ハイデルベルク信仰問答より 朝位 真士
ハイデルベルク信仰問答は、入門講座で学ぶべきテキストです。私の教会では部分的にしか学んでいませんが、大変信仰の手助けになる問答です。第1~第2の問は唯一の慰めについて。第3~第4、第11問は人間の悲惨について。第12~第85問は人間の救いについて。その中で、第26~第28問は父なる神について。第29~第52問は子なる神について。第53~第64問は聖霊なる神について。第65~第68問は聖礼典について。第69~第74問は聖なる洗礼について。第75~第85問はイエス・キリストの聖なる晩餐について。第86~第129問は感謝について。その中で、第116~第129問は祈りについて。
一つひとつを学ぶには時間がかかりますが、各人でハイデルベルク信仰問答を学ばれると、大変信仰が充実してくると思います。私は全部を完全に理解していませんが、部分的にでも学ぶと大変有意義だと思います。例えば、問3~11、人間のみじめさについて。問3~5、罪の認識。問6~8、原罪。問9~11、罪に対する罰。問12~85、人間の救いについて。問12~15、罪責、償い、仲保者。問16~19、真の仲保者(福音)。問20~23、まことの信仰。問24~25、三位一体。問26、父なる神。問27~28、摂理。問29~30、救い主イエス。第31~32、キリスト、キリスト者。問33~34、神の子、われらの主。問35~36、処女降誕。問37~39、苦難と十字架。問40~44、十字架の死の意義。問45~48、復活、昇天、臨在。問49~50、昇天と支配。問51~52、かしらなるキリストと再臨。問53、聖霊。問54~56、教会、聖徒の交わり、罪のゆるし。問57~58、体の甦り、永遠の生命。問59~61、信仰による義。問62~64、信仰とわざ。問65~68、説教と聖礼典。問69~71、洗礼。 問129まで恵みが満載で、信仰生活の手引書です。