2019/1/1 週報メッセージ

      二〇一九年を迎えて   
                                                                                                            朝位 真士
 新年あけましておめでとうございます。
 祈りの中で御言葉を与えてくださいと願いましたら、マタイ六章二五~三四節が与えられました。特に三二節、「何よりもまず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」という聖句が心に強く残ってきました。このマタイ六章全体は、イエス様が山上の垂訓の中で語られた箇所です。一節、
偽善に対する戒め。二~四節、天国の民の施し。五~一五節、天国の民の祈り。特に九~一三節、祈りの典型である主の祈り。一四~一五節、祈りと人の罪を許すこと。一六~一八節、天国の民の断食。一九~二四節、天国の民の財産ー金銭に関する警告。二五~三四節、天国の民の衣食ー衣食について思い煩ってはならないという警告が記されています。
 この世に生存する以上、これを得るために努力しなければなりませんが、しかしそのために思い煩うのは、私たちのすべての必要を知り、すべての恵みを供給してくださる父なる神を信じないことです。「まず神の国と神の義を求めるならば、物質上の必要は必ず与えられる」(三三)とは、すべての時代を通じて、神を信ずる者に対する不変の約束です。「ああ、信仰の薄い者たちよ」(三〇)とは、主の嘆きで、マタイには数回記されています。そしてその前後についている言葉は「思い煩うな(思い悩むな)」です。神は全能の神であり、また私たちの父であられます。事情や境遇や自分の弱さを見ないで、この全能の神であり私たちの父なる神を信じていこうではありませんか。
 桜ヶ丘教会が開拓されて九六年目に入ります。一九二三年六月一日、初代牧師である板井康裕先生が開拓され、一九七五年、西海静雄先生、満希子先生ご夫妻の時にパールハイツ桜上水というマンションに会堂が与えられ、その後宗教法人格を取得しました。一九九七年一二月一七日、現在地に土地と建物が与えられ、今日まで主が守ってくだいました。教会員一同と共にこの地域の宣教活動をさせていただく所存です。どうぞ皆様、お祈りご支援ください。