2019/2/10 週報メッセージ

   祈りの勧め

                                                                 朝位 真士

  「そこで、まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをす
べての人々のためにささげなさい。王たちやすべての高官のためにもさ
さげなさい。わたしたちが常に信心と品位を保ち、平穏で落ち着いた生
活を送るためです。これは、わたしたちの救い主である神の御前に良い
ことであり、喜ばれることです。」(Ⅰテモテ二・一~三)
  パウロはテモテに具体的な勧めをしています。まず最初に「祈りの勧
め」がなされます。聖書はいろいろなところで、祈りの大切さを教えて
います。そしてパウロ自身、祈りの力を信じた人でした。実際、彼は教
会のために祈り、福音のために祈り、そしてその力を信じていました。
 私共の桜ヶ丘教会も祈りの力が重要だと思います。私が神学生時代の
一九七一年から七五年まで、毎朝早天祈祷会が午前五時半から開かれ、
当時の校長、小原十三司先生は率先してこの祈祷会に出席されて、ご指
導くださいました。私は牧会四三年目ですが、今までさまざまな難局を
乗り越えさせていただきましたのは、やはり、この祈祷の力だと思いま
す。故人で祈り、公的に祈り、他の人々からのとりなしの祈りで支えら
れてまいりました。桜ヶ丘教会も今こそこの祈祷に力を注ぐべきだと思
います。救霊と祈りは神の業です。祈祷なくしては神の業が進展しませ
ん。今こそ、牧師、役員をはじめすべての人々に祈祷の重要性をアピー
ルしたいものであります。主に栄光を帰して!!