榊原紀惠子 のすべての投稿
2013/1/13 週報メッセージ
朝位 真士
「すべての人との平和を、また聖なる生活を追い求めなさい。聖なる生活を抜きにして、だれも主を見ることはできません。」(ヘブライ12・14)
ウェスレーと中田重治のホーリネス・スピリット何かというと、三つあるとS校長が語られた。①神に従うこと。つまり聖書の言葉に従うこと。②ホーリネス(聖)。神の聖さを追求する。③失われた魂に対する情熱、伝道の情熱。つまり愛による情熱である。
アメリカの心理学者であるアルバート・マレービアン博士は、人が他人から受ける情報(感情の態度)の割合について次のような実験結果を発表している。①顔の表情(55%)。②声の質(高低)、大きさ、テンポ(38%)。③話す言葉の内容(7%)。
『韓国はなぜキリスト教国になったのか』(鈴木崇巨著)についての前教団議長・青山学院長の山北宣久先生の書評が非常に心にとどまったので転記したい。「日本の教会の不振は神学や方法論の問題ではなく、熱き祈りからくる霊的喜び、家族・親戚による伝道という身近にして具体的な実践の不足が原因であり、そのことは私たちに悔い改めを促す。」(『信徒の友』 2013年1月号)
私は前期の文を通して、2013年はホーリネス信仰の原点と救霊に対する情熱を聖霊によって与えていただきたいと、切に神に求めるものである。桜ヶ丘教会の役員、信徒、求道者の方々が、ホーリネス教会のメンバーとして、どなたかの救いのために祈っていただきたいと、切に願うものである。
2013/1/6 週報メッセージ
すべての人との平和と聖なる生活
朝位 真士
2013年度にはヘブライ12章14節の「すべての人との平和を、また聖なる生活を追い求めなさい」という聖句が与えられた。信仰生活において、霊的力が十分発揮されず疲れてしまう場合、人間関係がうまくいっていないことがある。だからすべての人と平和に過ごすことが大切で、それを追い求めるようにと勧められている。
どうしても赦すことのできない人とどこかでばったり顔を合わせた時、本当の自由も喜びもない。いつも自由でいられるために、すべての人と和解をしておく必要がある。これには聖霊の力をいただく必要がある。基本的なことだが、まず1日1回聖書を読む(アパルームや信徒の友、マナ等の日課を毎日読む)。祈りをする(密室の祈り、集会出席)。キリスト者との交わりをする。教会の中で、自分にできることをする(礼拝出席、献金、会堂清掃、賜物を生かす)。これらはキリスト者として基本的な要素である。何事を行うにしても基本法則は大切なことである。信仰がマンネリ化しない秘訣である。
私は1961年12月24日に受洗して五二年目を迎えた。もちろん今までいろいろな悩みや試練や戦いがあった。しかしいつもインマヌエルの神、全能の神、聖霊の神が主イエス・キリストを通して、すべての問題に解決を与えてくださった。
「実に、神の御心は、あなたがたが聖なる者となることです。」(Ⅰテサ4・3)
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることである。」(Ⅰテサ5・16~18)
平和と聖なる生活を求めていこう。
新年おめでとうございます
2013/1/1 週報メッセージ
2013年を迎えて
朝位 真士
2013年を迎えた。本年に与えられた御言葉は、「すべての人との平和を、また聖なる生活を追い求めなさい。聖なる生活を抜きにして、だれも主を見ることはできません。」(ヘブライ12・14)である。
「すべての人」は、まず教会内部のすべての人のように思われる。ここで問題になっているのは「信仰の弱い者」で、それは教会内部の兄弟姉妹のことであろう。教会内部の不和によって信仰の弱いものをキリストから離れさせることが多いからである。今日もこの事実に変わりはない。
聖書における平和は二つの意味をもっている。第一は人間が持つことのできる最大の幸福、最高の善である。箴言を見ると、「わが子よ、わたしの教えを忘れるな。わたしの戒めを心に納めよ。そうすれば、命の年月、生涯の日々は増し、平和が与えられるであろう」(3・1~2)とある。ヘブライ人への手紙で言われているのはこの「平和」である。
第二に、平和は人と人との正しい関係を意味している。平和とは、憎しみがなく、互いに他者の益のみを図り、愛と赦しと奉仕によって相互に結ばれている状態である。当時の人々は相次ぐ迫害と圧迫の中にあって、何よりもこの平和を必要としていたのであろう。聖書は平和を維持しなさいとは言わず、「追い求めなさい」と言っている。平和は偶然に生まれるものではなく、努力と訓練を通して生み出されるものであることを教えるために言ったのであろう。
「また聖なる生活を追い求めなさい。聖なる生活を抜きにして、だれも主を見ることはできません。」クリスチャンはこの世にあるが、この世の人とは一線を画すのである。クリスチャンの規準、行動、理想、報酬、目標はこの世の人とは異なっている。実は、私たちの日々の歩みはそれら一つひとつの徹底化の過程であると言える。この聖化を「神の御前に出る準備」として受け止めたいものである。
2012/12/30 週報メッセージ
2012年をふり返って
朝位 真士
「すべての国よ、主を賛美せよ。/すべての民よ、主をほめたたえよ。/主の慈しみとまことはとこしえに/
わたしたちを超えて力強い。ハレルヤ。」(詩編117)
今年は年の始めから、4名の方々が召天された。一人目は1月14日、元NHKアナウンサーのAさん。二人目は44月2日、K姉。婦人会のメンバーで、長年教会の忠実な信徒であった。召天される前週の礼拝には、喜びをもって来られた。「また来週お会いしましょう」という声が耳に残っている。三人目はI姉のご主人。6月3日に静かに召天された。四人目はK姉で、7月1日召天された。桜ヶ丘教会が献堂された写真を見て転会された姉であった。
教会では6月23日、バスツアーを実施した。星野富弘美術館見学である。30名の参加者で楽しい一時であった。4月8日のイースターではI姉が受洗された。私共が赴任してから長い求道生活をされて、ご本人が信仰の決断をされた。個人的には九州時代の関係者の方である。11月18日(日)午後1時半より4時まで、東日本大震災復興支援バザーを開催。教会員、求道者の枠を超えて全員の協力で開催した。収益金全額の108,806円を東日本大震災救援募金として教団に送金した。ご協力くださったすべての人々に感謝したいと思う。12月23日クリスマス礼拝ではM兄の転入会式があった。翌日のクリスマスイブ集会の前に桜上水駅前でキャロリングをした。集会では神学生のメッセージ、設計士H氏のイタリア・カンツォーネ独唱、Y姉のピアノ独奏があった。またS姉の軽食の準備とおもてなし。イブに10名近くの近所の方々が来られたことは、今までにない神の大きな祝福であった。ハレルヤ!!
