ヶ丘教会も、75歳以上の方々が10人以上いらっしゃいます。
いつも、年齢を感じさせないほどの若さをもって教会のご奉仕をしていただいています。
誠に感謝いたします。その知恵と知識は、神様によって、さらに耀いて感じます。
私達は、先輩方のそのような歩みをみて、教会生活を過していくことができて、とても嬉しく思います。
人間関係が希薄だといわれる中にあって、桜ヶ丘教会は、故郷のような優しい人間関係が感じられます。
天に召された先輩方をはじめ、みんなで、伝統的に築いてきた桜ケ丘教会の雰囲気ですね。
この秋も皆様の健康が守られますように、ご病気の方は1日も早く回復されますようお祈り申し上げます。

2010/9/12 週報メッセージ

   敬老の日を迎えるにあたって
                                                                                                         朝位 真士
 「老い」を感じる時期は人によって違います。ある調査では、自らの「老い」を自覚するのは60歳から69歳の人で38%、80歳以上になると54%と増加しますが、85歳以上になっても自分は中年だと思っている人が
37%、まだ自分は若いと思っている人が11%もいると言われています。
 
 ○漫然と死を待つ老いであってはならない。
  生かされている一日一日を充実して生きたいものです。
 ○「老い」の生活の中心はキリスト。
  「老い」の生活の中心は召してくださったキリストです。このキリストに従い、キリストを見上げて生きるという
 ことが「老い」を支えてゆくのです。長い人生経験のなかで、だれも味わったことのないさまざまな苦悩や失敗
 や挫折を通して、信仰を貫いてきた歩みの跡を顧みるとき、若い人々に語ることが多くあるでしょう。
 ○老人の総合的な判断力、豊富な経験は多くの人々の励ましとなる。
  多くの試練の経験をもちながら、それに耐えて生き抜いた人々の経験は、多くの人々の励ましとなるので
 す。 「老人」が世話になるだけの存在としてではなく、人間として成熟した者としての良い面を後世に残す者と
 して生きることが大切ではないかと思うのです。
 
 老人になってくるとだんだん交わりがなくなります。そして孤独になります。もちろん神様と毎日交わっている方も多くおられると思いますが、教会での交わりは孤独を癒します。私もなるべく老人の方々を訪問いたしますが、もう少し機能的になればと思っています。教会でもチームを作成して周期的に訪問し、主にある交わりを深められると感謝だと思います。高齢化の波がおしよせてくるこの頃、本当に主にある交わりの重要性をひしひしと感じています。

2010/9/5 週報メッセージ

   下半期を迎えて
                                                                                                         朝位 真士
  「わたしたちは、このような宝を土の器に納めています。この並外れて偉大な力が神のものであって、わたしたちから出たものではないことが明らかになるために」(Ⅱコリ4・7)
 右の聖句は、2010年に与えられたものです。私たちは土の器の中に宝という福音、イエス・キリスト様を入れています。2010年度も上半期を終えて下半期に入ろうとしています。今年は1月にY長老、6月にT姉、7月にK姉が召天され、その他にも求道者の方が数人召天されました。また桜ヶ丘教会に68歳で神学生として来られていたS牧師など、公的・私的の関係者が召天されました。
 さて8月は諸集会(夕拝、信仰講座、例会)が休会していましたが、9月から再開されます。下半期の予定を列記すると、10月に三軒茶屋教会のK牧師を迎えての特別礼拝、11月7日(日)には召天者記念礼拝、12月19日(日)クリスマス・チャペルコンサート。B先生夫妻のチェロ演奏とメッセージは今年で12回目になります。ますます地域に開かれた教会となるよう、音楽とクリスマスメッセージに期待しています。12月24日(金)午後7時からクリスマスイヴ集会で、音楽(ピアノ演奏)とメッセージ。1月1日(土)元旦礼拝(予定)、2日(日)礼拝ならびに首都圏新年聖会(予定)、2月27日(日)教会総会(予定)。
 私個人としては、2011年1月9日(日)米子教会の礼拝、1月10日(月・祝)山陰聖会の御用2回を予定しています。どうぞ皆様お祈りしてくださり、秋冬の戦いに勝利しましょう。