2022/1/2 週報メッセージ

2022年を迎えて

朝位 真士 

  私共が桜ヶ丘教会に赴任いたしまして28年目になります。桜ヶ丘教会は初代の板井牧師が開拓されて99年目に入ります。多くの牧師・伝道師たちが桜ヶ丘教会で奉仕をされ、その間、良き役員・信徒に恵まれ、地域に開かれた教会として宣教の業をしてまいりました。6月の創立記念日には毎年、岸義紘先生をお迎えして、サックスを演奏してメッセージを語っていただいています。またクリスマス・シーズンには、ベアンテ・ボーマン先生、ルリ子先生ご夫妻をお迎えして、チェロ演奏とメッセージをお願いしています。今年もすでにお願いしています。ジャズの高田バンドにも時々来ていただいています。コロナ禍の中で外部に宣伝はできませんが、毎回これらの特別集会を待っておられる近所の方々がおられます。感謝なことです。

  桜ヶ丘教会で奉仕された先生方が召天されたり、ご病気になられたりして、大変試練の時を過ごしていますが、Ⅰペトロ1章6~7節には、「今しばらくの間、いろいろな試練に悩まねばならないかもしれませんが、あなたがたの信仰は、その試練によって本物と証明され、火で精錬されながらも朽ちるほかない金よりはるかに尊くて、イエス・キリストが現れるときには、称賛と光栄と誉れとをもたらすのです」とあります。またヘブル12章11節には、「およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです」とあります。

 「すべての人との平和を、また聖なる生活を追い求めなさい。聖なる生活を抜きにして、だれも主を見ることはできません。」(ヘブル12章14節)私たちはホーリネスの群の一員として、教団の中で生きた証しをさせていただきたいと思います。神の家族として、お互いに愛し合い、祈り合って信仰生活を全うする1年でありたいと、神に祈るものであります。