2018/10/21 週報メッセージ

   関東聖化大会に出席して                                                                 
                                                                                                              朝位 真士
  私共は一〇月一四日~一六日の三日間開催された関東聖化大会のうち、一五日~一六日にお茶の水クリスチャンセンター八階チャペルで開催された集会に出席した。今回のテーマは「聖霊に導かれる喜び」で、「もし私たちが御霊によって生きるのなら、御霊に導かれて進もうではありませんか」(ガラ五・二五)の聖書箇所を中心に三人の講師が御用された。私共は二人の講師、松木従子師と石田学師のセミナーに参加し、メッセージを伺った。まず一五日のセミナーはナザレン教団の石田師の「パウロ大好き! パウロの実践的聖化論」で、「聖なる者」の姿をパウロより学んだ。特に、聖化をめぐる歴史的問題、パウロの牧会的、実践的神学構造をⅠコリント書を中心に学ぶことができた。聖会Ⅰは、「聖化を生きるー聖霊の導きに信頼すること」で、使徒一五・二六~一六・一〇を通して語ってくださった。
 一六日は女性大会で、松木師(ホーリネス教団八王子教会)より先生の救いと献身について語ってくださった。夫松木祐三師召天後、二〇〇二年から一二年まで主任牧師として新会堂を建設された方で、素晴らしいメッセージであった。当日は青年委員会の企画で学びを深める時「教会におけるホーリネス」が実施され、夜の聖会Ⅱでは、石田師より「賛美と祈りに生きること」(使徒一六・一一~四〇)についての力強いメッセージが語られた。ナザレン神学校校長であり牧師である先生のメッセージは、私の心を熱く燃やした。キリスト教信仰の三つの特徴、①歴史的宗教、②教理的宗教、③実践的宗教を、先生が見事に実践された感があった。特に、召天された教会関係者の家族三人の救いの話で、まさに使徒言行録の「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」(一六・三二)の御言葉を証明してくださった。