2018/3/25 週報メッセージ

   最近恵まれた聖句と感想
                                                                                                            朝位 真士
  「人の心には多くの計らいがある。主の御旨のみが実現する。」(箴一九・二一)
 「あなたの業を主にゆだねれば計らうことは固く立つ。」(箴一六・三)
 「あなたのパンを水に浮かべて流すがよい。月日がたってから、それを見いだすだろう。」(コヘレト一一・一)
  最初の二つの箴言聖句は、会堂建設の時、一九九六年に与えられたものである。いろんな困難な状況であった。工事契約を結んだ直後に周囲の猛反対により一年間工事が延期され、返済計画も数年で資金がショートするとの専門家の意見を受け、私共は唯ひたすら祈りに祈った。毎週の祈祷会は役員をはじめ信徒の方々と一心に神に祈り続けた。主は祈りに答えてくださり、一年延期の工事が開始され、一九九七年一二月一七日新会堂に引越し、一九九八年二月に献堂式が行われた。二〇年のローンも一五年余で完済された。ハレルヤ!!
  三つ目の聖句のコヘレト一一・一は、元来慈善行為を勧めたものだとの説もあるが、伝道に関してもこの言葉がよく引用される。故榎本保郎先生は、『旧約聖書一日一章』の中で讃美歌五三六番を引用している。
 一、むくいをのぞまで、ひとにあたえよ/こは主のかしこき、みむねならずや
   水の上に落ちて、ながれしたねも/いずこのきしにか、生いたつものを
 二、あさきこころもて、ことをはからず/みむねのまにまに、ひたすらはげめ
   かぜに折られしと、見えし若木の/おもわぬ木陰に、ひともや宿さん
  ある牧師は二十年間毎週教会の印刷物をポスティングして、学校の教師家族が全員救われたという。現在その教会の中心的な証し人として、教会のために全家族を挙げて御用しているということを伺った。主の御名はほむべきかな。ハレルヤ!!