写真:K/Kさん提供2013年クリスマスイブを御一緒に
写真:K/Kさん提供
写真:K/Kさん提供 2013年クリスマスを迎えて
朝位 真士
「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。この名は、『神は我々と共におられる』という意味である。」(マタイ1章23節)2013年度のクリスマスを迎えることができて感謝します。
アドヴェントの4本のローソクが点灯しました。1本目は「希望」を、2本目は「ゆるし」を、3本目は「喜び」を、4本目は「神の愛」を表します。クリスマスの3Lがあります。①ライトー光。②ライフー命。③ラブー神の愛。またキリスト教信仰には4つの柱があると言われます。①創造信仰。②インマヌエル(神は我々と共におられる)の信仰。③十字架の信仰。④復活の信仰。教団のP牧師がクリスマス・メッセージで語っておられたことが私の心に強くとどまりました。
2013年12月24日を迎えると、私は信仰をもって52年になります。高校生の時、友人の誘いによって初めて九州の教会に導かれて、洗礼を受けました。私を導いてくれて友人は、今は天国に行っています。しかし、彼の子供たちも信仰をもち、父の遺志を継承していることは何と素晴らしいことでしょうか。「はっきり言っておく。1粒の麦は、地に落ちて死ななければ、1粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。」(ヨハネ12章24節)「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」(使徒16章31節)
今年は私の知人が4人召天されました。3人の牧師と1人の親類です。世の終わりが近づいてきている今頃です。このクリスマス・シーズンに教会に来られて、救い主の降誕の意味を聞いて、信じて、信仰の決断をなさいませんか。私共は皆様方のご来場を心よりお祈りして、お待ちいたします。
クリスマスを前にして
朝位 真士
アドヴェントの第2週に入りました。アドヴェントとは「来臨」「待望」の意味で、主イエスが神の子として人間となられたクリスマスを迎える心の準備をするとともに、再臨の準備の時ともされています。この時期のクリスマス諸集会などをお知らせします。
本日午後2時から、こどもクリスマス会があります。現在、毎週数人のこどもと保護者の方が出席してくださっています。今日のお話はA姉です。ミッション・スクールの中高教師として教えている、やさしい2児のママです。乞うご期待です。
12月15日(日)は、クリスマス・チャペルコンサートで、ボーマン先生・ルリ子先生によるチェロ演奏とメッセージがあります。今年で15回目となります。先生方のためにお祈りし、期待いたしましょう。
12月22日(日)は、クリスマス礼拝と祝会です。説教は私です。高校時代に受洗して今年で52回目のクリスマスを迎えようとしています。祝会の司会はM兄です。楽しい一時をもちたいと祈っています。
クリスマス・イヴ集会は12月24日(火)午後7時より。説教は後藤神学生(3年生)です。音楽のゲストとして、プロのジャズメン高田光比古トリオをお迎えします。ジャズ音楽でクリスマスソングなどを聴かせていただきます。期待しましょう。一人でも多くの方が出席するようにお祈りください。
元旦礼拝は1月1日(水)午前11時より。説教は私です。今年は教会創立90周年を迎え、記念誌を発行することを企画しています。お祈りと同時に、90年間に教会に関係された方々の文章や写真を集めようとしています。
最後に年末・年始の諸集会が一つひとつ祝されるようにお祈りください。
先週の説教要旨
朝位 真士
先週はルカ17章1~10節を通して「赦し・信仰・奉仕」という題で語った。
まず第一に赦しについて1~4節で語っている。「1日に7回あなたに対して罪を犯しても、7回『悔い改めます』と言ってあなたのところに来るなら、赦してやりなさい」(4節)とある。赦しの3原則としてICU学長であった鵜飼先生のことばを引用した。①理解することー人の行動にはいつも理由がある。人を非難する前に、その人を理解しようと努めれば、赦すことも容易になる。②忘れることー「赦すことのできる人間は偉大であるが、忘れることのできる人間は崇高である」とブリッシェスは語った。③愛することークリスチャンのアガペーは、相手が自分にどんな事をしてもただ相手の最大の利益の他何も求めないのである。宗教の教えの中では「赦し」ということが最も大切であると信じている」と語っている。
