2018/5/27 週報メッセージ

   クリスチャン生活の使命
                                                                                                            朝位 真士
  クリスチャンにとって、この地上の生涯の目的は、ただ神の栄光を現すために生きることです。そして、人生はもはや自分のものではなく、その目的を果たすために、ある一定の期間、神から託されたものであると考えています。また、その究極のクリスチャン生活の使命は、福音を全世界に伝えるためにキリストの証人となることです。
 (1)神の栄光を現すために生きる
 Ⅰコリント6・19~20には「あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものでははいのです。あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。だから、自分の体で神の栄光を現しなさい」とあります。クリスチャンの体は、聖霊の宮です。キリストの内住ともいいます。この体は、もはや自分のものではなく主のためにあるのです。人間的ないかなるものにも、体を支配させず、その体の働きをもって神の栄光を現すのです。
 (2)恵みのよき管理人として生きる
 人間の生命も、賜物も、金銭も、物質もすべては神から委託されているものです(Ⅰペテ4・10)。この管理者である生き方は、人生の価値基準が名誉や地位や金銭や物質にあるのではなく、神のご意志にこそあることを示しています。
 (3)キリストの証人として生きる(Ⅱテモ4・2、ローマ1・16)
 クリスチャンとは、この福音の力の証人として神に立てられた者です。神の栄光のために良き管理人として生きること。すべては、究極的なクリスチャン生活の目的に吸収されるのです。この時代は、キリストの再臨がいよいよ近づいている時です。今日求められているのは「キリストのみ名によって生きよ」と力強く宣言できる大胆な人物の生き方です。(日本教会新報社より引用)