2021/11/7 週報メッセージ

私たちのグループの特色(Ⅰ)

朝位 真士 

 ホーリネスの教会は、その信仰の主題を「四重の福音」すなわち「新生」「聖化」「神癒」「再臨」と表現してきました。「四重の福音」という言葉を初めて用いたのは、アメリカの牧師、A・B・シンプソン(1843~1919)です。1892年、中田重治師は渡米して、当時米国で起こっていたリバイバル運動の中心となっていた「四重の福音」に触れ、自らも聖会において深く取り扱われ、自分のすべてを主に捧げて聖霊の満たしを体験して、「自分の求めてきたのはこれだ!」と確信を持って帰国しました。1901年、神田神保町十番に建物を得、宣教を開始しました。中田師は青山の神学部で学んだメソジストの伝道者でしたが、この四重の福音に触れて、これならよくわかる、キリスト教信仰は人生が「変化する」出来事であると強調しました。

 中田重治の率いるホーリネス教会は救済論に強調点があります。すなわち、聖書の教えは「魂の救い」が中心で、人間の救いは、まず「新生」から始まり、「聖化」の状況に進み、さらに魂の救いは魂に健康をもたらすと同時に、肉体も癒すのだという「神癒」の信仰に至り、やがて歴史の終わりには「キリストの再臨」をもって歴史の完成に至る。その時にわたしどもの姿はキリストと同じ姿に「栄化」されるという聖書の基本的メッセージをストレートに語ったのでした。

  • 新生――罪を悔い改めてキリストを救い主として信じた時になされる経験です。    (ローマ3:21~26、ヨハネ三・三~七、五・二四)
  • 聖化――ガラテヤ2:19には、パウロの深い体験が記されています。
  • 神癒――出15、「われは主にして汝を癒すものなり。」
  • 再臨――世界の終わりに、主イエス・キリストが王として権威を持って臨まれる

      という信仰です。

(『東京聖書学校論集No.2「四重の福音」』より)