榊原紀惠子 のすべての投稿
2014/5/4 週報メッセージ
国家晩餐祈祷会に招待されて
朝位 真士
「すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。」(Ⅰテモテ2章1節)
私は4月25日、京王プラザホテル5階コンコードの間に約330名の方々が集まった国家晩餐祈祷会に、青山朝祷会の方のご厚意により招待された。席上献金はさせていただいたが、1万5千円の会費は無料で招待してくださった。
プログラムは、賛美ベアンテ・ボーマン(チェロ)・ルリ子、開会祈祷池長潤(カトリック大阪大司教)、特別祈祷大川従道(大和カルバリーチャペル牧師)、賛美オクサーナ・ステパニュック(ソプラノ)・又吉秀樹(テノール)・比留間千里(ピアノ)、メッセージ「願い、祈り、とりなし、感謝」(財)沖縄協会理事、昭和女子大学名誉教授川平朝清、代表祈祷山北宣久・五十嵐義隆・石橋秀雄ほか数名、会衆賛美、祝祷尾山令二。
以上簡単なプログラム説明であるが、内容は大変濃密であった。クリスチャンがこんなに多く、海外から、国内から集合して、美しい音楽とメッセージを聴き、祈祷がささげられたことに感激した。ディナーも大変美味しくいただいた。現代社会における様々な問題や課題の中にあって、まず主にある兄弟姉妹が一堂に会して祈り、賛美し、交わり、食事を共にするというキリスト教信仰の基本を教えていただいた。様々な方々と言語・風俗習慣を超えて主イエス・キリストを中心として交わる時間は、まさしく天国の晩餐会のようであった。午後六時から九時過ぎまでの会であったが、本当に一瞬の時であり、クリスチャンでよかったと感じた一時であった。
皆様のご厚意を心より感謝しつつ、主なる神、主イエス・キリスト、聖霊なる神へ心から感謝したい。
2014/4/20 週報メッセージ
朝位 真士
2014年4月8日(火)、東京聖書学校の入学式にフミ子師と共に出
席させていただいた。司会、西海満希子師、説教、島隆三師(校長)、奏
楽、朝位フミ子師で、二人の新入生(この時点で)が入学された。
島師はイザヤ43章19節「身よ、新しいことをわたしは行う。今や、
(教派を超えて愛していく)、⑤若い神学生ー学問的敬虔を目的として
の教育、⑥ただ教える目的ではなく、信仰を高めるように、そして大事
には一致、小事には自由、すべての事に愛を持つ。(Ⅱ)リバイバル運動
ー信仰復興運動。中田重治師やホーリネスの指導者は19世紀リバイバ
ルを経験した。小原十三司師も大正8年、信州のリバイバルを経験し
た。ホーリネスの群、東京聖書学校もこの二つ、17世紀ドイツ敬虔主義
今回入学した二人の男女は、共に中年を超えているが、本当に初々し
い入学者であった。ぜひこの二人のために祈って欲しい。
2014/4/13 週報メッセージ
朝位 真士
四旬節が、灰の水曜日(3月5日)から復活祭(4月20日)までの
主日を除いた40日間であり、この40の数字は、ノアの洪水の日数、
イスラエルの民がシナイの荒野をさまよった年数、エリヤが断食した日
数、シナイ山においてモーセが断食した日数、イエスが荒野で断食をし
た日数であり、主の受難(十字架の死)による勝利と復活を待望させる
のです。(『クリスチャン生活事典』より引用)
今日は棕櫚の聖日であり、受難週に入る主日で、エルサレムに入城す
る主(マタイ21・1~11)の凱旋を喜びます。今週の木曜日(4月17日)
イースターはキリストの復活を記念する日であり、325年のニカヤ会議
2014年4月最初の礼拝
2014/4/6 週報メッセージ
朝位 真士
ホ群年会が4月1日~3日まで東京聖書学校および越谷コミュニティ
センターで開催された。今回の主題は「今こそ、神の信仰に立つ」(マ
ルコ11章22~23節)で、副題は「ホ群結成70周年(2016年)に向け
1日目、開会礼拝(説教大友師、司会佐久間兄)、レセプション、聖会
Ⅰ(説教久多良木師、司会西海師、立証ベルトラン文子師)。2日目、事
務会Ⅰ・Ⅱ、追悼式(潮師)、後援会、派遣式(ホ群委員長村上師、司会
深谷師)。この派遣式では18名の教師が12教会へ転任・赴任した。
新卒・中堅・ベテランと多種多様な教師の移動であった。
聖会Ⅱでの村上委員長のメッセージが心に強く残った。聖書マルコ
で3つのことを語られた。信仰はもともと神のものと語り、自分の信仰
やきよめが物事の土台ではなく、神様の側のすべての土台に立脚し、安
心して教会に仕え、神の栄光を表すべく喜びと感謝のうちに主の業に専
念できたらと示されている。そして、「この山」に向かい、「『立ち上
がって、海に飛び込め』と言い、少しも疑わず、なると信じるならば、
