「日本伝道の幻を語る会」に出席して
朝位 真士
朝位 真士
7月26日(火)~27日(水)まで、市川サンシティホテルで「第四八回日本伝道の幻を語る会」に出席した。テーマは「今こそ福音の時」ーこの終末の時代にー、主題聖句はマルコ1章14~15節、「ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、『時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい』と言われた。」
講師は柏木哲夫先生(淀川キリスト教病院理事長)で、「生きること、寄りそうこと」というテーマで語られた。ホスピスという臨床の場で約2500名の患者さんを看取り、お一人おひとりの人生の総決算の場面に参画されて、人が生きること、生きることに寄りそうことを通して、良き死を死すためには良き生を生きる必要があることを学んだ。そして良き生のキーワードが「感謝」であることも教えられた。周りの人々に感謝して生きてきた人は、臨終の床で周りの人々から「ありがとう」と感謝の言葉をかけられる。良き生のもう一つのキーワードは「散らす人生」である。時間を自分のために使うか、人のために使う(散らす)かによって、その人の人生の色合いが決定する。
次に岩間剛先生(山口福音教会牧師)が、ゼカリヤ一〇章四節から「この群から出てくる」というテーマで、Ⅱコリント5章13~17節を通して「今こそ福音の時」と題して語られた。地方教会の困難の中から、積極的に宣教の業が進展されている。2004年に「この群から出てくる」という教会の大きなビジョンが与えられた。2040年に、1000名会堂と1万人礼拝というものである。2016年時点で、五つの会堂と150人礼拝を有している。最後に大住雄一先生(東京神学大学教授)で、「幻を語り合う」というテーマで語られた。1、伝道の困難な時代。2、それにもかかわらず「収穫は多い」。(マタイ9・37)(1)主のわざとしての伝道、(2)シラスとテモテが追いついて来て、(3)私たちの挫折は神の挫折にはならない、(4)先立ちたもう主を、幻を見る、幻に見て喜ぶ(イザヤ2・1~5)。主の言葉がそこで語られているからである。
講師は柏木哲夫先生(淀川キリスト教病院理事長)で、「生きること、寄りそうこと」というテーマで語られた。ホスピスという臨床の場で約2500名の患者さんを看取り、お一人おひとりの人生の総決算の場面に参画されて、人が生きること、生きることに寄りそうことを通して、良き死を死すためには良き生を生きる必要があることを学んだ。そして良き生のキーワードが「感謝」であることも教えられた。周りの人々に感謝して生きてきた人は、臨終の床で周りの人々から「ありがとう」と感謝の言葉をかけられる。良き生のもう一つのキーワードは「散らす人生」である。時間を自分のために使うか、人のために使う(散らす)かによって、その人の人生の色合いが決定する。
次に岩間剛先生(山口福音教会牧師)が、ゼカリヤ一〇章四節から「この群から出てくる」というテーマで、Ⅱコリント5章13~17節を通して「今こそ福音の時」と題して語られた。地方教会の困難の中から、積極的に宣教の業が進展されている。2004年に「この群から出てくる」という教会の大きなビジョンが与えられた。2040年に、1000名会堂と1万人礼拝というものである。2016年時点で、五つの会堂と150人礼拝を有している。最後に大住雄一先生(東京神学大学教授)で、「幻を語り合う」というテーマで語られた。1、伝道の困難な時代。2、それにもかかわらず「収穫は多い」。(マタイ9・37)(1)主のわざとしての伝道、(2)シラスとテモテが追いついて来て、(3)私たちの挫折は神の挫折にはならない、(4)先立ちたもう主を、幻を見る、幻に見て喜ぶ(イザヤ2・1~5)。主の言葉がそこで語られているからである。