クリスマスおめでとうございます
2012/12/23 週報メッセージ
私のクリスマス
朝位 真士
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3・16)
私は1961年、18歳、高校3年生のクリスマス礼拝で、教団北九州復興教会の山中日出刃牧師によって受洗した。今年で51年目になった。コヘレト12章1節に「青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。『年を重ねることに喜びはない』と言う年齢にならないうちに」とある。高校を出て、商社に9年間勤務し、1971年に神学校入学し、1975年に卒業した。母教会で19年間奉仕をして、1994年桜ヶ丘教会に家族4人で転任し、今日まで主の祝福とお守りのうちに日々を過ごしている。
先日私の奉仕している女子少年院のクリスマス集会に、3人の牧師と行った。女子少年と職員全員で数十名の参加者がおり、その中でキリスト教のメッセージを語ることができた。短い時間であったが、大胆にクリスマス・メッセージを語った。通常は月1回、教養講話の授業で、約1時間キリスト教的精神講話を三十数名の収容生と職員に語っている。
「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ、主キリストです。」(ルカ2章8~11節)
このクリスマスの時期に一人でも多くの人々が教会の集会に出席されて、本当のクリスマスを経験して新しい人生のスタートをきっていただきたいと、一人のクリスチャンとして祈る次第である。
神に栄光があるように!!
2012/12/16 週報メッセージ
クリスマスを前にして
朝位 真士
アドヴェントの時期となりました。このアドベントとは「来臨」の意味で、主イエスの受肉された降誕を迎える心の準備をするとともに、再臨の準備の時ともされています。この時期のクリスマス諸集会をお知らせしたいと思います。
本日16日(日)午後2時から、こどもクリスマス会があります。現在、毎週数人のこどもと保護者の方が参加してくださっています。今日のお話はA姉です。現在中高の教師として学校で教えています。やさしい2児のママです。乞うご期待です。
12月23日(日)はクリスマス礼拝です。説教は私です。高校生時代に受洗し、今年で51年目のクリスマスを迎えようとしています。祝会の司会はK兄親子です。楽しい祝会の一時をもちたいと祈っています。
クリスマス・イブ集会は12月24日(月・祝)午後6時半より行われます。キャンドル・サービスのメッセージはN神学生です。ご主人も神学校4年生で、夫婦で献身生活をしています。大変な試練を経験しましたが、明るく、心遣いの行き届いた神学生です。メッセージがきっと心の奥底に届くと信じています。2部として、聖歌隊合唱、Y姉のピアノ独奏、当教会を設計したHさんのイタリア・カンツォーネ。趣味が高じて本格的にカンツォーネを習得された方です。乞うご期待。
最近特伝や諸集会に新しい方が来られています。特に外国人の方が来られていることは大変感謝です。小さな教会ですが、愛の共同体として愛し合い仕え合い、一人一人を大切にしていきましょう。キリストの心を心として、主のご降誕をお祝いしましょう。
2012/12/9 週報メッセージ
朝位 真士
「福音のためなら、わたしはどんなことでもします。それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。」
今年もバザーを11月18日(日)午後1時30分から4時頃まで開催することができました。このバザーの目的は、
今回のバザーで私はいくつかのことを感じました。①教会員の方々が積極的にこの目標のために働かれたこと。②地域の方々や求道者の方々も協力・参加してくださったこと。③短時間の準備ではありましたが、本当に手際よく、まとまって開催できたこと。④いろいろな物品が備えらたこと。ただし使用不能な物も混じっていました。
また教会関係者の方々の素晴らしい能力を改めて認識しました。これを今後の教会形成に役立てていただきたいと思います。教会は神の家族、共同体です。お互いに助け合い、励まし合い、祈り合っていきましょう。