2026/9/27 週報メッセージ

心に励ましを得るため

川﨑 理子

「彼をそちらに送るのは、あなたがたがわたしたちの様子を知り、彼から心に励ましを得るためなのです。」(エフェソの信徒への手紙6章22節)

ティキコという人が、獄中にいたパウロからエフェソ教会に遣わされます。パウロは伝言や獄中での様子を手紙に託し、ティキコに運ばせたのです。それは単なる郵便配達ではなく、パウロの意志を忠実に伝えることへの信頼から、彼が選ばれたのです。

 22節には、「彼から心に励ましを得るため」とあります。私たちは、経験したことのない状況に置かれることがあります。苦しみの現実(獄中での生活)を伝えることも大切です。しかし、そのただ中におられる神の現実を伝えたいのです。

 神はどのような時にも共にいてくださいます。主イエスは私たちの罪と苦難を背負い、私たちを神の子として、平安と永遠の命に与らせてくださいました。この神の助けと恵みを抜きにして、私たちの現実を語ることはできません。

 パウロが「わたしの様子を知って」と言うのは、歩みの中に働いておられる神の助けを知ってほしい、ということです。神は今日も、キリスト者の信仰と生活の中で働き、助け、導いてくださいます。

 そのことを知る時、心に励ましが与えられます。距離や会えない、という壁を越えて、キリストにある者は一つの群れとして共に祈り、平安と希望をもって歩んでいくのです。それが教会の姿です。