2010/9/19 週報メッセージ

   敬老感謝礼拝を迎えて                                                                 
                                                                                                         朝位 真士
  私共の教会の75歳以上の方々は13人おられます。日本では百歳以上の方々が全国に2万3269万人おられるそうです。本当に高齢化の時代になってまいりました。
 故本田弘慈先生は「グッドニュース」という伝道新聞でこのような事を語っておられました。                   
 
    高齢者には三つの悩みがあります。まず肉体の衰えです。二つに、人生の残された日を数え、前途がな
  いと考えます。三つめは、高齢者は家の中でも社会の中でも、じゃまな存在のように扱われる時のあること
  です。しかし聖書には、高齢者は愛されていると書かれています。「わたし(神)に聞け、……胎内にいる時
  からになわれており、生まれる前から運ばれた者よ。あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにす 
  る。あなたがたがしらがになっても、……わたしは背負って救い出そう。」これはすばらしい神の愛のことば
  です。ご老齢の方はあなたを愛しておられる真の神をご存知でしょうか。
 
 先生は、聖句の解説に三つの神の愛を示しておられます。第一、神の愛の導き。第二、神の愛の助け。第三に神の愛の救い。
 私は本田弘慈先生を知っています。先生は1952年より50年間、巡回伝道者として日本全国、海外12ヶ所で講演されました。私の父は本田クルセードで初めてキリスト教の集会に出席して、70歳を過ぎて決心して、受洗しました。北九州復興教会の信者となり、晩年私共家族と教会に住み、礼拝、祈祷会、伝道会(夕拝)等の集会に励み、最後は平安のうちに召天しました。本田弘慈先生を大変尊敬していました。もし先生のメッセージを聞かなかったら、彼は救われなかったでしょう。敬老感謝礼拝の時、彼が礼拝に静かに出席していた姿を想い出します。