2021/10/17 週報メッセージ

後期高齢者のつぶやき                                                    朝位 真士 

  私は10月6日に誕生日を迎えた。いつも語っているが、十代でクリスチャンになり、9年間会社勤務し、1975年に神学校を卒業した。北九州で19年間、担任教師として3人の主任牧師に仕え、その中で15年間、曽根での開拓伝道で土地・建物を取得し、39名の方々が洗礼を受けた。

 1994年、桜ヶ丘教会に赴任し、土地・建物(教会堂)が与えられた。今日まで、小さな働きながら、フミ子牧師と夫婦で桜ヶ丘教会の御用をさせていただいた。ホ群委員を6年間務め、キリスト伝道会実行委員として超教派の働きをさせていただいた。また教誨師として、女子少年院で毎月1回、女子達に約1時間、聖書を中心として教養講話をさせていただき、人生訓を語っている。あまり目立った成果はないが、最近一人の少女が私と面接して、キリスト教についての求道心を持ち、決心されたことは大きな出来事であった。その施設で洗礼式を行うことはできなかったが、その少女は涙を流して悔い改めの態度を示された。まさしく聖書の神様の導きであった。出院(退院)して教会生活を送っていただきたいと願っている。

 私は毎日、早朝(4時半~5時頃)に起床して聖書を読み、祈り、近所を清掃して会社や学校に行く人々に挨拶している。初めての方々にも、失礼かもしれないが声をかけて、コミュニケーションをとっている。

 2021年の聖句、使徒18章9~11節、「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない。この町には、わたしの民が大勢いるからだ。」私はこの御言葉に励まされながら、積極的に福音を語るチャンスを祈っている。教会員の方々も、勇気をもって身近な人にキリストの福音を語っていただきたい。創立百周年記念を前にして、一人でも救われる方が与えられるように祈りたい。