そのとおりになる。」「この山」は自分自身の問題である。信じて祈る
ならば、「勝利」と「感謝」と「平安」が与えられる。
3日目も無事に終わり、私にとって記念すべき年会であったと神に感
謝した。
2014/3/30 週報メッセージ
後藤 真英
まず、この2013年度に、桜ヶ丘教会で奉仕させて頂き何より、桜ヶ丘教会90周年という時に、派遣神学生となれたことはとても幸せなものだなと思わされました。
桜ヶ丘教会の出来事で、特に思わされたのは、色々と外に出かけて交わりがあったことです(福島・深大寺・葛西臨海公園)。その中で特に、10月の福島へのバスツアー。福島第一聖書バプテスト教会に行くことが出来、八重の関係を周ることが出来た事や、バスでの朝位先生や兄弟姉妹との交わりと、朝6時~夜10時までがあっという間のひと時でした。
その中でわたしは、大きな恵みを頂きました。わたしは一番後ろの席に座っていました。バスの時間が長かったので、行きの途中から聖書を読んでいました。まず、ミカ書を読みました。ここは、あまり深く読んだことがなかったところでした。しかし、その時読み続けていたら、これはイエス様のことをあらわしていると思わされました。次に、新約はエフェソを読んだのですが、2章5節を読んだ時、「私は恵みによって救われたのだ。」と確信しました。また、こんな私を神様は愛し救ってくれた、という恵みを頂いたことに涙が出ました。また、読み続け、古い生き方から、新しい生き方になることも、これからの生涯妻を愛するということも、「神の武具を着けること」も、すべて神様の恵みによって救われているという確信があるからこそできるのだと分かり涙が止まりませんでした。
最後に、私から言いたいことは一つです。是非、聖書を読んでください。わたしも時間をとるのは正直難しい時が多いですが、読むときと、読まない時での、心の状態が全然違います。断然、聖書を読んだ時の方が良いです。聖書は、私たちの食事と一緒です。その日その日に必要な言葉を神様は与えてくださいます。
これからの桜ヶ丘教会のためにお祈りしています。1年間ありがとうございました。
2014/3/23 週報メッセージ
最近思うこと
朝位 真士
「よく聞きなさい。『今日か明日、これこれの町へ行って1年間滞在し、商売をして金もうけをしよう』という人たち。あなたがたには自分の命がどうなるか、明日のことは分からないからです。あなたがたは、わずかの間現れて、やがて消えて行く霧にすぎません。むしろ、あなたがたは、『主の御心であれば、生き永らえて、あのことやこのことをしよう』と言うべきです。」(ヤコブ4章13~15節)
年末年始から今日まで、私の親しい方が数人召天された。つい最近は、3月14日に桜ヶ丘教会のA兄が召天された。彼の家族と私共には深い関係があり、奥様のR姉の葬儀の御用をさせていただき、子供二人の結婚式の司式をさせていただいた。彼は絶えず明るい性格で、何事も前向きに考えるタイプであり、私共の会堂建設の時、役員として尽力した一人である。当時は、土地探し、新会堂建設、ローン組み(銀行より1億数千万円借入)、旧会堂(マンション3件)売却に大変苦労した。周辺の方々の反対で、建築工事が契約後1年延期された。ローン返済計画にも大変な誤算であった。しかし「人の心には多くの計らいがある。主の御旨のみが実現する。」(箴19・21)、「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」(ローマ8・28)にあるように神の最善がなされて、ローン返済も完了した。
創立91年に向かって教会が少しずつ前進している最中に、一人の兄弟は静かに天国へ旅立った。御遺族の上に神の慰めと祝福を祈ると同時に、私も主の御前に出る備えをしたいと思う今日この頃である。
2014/3/16 週報メッセージ
朝位 真士
次に、特別賛美の歌手、バンドゥーラ奏者、オクサーナ・ステパニュックさん。美しい賛美と証しに心が洗われた。姉はウクライナ出身で、バンドゥーラ(ウクライナ民族楽器)奏者で、10歳の時チェルノブイリ原発汚染に被曝された。他国の人々の援助協力を得て元気になり、日本で賛美を通して10年間キリストを証しされている。
この集会を通して、東日本大震災による死者1万5884人、行方不明者2633人、震災関連死1660人、避難者数26万7419人、仮設住宅10万4050戸(朝位新聞記載)の事を忘れてはならないと思った。またこの出来事を風化させてはならない。折しも3月5日よりレント(受難節)に入った。4月20日のイースター(復活節)に向けて、主イエスの御受難の苦しみを覚えつつ、東日本大震災の物心両面の復興を心より願うものである。