2016/4/24 週報メッセージ

   最近の出来事で想う
                                                            朝位 真士
  「イスラエルよ、あなたの神に会う備えをせよ。」「お前は自分の神
と出会う備えをせよ。」(アモス4・12)
 「われらにおのが日を数えることを教えて、知恵の心を得させてくだ
さい。」「生涯の日を正しく数えるように教えてください。知恵ある心
を得ることができますように。」(詩編90・12)
 私は最近、右に記した御言葉が強く心に響いている。その理由は、教
会の愛する方々が3月、4月と次々に召天されたことである。二人とも
女性で、十代でクリスチャンになられて信者として模範的な生き方をさ
れた。家族に対しても周囲の者たちにも、良き証しの生涯を送られた。
私は牧師としてお二人の最後に出会い、天国への旅立ちのお手伝いをさ
せていただいた。牧師として大変に感謝なことであった。御遺族にとっ
ても私どもにとっても悲しみは尽きないと思う。しかし天国という素晴
らしい場所に移されたことは感謝なことだと思う。私どもも後からつい
ていきたいと思う。
 もう一つのことは4月14日から続いている九州、特に熊本・大分地域
の地震である。朝日新聞、4月19日朝刊によると、熊本で死者44人、
安否不明8人、負傷者1101人、避難者9万4181人、全壊・半壊建物
2227棟という被害状況である。この出来事は他人事ではない。
被災された方々の1日も早い回復を祈るばかりである。終末の近いこと
を感じる今日この頃である。