2010/5/23 週報メッセージ

   ペンテコステ(聖霊降臨節)を迎えて
                                                                                                         朝位 真士
  「聖霊の力は歴史が実証している。」2000年にわたる歴史は、聖霊の力をいただいたクリスチャンが超自然的な生き方をして、世界に大きな影響を与えてきたことをくりかえし実証してきました。
 使徒2章1~6節には、「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。……」とあります。ペンテコステ(五旬節)の日の経験は、初代の弟子たちを決定的に変えてしまうものでした。おくびょうな弟子たちが大胆に、みじめに打ちひしがれていた弟子たちが輝くばかりの勝利の生活へと変えられたのです。この弟子たちが当時の強大なローマ帝国をさえくつがえす原動力となりました。
 現代においても聖霊こそ勝利の秘訣です。聖書を通して語りかけられる聖霊のみ声に聞き従い、、聖霊の超自然的な力をいただくことができます。その秘訣は祈りです。
 ペンテコステの前10日間、エルサレムの2階の部屋で120人の人々が熱心に祈っていた時に、聖霊が降って弟子たちが力強くキリストの証人となり、教会が誕生しました。現代の教会の力不足は、端的に申しますと、祈祷の力の不足です。私はキリスト者となって50年近く(1961年12月24日受洗)なりますが、今日まで喜びと感謝と希望をもってこられたのは、皆様方の祈りの支援はもちろんですが、祈祷を重視してきたからだと思います。教会の皆様方も、もし力不足を感じておられますならば、もっと祈祷会を重視しては如何でしょうか。きっと貴方の信仰生活は変革されます。シャローム。