2010/2/28 週報メッセージ

   キリスト者生活の出発点
                                   朝位 真士
 最近、教会に求道者(未だ信仰していない者)の方が何人か、毎週礼
拝に出席されています。そこで、信者ももう一度信仰の原点に帰ってみ
たいと思います。
 何を信じたらクリスチャンになるのか。一般的に考えられている道徳
教や自己修養というイメージで測れないことは、これまでの聖書の主張
から確かです。また、聖書の膨大な真理をすべて学習し、それをみな信
じなければクリスチャンになれないのかというとそうではありません。
クリスチャンの道には「出発点の信仰」というものがあります。キリス
トご自身や使徒たちが最も大事なこととして伝えた、これだけは信じて
クリスチャン生活を始めるのだという基本的な信仰があります。
 それは、天地の創造主である唯一の真の神を信じ、その神の前に自分
の罪を認めて悔い改め、イエス・キリストが十字架のあがないと復活に
より救いの働きを全うされた、自分の罪と死からの救い主であることを
信じることです。それによって初めてクリスチャンとしての歩みを一歩
踏み出すことになるのです。これはまた一言で、「キリストの福音を信
じる」とか「受け入れる」とか言います。福音とは、喜びの知らせであ
り、救い主キリストの働きをいいます。
次回はこの続きを記します。