第二は信仰で、5~6節に「もしあなたがたにからし種1粒ほどの信仰があれば、この桑の木に、『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言うことを聞くであろう」とある。「信仰があって神にだけ期待しているのであれば、奇跡を求めることをせず、神の国の到来のために必要なすべてのことをしてさえおればよいのである」とS・G・デフラークは語っている。
第三は奉仕で、7~10節に「『わたしどもは取るに足りない僕です。しなければならないことをしただけです』と言いなさい」とある。奉仕はクリスチャンとして当然の働きである。奉仕(祈り、教会出席、宣教、様々な奉仕活動)は信仰者の義務として当然である。奉仕されない方は、信仰の成長が未熟である。
「このたとえの目的は、神が私たちに属する一切を御自身のものとして主張され、私たちの身も働きも全面的に支配しておられることを示すことだ。」(カルヴァン)
写真:K/Kさん提供 ホ群信徒・教師共同セミナーに出席して
朝位 真士
11月4~6日迄、市川サンシティで開催され、「今こそ、神の福音の時」ー語り尽くそう、ホ群の伝道と教会形成ーというテーマのもとに、全国から信徒・教職が百名以上出席した。1日目、開会礼拝、司会貴村師、説教潮師。主題講演、司会秋山兄、講師原田彰久師。聖会Ⅰ、司会川崎師、説教滝口師、証し森下貴史師。2日目、伝道協議会、パネルディスカッション。聖会Ⅱ、司会山田師、説教田中師、賛美立証中西師。3日目、全体協議会。閉会礼拝、司会山本師、説教村上師。
主題講演の講師、原田彰久師(宮崎清水町教会)は、「ホーリネスの群における教会形成」という主題で、丁寧なレジュメにそって、ヘブル4章14~16節から、ホーリネスの群の伝道を教会形成の視点から考えた。ホーリネスの群における職制上の課題として、①教会政治が変化している、②変化への対応に課題があった、③教会政治おける提言について語られた。また、ホーリネスの群の信仰上の課題として、①聖書信仰の意味を明確にする、②四重の福音の再定義を挙げられた。今後、信仰と職制の両面でホーリネスの群のリニューアルが求められている。
聖会Ⅰ・Ⅱの中で、地方で長く牧会伝道をしておられる中堅の先生方のメッセージを聞くことができた。地味ではあるが、確信に満ちたものであった。パネルディスカッションでは5人の方々の話を聞いた。大変具体的な内容であり、現場における生の声を聞かせていただいた。特に地方教会における人的・金銭的困難さについては、具体的な資料を通して、新しい祈りのテーマが与えられた。自分がいかに恵まれた環境に置かれているかということに感謝し、困難の中で戦っておられる教会の先生方、教会員の方々のために密室での具体的な祈りの課題が示された。ハレルヤ!!
感動の洗礼式
朝位 真士
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」(使徒16・31)
先日(10月27日)一人の青年が受洗する祝福を得た。彼は19歳の時地方から単身上京し、働きながら国家試験にチャレンジしている。小さい時、キリスト教系の幼稚園で福音を聞き、幼児洗礼を受け、家族全員が救いに与っている。1年数ヶ月前、お母様と一緒に私共の教会を訪問され、それ以来忠実に礼拝を守り、夜の祈祷会にも時々出席されている。彼が洗礼を受けたいと自分から語られて以来、毎日彼のためにお祈りをしてきたが、洗礼間近になり彼のお父様が病気になり、緊急手術入院となった。今も入院されているが、多くの方々の祈りによって経過良好で近々退院という吉報に接し、主の御名を崇めた。
洗礼式当日、彼のお母様が故郷より上京された。彼女は教会の忠実な信徒・役員として良き奉仕をされている方で、お会いして本当に素晴らしいクリスチャン家族だということを感じた。忠実に教会生活をされ、教会の中心的な存在として良き証しをされているご様子で、御名を崇めた。
私も地方教会に19年間いて、地方でクリスチャンとして証しの生活を送ることは大変なことであるということを感じた。ご家族が本当に心を合わせて兄の洗礼式が実現したことを思う。まだ生まれたばかりの神の子供であるが、これからも教会全体で祈り、愛の交わりを通してキリスト共同体の一員として成長されることを願う。彼がやがて誰かを導くことのできる大人の信徒として成長されることを祈っていただきたい。
また新しい魂が導かれることを祈り、神に祈りつつ栄光を帰したい!!