2017/3/5 週報メッセージ

   神の家族
                                                                                                           朝位 真士
  リック・ウォレン先生の『神の家族へようこそ』より引き続いて学びましょう。
 「一つの家族」として結び合わせているものは四つあります。一、私たちの救い―神が私たちのためにしてくださったこと。二、私たちの声明―わたしたちの教会の存在意義と目的。三、私たちの戦略―その目的をどう実現していくのか。四、私たちの構造―いつどこでその目的を実現していくのか。
 一、私たちの救い―救いの象徴として行われてきた大切な二つの礼典―バプテスマと聖餐―「あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。そこではもはや、ユダヤ人もギリシャ人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。」(ガラテヤ3・26~28)
この箇所で、私たちが神の子どもとされたのは、教会やバプテスマや良い行いによってではなく、「キリスト・イエスに対する信仰によって」と言われている点が重要です。私たちがクリスチャンになって神の家族の一員とされたときから、神の教会に人種差別や性差別、民族主義といったものの入り込む余地はありません。
 次に、だれもが幸せになりたいと考えている主なる三つのこと。一、物を所有すること。二、快楽を経験すること。三、名声と権力を得ること。人はこれらのことによって幸せになろうとします。しかし本当の幸せは、自分の人生の目的を理解することによって得られます。自分の生きる目的を知り、理解することです。
 次回からは、私は何のために生きているのか、何が問題なのか、解決はどこにあるのか、神は私に何を願っておられるのかについて学んでいきましょう。