朝位 真士
日本キリスト教団の「信徒必携」の76~79頁には、献金について記載されています。
信仰の応答は、わたしたちの全存在と全生活をささげることにおいてあらわさねばならない。その具体的なあ
らわれの一つが献金である。旧約聖書にもしるされているが、今でも農漁村などでは収穫物の一部をささげる
ところがある。しかし献金による場合は、間接に労力をささげることである。信徒の生活のすべては神から与
えられたものだから、これを神にお返ししなければならない。だから収入の全部を自分ひとりのために使うの
ではない。それゆえ、献金は残りをささげるという考え方や、いわゆる会費であってはならない。それは、第
一に感謝の心でささげること。第二には奉仕の精神で教会に協力すること。第三には、自分の分に応じて教
のとなりたい(ルカ21・1~4、マラキ3・8~10)。Ⅱコリント8章~9章を参照。献金には、礼拝献金、特別献